紙の本
シリーズ最初
2018/07/31 23:55
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくある大金持ちのお坊ちゃまと側近の話かと思いきや、若干ダークな部分のあるストーリーが、ありきたりさを払しょくしていて思ったより楽しめた。
恋愛部分についてはまぁ王道なんですが。ラストの攻め視点のSSが思わせぶりですが、もうちょっと執着心がほしいところ。
続きを読もう。
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カッチリとしたボディーガードとわがまま御曹司のお話。と書けば普通なんですが、オチが予想外のオチでした。ちょっと最後が怖い感じで終わります。
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べたべたの主従もので終わるのかと思っていたら、ラストがヤンデレちっくで驚いた。って言うか、ホラー?
ハッピーエンドかと思った後にこれは……と思った。
……でも、実は、こういう話は割と好きです。
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明生は小野瀬グループの跡継ぎで、いつもボディガードをかねた番犬が傍に居る。
番犬の名前は高見信矢。
ある日、明生が友人の猛に薬を飲まされてラリってしまったのをきっかけに、明生が信矢にお願いする形で、体を重ねるようになる。
明生は、もうずっと幼い頃から信矢のことが好きだったが、信矢は仕事の一環として相手をしているのに違いなく、主従関係から明生が自分の気持ちを伝えると信矢に断られるはずもなくて、明生は自分の気持ちを伝えることなく体だけの関係を重ねて行く。
そんなある日、明生が誘拐されてしまう。
しかし何故か、誘拐犯は幼い頃に亡くした父親と同じ顔をしていて――!?
という話でした。
何せ、周囲からわがままざんまいにしか見えないであろう明生は、実のところ、信矢以外は何も見えてなくて、でも信矢を縛ってしまったのは自分だから、と全てを諦めて……というか、受け入れて生きている……という感じの子で。
信矢を自分のボディガードにしてしまって、一生を縛ってしまった事をものすごく後悔している……。
だからいつか自分がトップに立てたら、信矢を自由にしてあげようと思っていて……というのが、二人の関係の話。
結局のところ、信矢が自分から望んで、その位置にいるんだ、ということがわかって二人はハッピーエンドなんですが……
実はそっから先が怖かったです。
つか、それが本当だったら「ホラーだよ……」という感じのことがすべてが解決した後に書いてあって、驚愕しました。
検索したら続きがあるみたいだったので、それはそっちできちんと書いてくれそうなので、それを楽しみにしておきます。
全てが解決してからの方が怖い話って初めてです……
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祖父に反抗して遊び回っている明生。何をしても楽しそうではないし、なんでそんな人たちと一緒に…。と言いたくなることも多い。周りへの興味が薄すぎて、警戒心がないのも心配になるし。唯一、信矢といるときは「人間らしく」なるような気がした。
顔に出さなくても信矢が明生のことを大切にしてるのは間違いないし、今後も変わらないだろう。とは思ったけれど、最後を読んで少し怖くなった。それでも、2人の関係は変わらなそうだけど。