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クラスメイトが死に、僕の名前を彫り込んだ金属片と手紙を遺していった。不可解な事件に否応なく巻き込まれていく僕は、自分の記憶がひどく曖昧なことに気づき--記憶と罪の在処を探る、絶対零度の青春ミステリ!!
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とてもいやーな感じの読後感。「森ミステリィの異領域―冷たさと静けさの少年小説。」という帯がすべて。トリックやストーリー自体はよくあるおはなし。ありふれた、残酷な物語。技量のある人なのだから、もっと深淵な筆致で描くこともできたのではないだろうか。
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主人公が高校生…ということころになんでか違和感。あと舞台設定はどこなのか…?
関西弁がちらほら混じってるので気になった。
なんとなく森さんっぽくないような感じがして最初読みにくかったけど最後はよかったなぁ。
08'5'14
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Incombustibles〜淵田は高校2年生。山で遭難して死亡した杉山は小学校1年生時代の同級生だと他人に云われるが,記憶が蘇らない。土に埋められる悪夢は見る。最近死亡した女子も通っていたピアノ教室の奥の蘭のハウスに行くと頭がボーッとしてくる。二度目に訪れた時,高校の先輩であるピアノ教授の奥さんが殺され,杉山が自殺でないと聞いて,ピアノ教授に連れて行かれた三度目には,小学校1年生で誘拐され殺されたじゅんちゃんのことを思い出した。怪しい人物が近付いてきて,あの時と同じように夢中で逃げ,車に乗せられていくのを目撃した,忘れていた小1の同級生の女子の通報で救われた。僕とじゅんちゃんは一緒に誘拐され,殺されそうになったので,思い出したくない思い出として封印されていたのだ。黒幕はピアノ教室教授で,杉山の父が手先,杉山は父の秘密を知って絶望し,その女友達は相談されていたことがばれて殺された〜野性時代に連載されたらしい。怪奇小説風に展開して,殺人の動機は明かさず,種明かしする。名前を書いたプレートが残された。捻りのない英題
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昔読んだとき、寝つつ寝つつだったから苦手かと思ってたけど、さらりと読めた そしておもしろかった 何がかっていうと、本を読むっていうののなかでは、そのときにしかない時間の流れ方っていうのがその本ごとにあったりするものだけど、これは最後のほうに向けてこつこつ、こつこつという時間の流れ方をしてた。解決するというのをピークに書いた本はこういうことなのだな、と普段読んでいるような本との違いをみにしみた だからやっぱりストーリーに重きが置かれがちなので筋が面白い、面白くないで書いていいとおもうけど、筋は面白かった わからないことがわかるってのはやっぱり面白い ドラマってやっぱり面白い そして姫野が心の中では大槻ケンヂに変換されていた
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表紙とタイトルで、ある漢字を思い出してしまったのですが、一切関係なかったです。
森さんの中では、詩的小説って感じ。
思考ロジックかもね。
面白いですし、最後まで読めばタイトルの意味もわかります。(ネタばれ?)
執筆休止でしたっけ?
ちょっと悲しいです。くすん。
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ミステリーだと知らずに読んだので意外な展開ばかりで一気に読めた
綺麗な表紙とは裏腹に
怖かった
「もえない」
あぁ そういう事か と 納得
だけどどこか物足りない
淵田自身もそうだけど
どこか ふわふわ 地に足がついていない感じ
淵田自身については
ストーリーの結末で
その理由が理解できたけど
作品自体は物足りなさを埋めるほどのものがなかったように感じた
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表紙とはまったく正反対の物語。初めて買った森博嗣さんの本でしたが、これがきっかけで他のも読むようになりました。
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神と悪魔の違いが、ただの人間にどうしてわかるだろう。信仰って言うやつは、そこが一番不思議な所だと思う。多分、信じてしまったら、そちらが神様で、もう片方が悪魔になるのだろう。
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あまり森博嗣らしくない作品でした。短編集にありそうな話。でもどちらかというと乙一っぽかったかな。話も高校生が主人公というのが変な感じでした。でもやっぱり展開の仕方がとても上手で、すらすらっと読んでしまった。最後の「名前は燃えない」というフレーズがお気に入り。
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もえない・・「萌えない」しか最初頭に浮かばなかった・・。それにしても、表紙は可愛らしいかんじなのに中身は不気味。温室の静謐さと不気味さが伝わってくる。うち温室苦手なんで。だから「植物の中で、花ほど不気味なものって、ないでしょう?」という言葉に寒気が。可愛らしいはずの表紙も不気味に見えてくる。ミステリとしてはいまいちで、雰囲気を楽しむ小説だと思われます。な〜んか読んだあとしっくりこないっていうか。最初に提示された謎にちゃんとキレイな答えが用意されずになんとなく終わったような。でも、シメの言葉が良かったんで、これでもいいかという気分に。
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最初の理屈っぽさがあんまり好きじゃなかたから
あんまり期待してなかったけど、良かった。
眠りにおちてく感覚の描写がリアルでびっくりした。
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自分の幼い頃の記憶を辿っているかのような感覚を覚える作品。
タイトルのもえないという単語がなんとも心にしみわたる、結構好きな作品。
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装丁買いが成功した一冊。
現実か夢か妄想か狂気かもわかんなくてただただ絶望的、なのにどこまでもひんやりとつめたくてきらきらとした豪奢な砂糖菓子のような。表紙のイメージそのままであった。
冷酷なファンタジーと現実はイコールである。
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鉄は、燃えない。人の骨も、燃えない。残る。
友人というよりは知人という位置づけだった同学年の杉山。彼の葬式から物語りは始まり、雲の上を歩くように不安定な「僕」を辿り記憶がよみがえる。
今までの森ミステリの中で、現代に一番近いストーリーだと感じた。