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とにかく、読んでみて欲しい。
できるだけ多くの人に、できるだけ早く。
著者の短編小説を数冊読んでからがオススメ。
この本に出逢えたことに心から感謝。
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優しくて、勁いお話だ。それはもう、くっきりと太い枠で囲われたみたいに、曖昧さとかぼかしとかを美徳とは言わさないような。
思春期に「ともだち」の事で悩んだり傷ついたりしない人はいないと思う。誰かとの交わりの中で自分を見出していく時期。分け隔てる事で他人を尊重していくことを身につける時期。
悩んだ人間には物凄く痛い。辛い。でもなんて愛しいんだろうか。
一人一人の主人公が、私だと思える。
私の「もこもこ雲」は誰だろう。
私は誰かの「もこもこ雲」でいられたのだろうか。
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2008.9.24
自分がおねーちゃんだからかな??
こーゆーお話し好き。
じわってきた。
重松マジックってやつ?好きだな。
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いろいろな人々の目線から、友達の姿を描いたこの作品にはとても感動しました。
ひとりひとりの考え方に共感する部分が多くあり、一気に読むことができました。
重松清さんの作品は、考えさせられて、こころに残るものが多いです。
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「ともだち」とは何か?
思春期のコたちが一番悩むことなのではないだろうか。
本当の「ともだち」って?「親友」って?
グループを作ったり、はぶいたり、ライバル視したり。
今思えばくだらない友達関係の悩みなんだけど、思春期のコ達にとってはそれがとっても重要な悩みで。
この本を読みながら「こんなことで悩んだな〜」なんて懐かしく思いました。笑
思春期の時に読むのとはまた違った目線で読めます。
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読み進めていくうちに
「これが映画化かぁ…」が
「これが映画化か!」に変わった。
まぁ観るかどうかはわかんないけど。
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ものすごく読みやすい。
文章がこどもに語りかけるようにやさしい。
なんでやさしい語り口調なのかラストを読んで納得。
読後のほんわり、じわ〜っとくるのがたまらんです。
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友達に借りた本。
主役を名前ではなく「きみ」で書いているため、
最初はひじょーに読みにくかった。
でも、この人の書くものは日常の中でありそうな事だとよく思う。
って言ってもそんなに読み漁ってないのだけど。
その中で鋭く色んなものに目を向けてる人なんだろうなきっと。
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全体的にちょっと極端な描写だなぁという印象があったのですが、終わり方はけっこう好きでした。本当の友達とはなにかと考えさせられますが、友達はそもそもそんな深く考えないでも友達な気もします(堀田ちゃん的?笑)
この小説は、途中まで読んだところでとある事情で手元からなくなってしまったのですが、なんと数日後妻が偶然買ってきて、夫婦ってすごいなと感じました。全然本の感想ではないのですが、そういうことがあるから覚えていそうです。
2008/10/21
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中学や高校時代の自分を思い出させてくれる本です。
こんなヤツいたな、自分もそうだったな、なんてきっと思い出すはずです。
映画化もされてたみたいなので、DVDでもいいから観てほしい知ってほしい作品です。
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重松清って特にすきじゃなかったけれど、この本は特別です。すごくしっくりきてしまった。短編がたくさんはいっているけれど、全部つながってる。主人公みたいになれたらいいと思う。てかなる。友達を大切にしたい。てもとにおいておいたいと思わせてくれた数少ない小説。
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友だちってなんだろう?
友だちって面倒くさいこともあったりするんだけどやっぱりいいなぁ
絶対いいなぁって思わされる、切なく、でも優しい小説。
かなり昔の話だけど 自分が中学生や高校生のころ
「この人はどうやったって自分とは合わない!!」と
思っていたクラスメートや部活の仲間って結構いた。
そういう子たちも実は腹を割って話してみれば自分と似ていたりしたかもしれない。
ちょっと自分が踏み出せば案外気の合う友だちになれたかもしれない。
・・・そんなことをこの小説で感じた。
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なかなかの秀作です。1人の障害を持つ女の子とその子をとりまく人物が、一人称で次々とストーリーが展開していく。一つ一つが短編としても読み応えがあって、最後に主人公につながっていく。じわじわと押し寄せてくる感動があります。
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下校中の交通事故で足が不自由になってしまった女の子を軸とした、様々な「友だち」の物語。
ハブられないかドキドキしたり、他人と比べて落ち込んだり、誰もが少なからず経験したであろうお話が連なっているので、
飽きることなく最後まで一気に読めた。
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電車の中で読んでいて泣いてしまいました。久しぶりに。
お得意の連作短編です。あのラストがあって、本当に良かったと思いました。2008.11.19読了