紙の本
目の前の一歩一歩
2022/12/14 09:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:令和4年・寅年 - この投稿者のレビュー一覧を見る
歩くことが修行である。問いには答えを出さないで考え続ける。人は新しく変わり続ける。大きなことを成し遂げた人は、目の前の一歩一歩を積み重ね続けていくことでやり遂げる。
紙の本
一日一生 正(朝日新書)
2020/12/21 22:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
比叡山で千日回峰行を何度も達成した酒井雄哉氏の著書である。
身をもって行動で示すその姿に惚れました。
投稿元:
レビューを見る
自分が恐らく生涯のテーマと考えている「一日一生」。そのタイトルに惹かれて書店で購入。
著者は現役の住職で、一言一言が「重い」。
自分は、主に「風呂の中」で読んでいましたが、「ス〜」と読めました。
この本を読んで感じたことは
「自分は何のために生まれてきたのか、なにをするべきか問い続ける」ことだと思いました。
そのために、1日1日、同じ事をコツコツ続けることなんだな!と・・・。
ちょうどイチローの本に書いてあった言葉とダブりました。
「夢をつかむことというのは、一気にはできません。ちいさなことを積み重ねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます」
だから、毎日毎日を一生懸命、生きなきゃだめなんだな〜!
投稿元:
レビューを見る
比叡山の千日回峰行を二回も納めた酒井師の聞き書き。肩に力の入らない自然体の「お話」は納得の一文字です。
投稿元:
レビューを見る
2008/12
仏教のエッセンスを軸に人生を易しく説いている。著者の実体験をもとに書かれており、人柄が出ているのか文章にもとても簡単に引き込まれていく。
投稿元:
レビューを見る
あの健さんも大尊敬している天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉のやさしいお話。
これまでの比叡山延暦寺の長い歴史の中でも、限られた聖者しかなしえなかった千日回峰行を2回も成し遂げた超人です。
でも、実際は小さくてにこやかななおじいさん。生まれ育ちもどちらかというと恵まれた方でななかったよう。
千日回峰行の半ばでは「堂入り」という、命がけの行があります。不眠不臥断食で9日間お経を唱え続けます。
終わりのころには死臭も漂うという荒行です。
なんだか、気安く悪霊がどうのとか言ってるへっぽこ宗教やエセ霊能者が哀れに見えてきますね。
最高のリスペクト。
叶うなら一度お会いしたい方です。
投稿元:
レビューを見る
この阿闍梨(あじゃり)さんの一言、一言はとても心に染み込む。
身体の緊張がすーっと抜けていく感じ。
比叡山の高名なお坊さんだけど、全く気負いというものが
ないし、自然にあるがまま生きている。
阿闍梨さんの笑顔がこれまたイイ〜☆☆(満面の笑みです。)
私もそうだけど、皆がこんな素敵な笑顔で生きれたら
いいよね。
日々、当たり前のことを当たり前のように
くるくる、くるくるとこなす。
こころがふんわり、ほっこりなる本だ♪
投稿元:
レビューを見る
自分の身の丈に合ったことを、毎日毎日、一生懸命やることが大事なんじゃないの。
人間から見た偉いとかすごいとかなんて、仏さんから見れば何にも変わらないから。
人生って、こっちが疲れたら全部「しんどい」ってことになってしまいがちじゃない。
考えを辛いことの一点に集中しすぎちゃうから、「こんな苦労はもうしたくない」なんて身を投げちゃうとか。
じだばたしたって、どうにもならないところをどうにかしようとするから、疲れちゃうんだよ。
しんどいところは休ませておいて、違うところに精神を集中させてみる。
「足は疲れているから、今度は肩、頼むぞ」ってな。
そうして歩けば、案外楽に、結構楽しく生きていけるんじゃないの。
子供にとっては、貧乏でもお金持ちでもいいんだよ。
親が一生懸命生きている、その背中を見せてやることじゃないかな。
どの生き物も、命が尽きれば他の生き物たちを支えるんだよ。
人間のものの見方や心のありようっていうのは、
いろんなものでどうにでも左右されちゃうということを学んだんだ。
だから自分から見て、どんなに正しいと思えることでも、
もしかしたらいろいろなことにとらわれてそう見えているのかもしれない。
自分がどんな立場でそれを見ているのかということをいつもいつも確かめないといけないんだな。
何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える。
これが意外に奥が深くて、何でも通用する。
自分の人生として、こうふうにやるべきだと考えて、やればいい。
投稿元:
レビューを見る
「一日が一生と思って生きる」
「足が疲れたなら、肩で歩けばいい」
「人は毎日、新しい気持ちで出会える」
「息を吸って、吐く。呼吸の大切さ」
「心のありようは いろいろなものに作用される」
「身の回りに宝がたくさんある」
何度も、かみしめたい言葉です。
この本、これからも、いつも側に置いて大事に見直します。
ありがとうございます。
明日は、年度末。
いつもの、大きな窓から見る、海と青空が、見れなくなるのは
さびしいです。
投稿元:
レビューを見る
地味な感じですが内容的に長期展開できるアイテムだと思います。
酒南 佐
調べてみると、
メディアに結構出られてるようですね。
2008年3月の朝日新聞のコラムが大反響だった模様
中日本で中規模仕掛けとして
数店舗で2月位からロング展開している模様。
禅関連は、道元の映画もあったし、
仕掛アイテムにしやすい要素もあるので、
サラリーマン〜シニアが強い店舗で推奨
投稿元:
レビューを見る
何気なく書店で手にとって
立ち読みで既に、ふわーと肩の力が和らぐのを感じました。
購入して、1度読んでからも、たびたびページをめくって読み返しています。
肩肘張って強がって毎日を生きていたけれど
本を開くたびに、なんだか、ふわーとさせてもらえます。
こんなに読み返す本に出会ったのは久しぶり。
感謝、感謝です。
一日、一生。
(2009)
投稿元:
レビューを見る
「自分なりに腑に落ちると、人はついそこで考えるのをやめにしちゃう。でも、答えが分からないといつまでも考えるだろう。肝心なのは答えを得ることじゃなく、考え続けることなんだな。」
新聞書評に載っていたので読みました。
この人の成し遂げたことは本当に凄いストイックなことだなぁ、とつくづく感動。
でも、そんな凄い人がとても身近に感じたのでした。それぐらい人間ができているなぁ、というのが率直な感想。
こうやってはなかなか生きられないけれど、それぐらいの思いで生きていけたらいいなぁ、と思うのであります。
【6/29読了・初読・大学図書館】
投稿元:
レビューを見る
第?回(??.??.??)宇都宮さん
(本文抜粋)
しんどいところは休ませておいて、違うところに精神を集中させてみる。
昨日と同じようなことを繰り返してやっている、それだけのことなんだ。
人はだれもが、どこにいても何をするにしても、「何のためにきた」「なにす
るべきか」っていう問題を仏様から授かって生きているんだよな。
「答えを出したらお前それおしまいにしちゃうだろう。永久に考えてろ」
毎日歩いているから歩けるんだな。人間の自然な姿は歩くことだから、歩くこ
とは人間を振り出しに戻してくれる。
死ぬならいつでも死ねる。逃げるとしてもいつでも逃げられる。
「教行一致」。知ることと実践すること、どちらも大事なんだ。
やはり理解するには時間がかかる。
山は、同じ道を歩いていても、一日として同じ日はない。
若い人たちにも、自分の人生はこうやっていくんだというのを見つけてほしい
と思う。
「まだ、たったの三万日しか生きていないんだなあ」
投稿元:
レビューを見る
この人の波乱万丈な人生に比べたら、
私なんかまだまだだなと思い知らされます。
心のなかに驕りが出てきたとき、また読み返したい。
投稿元:
レビューを見る
一日一日を本当に大切に過ごしたいと思わせる本。「めんどくさい」、「ダラダラしたい」という「楽(ラク)」な時間を過ごすのがもったいなく感じる。本当にそう思うようになった。作者の経歴も面白い。