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第一章源流
2000年以降ネットの世界で革命が起こっている。日本だとIT革命となんて呼ばれたりしていた。それは2004年にweb2.0という言葉が出てきたように、今までとは異なったビジネスモデルが提唱され、パラダイムシフトが起こったとも言える。web2.0の基本的な考えは全てをオープンにである。
第二章進化
ロングテイルの可能性が取りざたされている。一部の巨大なロングテイルなのか、それとも小さな店が集まってロングテイルをなすのか。
中小企業はチャンスでもあるが、ITリテラシーよりも商圏の壁が立ちふさがっていた。商圏は世界に広がっているのだ。
第三章変化
楽天のビジネスモデルについて書いてある。楽天のようなポータルサイトは、2000年代には成功したが、現在は岐路に立たされているということだ。
第四章融合
Web2.0のこれからの流れの一つは、ソーシャルメディアの台頭がある。ソーシャルとは他人とつながる関係性そのものである。ポータルサイトが曲がり角にある理由は、検索エンジンやSNSから人々が情報を手に入れるようになっていることがある。
SNSやソーシャルゲームは可能性が広がっている。
第五章期待
検索エンジンの可能性について書かれている。現在圧倒的なシェアを持つのはあgoogleだが、それを超えるものが考察されている。
誰かも書いていたが、私は執事や秘書のような検索エンジンが究極になると思う。
第六章鉱脈
日本の検索エンジンの可能性について。グーグルに勝てるのか?グーグルは無料経済というビジネスを確立させた。
第七章進出
無料経済の収益モデルについて。無料経済については、「FREE」(クリスアンダーソン)と「無料ビジネスの時代」(吉本佳生)を読破した。
第八章打破
インターネットの世界ではプロセスの可視化に対する圧力が高い。それによりモラルについての意識が高まる。これからはリスペクトが鍵だと書いている。よい情報はリスペクトされる。それによりアテンションを生み、無料ビジネスにおいてのプロフィットを生むということでまとめている。
この本は、2000年代から台頭したweb2.0について日本を中心に書かれている。具体例は多い。グーグル、アマゾン、楽天、ミクシーなど。ただ2007年の本なので、GREEやMobage、ツイッターやFACEBOOKなどは書かれていない。
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2007年に書かれたこともあって、グーグルの凄さと、当時の日本のITの現場とついて書かれている。
佐々木さん、この当時にソーシャルが流行るって書いてあるけど、今まさにそうなっている。
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買い直して再び読了。アーキテクチャ、インフラの進歩と、社会情勢の変化が絡み合って発達して来たウェブの様相について、さらに興味がわく。
ウェブ関連書籍は、少し古いものでも、当時と現在に大きな変化が感じられて面白い。
当時、先見の明が誰にあったのか。
また、Facebookへ至るオープンで、パブリックなウェブへの指向が垣間見られる。Facebookは現れるべくして受け入れられたのだと。
Facebookやってませんが。
また、しばらくは古いWeb関連書籍を読み続ける予定です。
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5年前に次の時代はSNSってことは分かっていたんだよね。フェイスブックのフェの字も出てこないところが新鮮。明日のことは誰にも分からんちゅうことです。
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今後のインターネットの方向性について書かれた本。「インターネット」という単語よりも今後のシステムやビジネスの方向性を探るというようにもう少し広い目で見ているといった方が正しいかもしれない。
将来のことはまだ分からないので星は3つ。
ただし日本の持つ技術を生かした検索エンジンの開発(これもウェブには限らない)という考え方は面白いと思った。できればこのあたりをもっと深く探ってほしかったと思う。
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んー、ウェブの可能性よりもむしろ危うさ、
IT産業の脆弱さが読後に印象に残りました。
やっぱ、モノをもってる企業で
ウェブを武器として仕事するのが一番だなー、と。
天才・ビルゲイツすら流れに取り残される
ウェブ産業で生き残るのは…果たして。
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佐々木俊尚さんの本ということで期待していたんだけど、やっぱりちょっと古い情報だとダメなんですね。この人はやっぱり報道畑なんだな。
そしてWebの原稿っぽく無駄に引きのばされている感があったんだけど、最後にこれもWeb連載だったということがわかって納得。
リアルタイムで読まないとちょっともったいないというのと、例に上げた企業のいくつかが悲しい末路をたどっているところを見るといろいろ考えさせてしまうわけです。
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プラットフォーム化しつつあるロングテールモデルによるマッチングビジネス
情報大航海時代のUFOキャッチャー
無料経済下における収益モデル
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読むのがあと何年か早ければと。
5年前の作品なので、ちょっと前の情報の感あり。
私も一応ITの世界にいるので、わかるのだが、
大体2年くらいでトレンドが変っていく。
これは他の業種よりペースが断然速いのではないかと思う。
IT業界での2年は他の業界での10年に相当するのかもしれない。
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グーグルの次のモデルとは?
→ポータルサイトの成功要因は、
1.圧倒的な情報量
2.ユーザーによって情報が自己増殖していく仕組み
3.ありとあらゆるポイントで顧客とコンタクトし、注目を集める
サービスの成長は
1.ロングテールにより新たなマッチングが爆発的に起こる
2.マッチングされたものがソーシャライズ、社会化していく
3.マッチングやデータベースがひとつに統合されて極大化していく
リスペクトがアテンションにつながり、アテンションエコノミーは無料経済へつながっていく
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2007年の本ではあるが、かなり面白かった。
web2.0をテーマに、
ウェブの未来を推測している。
様々なウェブを使ったビジネスなども紹介されているので
飽きずに読める。
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web2.0について改めてビジネスフレームにて捉え直し、整理を試みている。
事例も多い代わりに2009年の現在から見ると若干、玉石混交でもあるが進境著しい業界なので止むなしか。
この本がビジネスフレームに提起する課題は、�バーチャルと
リアルのビジネスとの連動性 �web2.0で表出するリアルビジネスの再編成または再定義(web2.0時代における零細店のマッチングビジネスなど) �楽天などポータルサイトの限界
だと感じた。
web2.0をビジネスとして捉えた書が少ない中で貴重である。将来像より2007年1月時点の萌芽ビジネスまでを捉えているが、ビジネスを語るというフレームであれば、将来の部分は他の書に譲っているということでいいと思う。
ビジネスを志向するヒトには良書。
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副題の示すとおり、グーグルの次の世代は、どのモデル(企業)であるのかを探る。ネット上での口コミ(≒ナレッジマネージメント)で個人の情報をどこに落としこむかが、ビジネスの鍵となりそうだ。
自分の情報を売る。アンケートの回答。サンプラーというRMT。サンプル百貨店という例が挙げられている。
「みんなの意見は案外正しい」とい視点がある。垂直統合モデルが解説されている。地主はもうかる。「市場を制覇した後に収穫に入る」ビジネスの「場」を提供したものが収益を上げる仕組みができているようだ。類似な見方から、収穫逓増の法則、皆と同じ⇒デフォルトになるは、ネットの世界で常に起こるものではない。
SNSを利用したマーケティングの本質は人間関係にある(家計図⇒ムラ)クローズド。
利用者がタグ付けすることで、利用価値が上がる。コンテンツorコンテナー?連邦がよさそうだ。ロングテール。例えば音楽で、リアルな世界では、感動(=ライブ)を求めている。
無料配布で皆と同じ デフォルトになる
文字が読めなくても分かる映像 ニコドウ&YouTubu
暗黙知と形式知の明文化。伝達可能にする。
UGD=ユーザージェネレイテッドコンンテンツ
垂直統合=アップル
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読むのが遅かった。反省。C2Cの現在のビジネスに繋がっていて面白かった。とは言え、プラットフォームというデファクトをいかにワールドワイドで作れるか。それは大企業じゃなくてもアイデアさえあればできると夢を持たせてくれた気がします。
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Web2.0の次は3.0なのか・・・
どこまで進むのか。結局我々は踊らされているだけなのか。
一体誰が得をするのか。