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みんなのレビュー33件

みんなの評価3.5

評価内訳

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紙の本

殺人事件に絡む謎解き

2020/08/10 22:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は宮部みゆきが初めて世に出した単行本である。実はこの本の登場人物はすでに読んでいた『心とろかすような マサの事件簿』のそれと同じであった。つまり、シリーズものであった。蓮見探偵事務所の活躍譚である。先に後から出たシリーズモノを読むのは、やはり順序が逆なので何となくぎくしゃくしてしまう。

 マサの事件簿は、蓮見探偵事務所の面々が関係する事件の記録とでもいうような短編集である。しかし、本編は一つの事件で前頁を費やしている長編である。マサの事件簿ではそれほどの露出度のなかった諸岡進也が大活躍である。どこにでもいそうだが、きわめて頭の回転が速く、行動的な性格である。

 ストーリーについては読めば分かるので、差し控えるが、作者宮部みゆきのそれ以降の重要な作品について、なるほどと納得させられる点がある。そのような端緒があちこちにちりばめられているということである。ストーリーの進行は、『模倣犯』を想起させるし、少年や糸子のやり取りなどは中学生が活躍する『ソロモンの偽証』を思い浮かべることができた。

 いずれの作品も殺人事件が絡んでいるが、本書でも殺人事件の解決に探偵事務所の面々が活躍する。もちろん、武器も何もない民間人ではあるので、実際にはありえないと思うのだが、小説の中の出来事なので、納得してしまう。被害者を含めて、登場人物には意外な人物が驚かされてしまった。含まれている。製薬会社の社員が絡んでくる。

 その登場振りに意外性があり、現代であればそれほどではなかったかも知れないが、発表当時の世相では、読者には想像外のプロットであったかも知れない。いずれにしてもその先見性に驚かされてしまった。

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