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紙の本
「きもち」というやっかいなもの
2009/09/18 15:06
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るるる☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の気持をコントロールすることは難しい。
自分の気持を伝えることも難しい。
相手の気持になってみることは更に難しい。
こんな「きもち」というやっかいなものを描いた絵本。
前半は言葉はなく、絵だけで進行する。
友達とおもちゃを取り合って、次の日に返すまでの様子。
おかあさんに手を引かれて、注射を打ちに行く男の子・・。
両親が喧嘩していて、お母さんが台所で一人で泣いている。
それを影でこっそり見ていた子どもは、その晩、海で溺れる怖い夢を見る。
様々な気持が絵から溢れ出ている。
後半2場面のみ言葉があり、
谷川俊太郎の文がダイレクトに心に響く。
「じぶんのきもちと ひとのきもちは ちがう。」
自分に気持があるように人にも気持がある。
人の気持って「想像」するもの。
そんなことに気付かされる。
これはちょっとすごい絵本だな~と思った。
言葉であれこれ説明されるよりも
絵だけで胸がきゅんとなるほどに「きもち」が伝わってくる。
自分を見つめるもう一人の自分になって見ることもできるし、
主人公以外の周りの人の気持を想像しながら見ていくこともできる。
紙の本
わたしの「きもち」がわかりますか
2019/08/25 07:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年の出版界、なかでも絵本の世界の大きなニュースのなかに、福音館書店の「かがくのとも」シリーズが1969年創刊から50年を迎えたことがあります。
「かがくのとも」は子供たちに、見ること、考えること、確かめること、知ることの楽しさを届けてくれる月刊科学絵本です。
谷川俊太郎さんが文を書いて、長新太さんが絵を描いたこの絵本も「かがくのとも」の一冊です。
1978年3月号として刊行されたものです。
科学絵本といっても、教科でいうと理科の分野だけに限りません。
考えることが「科学」ということからすると、この絵本のテーマである「きもち」を考えることはやっぱり「科学」なのだと思います。
そもそも「きもち」でなんでしょう。
辞書で調べると、「物事に接したときに心にいだく感情や考え、心の動き」とあります。
でも、それはひとつではありません。
この絵本でいえば、ケンカして友達からミニカーを取り上げた時の気持ちと捨て猫を見つけた時の気持ちはちがいます。
お父さんとお母さんがケンカしているところを見た気持ちでどうでしょう。
「きもち」という言葉は同じだけど、その中身はまったくちがう。
それに、自分の気持ちとひとの気持ちもちがう。
もし、ひとの「きもち」がのぞけたら、どんなにいいだろう。
そんなことを考えさせられる絵本です。
谷川俊太郎さん文とはなっていますが、ほとんど文字はありません。
文字はなくても、作者の「きもち」がたくさんはいった、科学絵本です。
紙の本
「きもち」について考える
2022/11/05 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
気持ちってとても不思議なものだ。人によって違うし、同じ人間の中にある気持ちだって状況によって変わる。
浮かんでは消える心の中にある様々なきもちを、谷川俊太郎さんの美しい言葉で綴った絵本。子どもたちが自分や友達の気持ちというものについて考えるきっかけになると思う
紙の本
素直な心のあらわれ
2017/08/16 21:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
きもちも、いろいろ。そのきもちに合わせた色も、いろいろ。できれば、明るいきもちのままがいいですよね。
紙の本
ひとのきもちがわかるこに
2016/08/19 22:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとのきもちがわかるこになってほしいものです。
いろいろなひとが、いろいろなきもちがあることが改めて実感できました。