紙の本
子どもと大人
2009/01/31 10:46
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
うち捨てられた寂しい子どもと、タフな庇護者。
主人公たちは、どちらもいい年の大人で、しかもスペシャリストとしてかなり有能な人達なのすが、そんな関係が下地にあるからか、恋愛というよりも、もう少し肉親愛に近いような人間関係の構築のほうがメインに感じられるお話でした。
そういう設定のお話、このジャンルには、わりと多いように思います。読者の側に、そうしたニーズが強いからでしょうか。
それにしてもこのお話に出てくる親戚一同、あまりにも悪辣です。
ぽっと出てきた青年に莫大な遺産を持って行かれそうだからといって、家に押しかけてきて、「いっそ死ね」などと罵りながら、亡くなったばかりの親の位牌を投げつけるというのは、どうなんでしょうか。その上ヤクザを雇いまくって車でひき殺そうとするわ、アパートに火をつけて焼き殺そうとするわ、考えなしにもほどがあります。
読了してつらつらと考えてみるに、この一族、主人公、先代、先々代も含めて、「お子様」度の高い血筋であることは、間違いありません。早く成長してほしいものです。
電子書籍
背伸びした受け
2019/08/13 02:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
受け目線「私」で語られるのが特徴的。
その分、攻めの男らしさがわかりやすかった。
もうちょっと攻めのデレが見られたら、さらに美味しくいただけた。
紙の本
2人の関係ができ違ってから本番w
2017/07/31 18:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の二人の印象はイマイチ掴み所ない感じで萌え鈍ったけど、思わせぶりな受の隠し事描写や、攻が遠慮なくなり始めたあたりから面白くなったです。
終盤は受がとてもかわいく見えて、庇護欲をそそられる攻の気持ちがわかりましたw
攻も実は甘えられたいタイプなのがかわいかったです。
あの包容力で受を甘やかしてくれそう。
投稿元:
レビューを見る
次期社長候補×ボディーガード
受けの主人公の淡々とした性格が読んでいて
小気味よかった(笑)
最後の決断も、我が道を行くという感じでいいですね…
投稿元:
レビューを見る
24時間監視付きで、一人歩きの外出も禁止!
大企業の社長を務める伯父が倒れたことで、跡取り騒動に巻き込まれた平泉。身を危ぶまれた平泉の元に急遽送り込まれたのは、眼光鋭く無口なガードマンの西岡だった。「これからずっとあなたの身を守る」――以来、大きな番犬のように、四六時中平泉に貼り付いて離れない西岡。夜遊び禁止を言い渡されてキレる平泉だけど、「我慢できないなら俺がしてやる」と口で慰められてしまい――!?
★戯言★
久し振りに「私」から始まる作品を読んで違和感があったけど、数頁で慣れたわ。
ボディガードものにしては「劇的にスリリングな展開〜」ではなかったのですが、先が気になる作りでした。
ネタばれすると・・・
平泉が狙われる事数回あるんだけど、主人公の性格の所為か・・淡々と話しは進みます。
淡々とした中で、ガードを欺いて恋人と称した菊地のもとへ・・
この読者も西岡ともども
恋人だと思わされていた菊地の存在。
でもねー西岡の方が先に解ってたんだよね
恋人の割りにやけに会話が硬いな〜とは思ってたけど・・所詮私はその程度さ。。
投稿元:
レビューを見る
[ボディガード×ゲーム会社社長]
この作家さんの作品は初めてでした。
気になってはいたが未読でした。
素晴らしいです。
予想外の展開、
この決して厚くない本でこれらの内容を詰めてくるとは。
面白かったです。
他の作品も読んでみたいと思いました。
****************************
☆あらすじ☆
大企業の社長を務める伯父が倒れたことで、跡取り騒動に巻き込まれた平泉。
身を危ぶまれた平泉の元に急遽送り込まれたのは、眼光鋭く無口なガードマンの西岡だった。
「これからずっとあなたの身を守る」
――以来、大きな番犬のように、四六時中平泉に貼り付いて離れない西岡。
夜遊び禁止を言い渡されてキレる平泉だけど、「我慢できないなら俺がしてやる」と口で慰められてしまい――!?
投稿元:
レビューを見る
24時間監視付きで、一人歩きの外出も禁止!大企業社長の伯父が倒れ、後継者争いに巻き込まれてしまった平泉。ボディガードとして、眼光鋭く無口な西岡に守られることに。窮屈な毎日に辟易する平泉だけど、西岡を出し抜くことはできない。しかも「逃げ出す必要がないほど可愛がってやる」と手を出されて……?有能で忠実なドーベルマンが、飼い主に甘い牙を剥く――
投稿元:
レビューを見る
ボディガード×青年実業家
青年実業家というか、ゲーム会社の社長なのですが。
無くなった母親の実家が金持ちで、母の兄がそれを継いでいるのですが、我関せずで主人公はわが道をいっているんですね。
主人公がいなければ、と実家が命を狙ってくるのでボディガードがつくのですが、主人公は自由にうごけないからと抵抗しまくる、と。
さすが火崎さん、といわんばかりにスピード感がある内容でした。
サスペンスドラマのように人の思惑がぐるぐるしてるので、読んでて楽しいです。
もっと攻めの「本来の姿」で主人公に接する姿が見たかったです。
お仕事中は丁寧な話し方するんだけど、攻めは普通のしゃべり方のほうが魅力的だったので(笑)
挿絵もぴったりでした!
投稿元:
レビューを見る
ボディガードもの結構好きです。
まあ、今回も「秘密の逢瀬のために出し抜かれては困る」とあう理由で主人公の、会社社長で、遺産相続問題に巻き込まれている平泉が、硬派でいかつい目の西岡に口で、されてしまいという流れから始まるのですが…。
結局のところ、平泉は元々ゲイでもなく、秘密の逢瀬の相手は恋人でもなく、ひとりで、このお家問題を、最も良いと思われる方法に落ち着かせたかった、というとこで、ある意味、ボディガードくんは想像で先走りしただけなんだけど、なんですかね。
お互い好きになっちゃったけど、なんかボディガードくんのほうが先に好きになっちゃったぽいところがかわいいです。
あと、この作家さんは、こういう、硬派な事件絡めた話は上手いです。ストーリー展開に無駄がない上に一時間ドラマ見たみたいな爽快感があります。
投稿元:
レビューを見る
ストーリー展開はぶっちゃけお家騒動のなんたらなくだり。
この手に話はあんまり好みではないので…
読んでる感じはそんなにテンション上がらない流れ。
なんだけどなー。
ごめっ…攻めの西岡さんがめちゃくちゃタイプです!
始めはイラストの攻めのビジュアルがすんげー好みだなー。
ぐらいだったんですけど、読み進めて行くうちに好きになった。つーか。惚れた!(笑)
それに受けの平泉さんも女々しくない感じで。
というか。かなりの境遇なのにそのポジティブ感に好感がもてます。
この手のタイプってネガティブ全開で庇護欲誘う感じの女々しいキャラになりがちだと思うんですよねー。
そういった意味でも平泉さんも好きですね。
ただ、一人称の「私」にやたら違和感を感じます。
私というようなキャラじゃないぞ。僕でも抵抗あるけど。
俺…オレが一番しっくりきそうなのに…
んで平泉さんの怪しい行動とか何なんだろう?とか凄い不思議でした。
あんなにいい感じの西岡さんを裏切るってやたら卑屈な流れでしたけどね。
でも、そっか…
まさか叔父さんの実の息子を探し出して匿うとかすごいですね。
うまくいけば、叔父の莫大な財産が手に入るのにそんなのには目もくれず、まぁ何度かいわれない感じで狙われてましたけどね。
平泉さんの彼には幸せになって欲しい。
そうしたら次は自分の幸せでも考えるかなー的なニュアンス。
寧ろ、似たような境遇の彼が幸せになれれば、自分も幸せになれるかなー。みたいな希望?
うんうん…いい子だなー。
思わせぶり行動や勝手な脱走行動にキレた西岡さんの行動にはびっくりしたけど…
うーん。嫌いにはなれなかったなー。
こういうタイプだからかな??
基本、無理やり行為の描写が好きじゃないので…
最後は、西岡さんを探し出した平泉さんの姿とか行動とか
これはこれで女々しくないけど庇護欲そそりますよね~。
尾行に気付いてたにも関わらずしれっとしてる西岡さんも素敵。
最後はラブラブしてるのがいい感じです。
うーん。ボディガードってのもいいよね。
つーか。マジで西岡さんが好きです★(それが言いたいだけだ)