投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
地上12mの松の枝に首吊り死体が!
遺されていたのは「ηなのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り死体が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年前の飛行機事故の原因を知らされる。「Φ」「θ」「τ」「ε」「λ」と続いてきた一連の事件と天才・真賀田四季との関連は証明されるのか?
Gシリーズ第6弾。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
殺人の内容は、密室だからとかじゃないけど 最後の方でそういう理由だったのかって納得できる。
紅子さんとか、保呂草さんとか真鍋くんとかいろんなシリーズのキャラ出てきて頭ん中混乱した
西之園さんにとって分岐点というか、それぞれの章の終わり方がっ好きだった
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2008年12月23日開始
2008年12月28日読了
Gシリーズ6冊目。「ミステリ」的な要素はほとんど無い。
S&Mシリーズからずっと読み続けている読者には面白いんだろうけど、
この作品単体で読んで面白いと思える人はいるんだろうか?
Gシリーズすべての作品に言えることなんだけど。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
・首吊り自殺
・お久しぶりですラブちゃんです
・萌絵の決着
とりあえずS&M関連はこれでおしまいなのかな?
次のシリーズには見当たらなかったけど……
もしそうなのだとしたらちょっとがっかりだ。
「いつ入れ替わった?」の時の盛り上がりはなんだったの?
そしていつまで四季万歳は続くんだろう。次のシリーズは読まないかもしれない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
Gシリーズ第6弾。C大の非常勤数学講師・深川が発見したのは、12メートルの高さの松の枝にぶら下がる首吊り死体。そこには“ηなのに夢のよう”と書かれたメッセージが。また一連の集団自殺なのか?これまでのS&M、Vシリーズは、一巻ずつ別の事件が起きて、都度、謎が解けて一件落着してきた。だがGシリーズは第6弾まで読んできて、ますます謎が深まるばかり。
事件だけが起こって、登場人物たちが『死とは何か』と論じて真賀田四季と関係ある事件なの?どうなの??と訝って・・その状態が第6弾までずっと継続している。
しかし、森作品に対しては、そもそも登場人物に魅力を感じて読んでいる部分が多いのでまあ良しとしよう。
ラブちゃんと金子君は良かったね。久しぶりに紅子さん登場!萌絵との会話が・・なんかいい。もっと二人の会話が聞きたいものだ。
椙田と赤柳の会話もひっかかる。赤柳って何者なんだろう。そして、トーマ・・・ところで、当初は山吹、加部谷、海月が主人公であったはずなのに、いつの間にかやっぱり西之園が主人公になっているような気がするのだが。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
図書館
大好きな森博嗣さんです。
息子に買いたかったのになんで借りて来るんだと怒られた。
彼は森さんの本のファンですが、購入して大事にとっておく(所有する)のが趣味なのです。
私は娯楽的な読み物は、できれば図書館で借りてしまいたいのですが。
彼のような人間が出版業界を支えているんだな。
でも最近蔵書が増えすぎて、本棚争いが起こりつつあります。また背表紙が日に焼けるのを嫌がっていて、ちょっと・・・。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
作者買い。
シリーズ同士がくっつきだして、時間軸とかも徐々にリンクしてきて
それぞれの本が計画の元に大きな枠の中で書かれてるところがすごい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
トーマ。
そういう名前の、シリーズに何度も出てきていた面白い癖を持つ犬が居た。
ミステリが始まると、気配を察したように、現れなくなる。単に自宅の描写が減るから、というのもあるかもしれない。
だけど、ギリシャ文字シリーズのもやもやした読後感よりも、彼を描いたエピローグが深く心に残る。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。
思い出せば、萌絵にシンクロしてしまう。
生と死、アナログとデジタル。対照的なのに同一になる。矛盾だけど矛盾じゃない。
「人間」についてあまりに考えさせられる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今回は謎解きがあるわけではなく、四季が関わるのかを探る公安の沓掛や、それに関わる人物達の紀真嘉島でのやり取り。それ以外にも萌絵の「死」に対する処理を淡々と書いていた感じの作品になっていた。このGシリーズ。最終的には何に行き着くのか…
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ミステリ的には小ネタっちゃ小ネタですが、シリーズ的には、特に恋愛方面においては、転換点になる作品なのかもしれません。
例の人の不気味な気配は一層強く漂っています。
次作に一層期待((o( ̄ー ̄;)o)) ワクワク
それと、久しぶりに金子くんが出てきたのが嬉しかったです(笑)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
Gシリーズ第6作。
ミステリ部分を置き去りにして、物語の広がりや、世界の認識へと向かった感じ。
今後の展開に注目。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
保呂草さんが登場した本だったはず。
あと各務さんとか。
ところで赤柳さんはいったい誰なんだろうか。
気になってしかたがない。
そういえば紅子さんも登場したなぁ。
真賀田研究所の探索で。
どんどん人がつながっていくけど最後はどうなるんだろうか。。。
森先生のことだからうまく徐々につなげてくれるのだろうけど。
首吊りに関しては犯人が分からなかった気がする。
前読んだからあんまり覚えていない・・・
あ!トーマが死んだんだった・・・それがショックだ。
萌絵ちゃんがまたひとつ大人になっていったなぁ。
飛行機事故のことを冷静にとらえられるようになって。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2010/2/8読了
話としてはかなり転換点。
「苛立たしいのも恐ろしいのも寂しいのも、なんとかできる。きっと解決ができる。けれども、悲しみだけは、解決がない。悲しい、というのは解決がない、という意味なのだ」
この文章は、すとん、と心に落ちてきた。あぁ、そうかもなぁと思った。悲しい、という感情にだけ、涙が自然発生的に出るような気がする。他の感情にもそれは伴うのかも知れないけど、解決の手助けを自然に体が助けてくれているのかも知れない。
人間の体の仕組みは本当に興味深い。
死ぬことは特別なことではない、確かにそのとおり。
生まれてきた理由や動機はない、死ぬ理由も事故や病死などの寿命を生き抜いた場合にはない。
自らその命を絶とうとした場合にのみ、理由が発生する。
理由を探して、死を求めるのか。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
S&Mシリーズ、Vシリーズ、女王シリーズ、四季…、+α、その全てがリンクする。
研究者のKの登場。ここでの二人の出会いが、そしてこの会話が、後のあの話へと繋がるのか、とか考えてしまったりして、ドキドキ。本作では、 S.YことHさんも登場するし、S.Vも、そしてさらにはあの人物まで登場する。そして、極めつけはあのエピソード。もう本当、涙が出そうなくらいだった。非常に濃い一冊だったと思う(従来シリーズのファンとしては)。果たしてこの一連のシリーズは一体何処に帰結するのだろう。これから先の展開が気になる。女王シリーズ最終話も、今年中に書いて、そして来年には発行するという話だし。色々と楽しみが蓄積されていく。
しかし、上述したことって、今までのシリーズを読み進めている人しか分からないような気が…。この一冊が森博嗣さん入門という方は、一体どのような感想を抱くのだろう。自分としても、もはや一冊一冊で発生する事件よりも、シリーズの最終的な結末のみしか意識が傾いていない気がするし。この評価も、一冊の作品としての評価、というよりは、シリーズ通しての評価になっている。
(2007年2月読了)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
Gシリーズをここまで読み進めてきたけれど、このシリーズははっきりした結末を描かない傾向にあると感じました。
トリックはおそらくこうだろう、という示唆はあるものの、結果としてどうだったかという部分にはあまり突っ込んでいかない。
けれども、全シリーズを通した根底にあるつながりを意識して書かれているからこその描写なのだとも考えています。
今作は、とくにその傾向が強く、これまでのシリーズとGシリーズのつながりを明確にしつつある作品でした。
シリーズ作品を順番に読んできたので、なんとかすんなりと入ってきましたが、全体像はまだまだ掴みきれません。
それにしても、赤柳さんの正体がわかりません。過去に出て来ている人なのでしょうか??
事件のおもしろさだとか、トリックにうならされるということは残念ながらなかったので、その点ではあまり評価は出来ないのですが、
シリーズのターニングポイントとなる作品であり印象深かったこと、そして久しぶりに出てくる面々に楽しませてもらったので、☆4つです。