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女は女装して武装する。
性格はまるきり男、シュウカツが終わって「社会人」としての「仕事」として気合い入れのために「女装」が習慣になり、いまやすっかり楽しんでいる私にとって、表題の章は自分を見られた気すらした。(特に家での姿とか性格とか・・・)
現代女性なら、身に覚えのある自分が見つかるんじゃないでしょうか。
サンプルは10.私はいくつか自分を見つけました。
こうしてレビューすること自体、「表現する女」…
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著者は、1960年生まれの出版、広告ディレクター。
『女装する女』では、「今に生きる女性の欲望の在り方を、十通りの方向性で示した」とのこと。キーワード化されたティピカルな消費動向から、女性自身が求めるロール・モデルの多様な様態を描く本、といったところ。
軽い読み物としては楽しいけど。想定読者のピントあわせが甘い感じで。ショート・カットと思える論旨も散見される。
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購入場所:TSUTAYA BOOK STORE 東京ミッドタウン店
読書期間:2009年1月20日〜2009年1月23日
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現代を生きる女性は生まれながらにして女性なのではない、「女装」することにより女性になっているんだ!・・・という訳で、この21世紀を生きる女性たちをライフスタイルで10のカテゴリーに分けて、現代女性の生活態度、考え方を論じた本。
決して間違ってはいないと思うけど、あまり全面的に肯定できる感じでもない一冊。
著者が論じているのは、30代くらいの少なからずバブルを経験した女性だと思われる一方、私は、社会情勢を理解できる程に成長したころには既にバブルは遠く向こう・・・というポストバブル世代。さらに、彼女は所謂「華やかな世界」(確か広告関係)で働いていた女性だけれど、私は超お役所的日本企業で働く「典型的サラリーマン」(働き方のオヤジ臭さからOLとも言い難い)。
なので、「確かに私の中にもこういう部分はある」とか「あー、いるいるこういう女性」と思う部分もあったけど、「住む世界が違うから価値観や周りの友人もちょっと違うのかしら」という印象が一番強い。
それにしても、10のカテゴリーに分けたからと言って、その10個を等しく論じろと言うつもりは無いけれど、随分と情熱を注いで書いているカテゴリーもあれば、とりあえず書きました的なやる気の無いカテゴリーもある。この偏りも、私がこの本の書いていることを頭から信じきれない一因だと思う。
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【図書館】実用書
女装する女、スピリチュアルな女、和風の女、ノスタルジー・ニッポンに遊ぶ女・・・
現代の女性をいろんなカテゴリーで分類して、その生態を分析。
中でも、表題になっている「女装する女」が秀逸。
「女が女装する」
多くの女性は、頭の中が女性ではなく、
一日のほとんどを自分が女性という意識を持たずに生活している。
それが、女らしい服装やメイクや立ち居振る舞いで
意識して女性記号を身にまとうことを、「女装」としている。
女の女装を、遊戯として分析。
または、武装としての女装を読み解く。
そして、その社会的背景や、
叶姉妹や銀座のママから見られる女装の技術の広まり、
オタク的な深化などについて。
この章は内容も濃くてとても面白く読めた。
他の章もこれくらいの充実した内容で作って欲しかったな。
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この本の呼応verをかいてみたくなりました。笑
このちょっと下の世代は
こんな世代を見て、ちょっとイタイ と多少思っているところがあるように思います・・・。
まわりをみてももう少し保守寄り、
そして そんなおねぇさまがたをみて
あぁなるのはちょっと・・・ と焦っていると思います。。
でも、本当に こういうひといるいる!!!
と納得できるのもまた事実。
2009 Apr
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現代女性の行動や興味の対象から、女性をカテゴライズし、おもしろおかしく書きあげた。
家ではジャージでも、ここぞという大事な日には、女装する女になる。まさに女性のメイクやファッションがより記号化され、本来の性よりも、記号的な部分で自らを女性とする。そんな内容。
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女性からはあるある!と。
実際身近にいる人を観察するのってなかなか難しいけど、
ここまでやるとすごいかも。
男性はどうやって読むんでしょうね?
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自分がどの「女」に所属するのか、冷静に見つめ直せておもしろかった。
自分では個性的にしているつもりなのに、逆に没個性になるのが興味深い。
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女装、スピリチュアル、和風、ノスタルジー・日本に遊ぶ、ロハス・エコ、デイリーエクササイズ、大人の女になりたい、表現する、子供化、バーター親孝行
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漠然と「こんなふうに考えてるのは自分だけかも」と思っていたことを、スッキリ言ってのけてくれて、爽快。都会に暮らしていれば、もっとお仲間もいたのかも、なとどちらりと考えた。
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相変わらず表面的な男の道は違わないけど、
女は男になったり、子供に戻ったり、
時に年老いてみせながら時代に即してるんだなと思ったり。
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やっと買った。本屋になくて残念。amazon万歳!
女性の昨今の傾向をわかりやすく書いている。
女性のおやじ化、男性の女性化。
それでも、やっぱり女は女だ!
女でよかったと思う。
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昨今の女性を分類・考察した本。
なるほどーそうですねー。。。という感じ。
いくつかに章が分かれているのだが、
表題の「女装する女」の章がいちばんおもしろかった。
人間は普段生活しているうえで、男・女であるということを
意識して暮らしているわけではない(中略)
故に、女が女らしく装う、というのは意識的には
まさしく女装(男の場合は男装)、
というところには深く納得。
仕事等社会生活を営む上で性別の切り替えスイッチがあるとしたら、
ベース:女→仕事モード:男
ではなく
ベース:人(仕事もこれ)→デートモード:女
というのは正しいと思う。
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「あーあるある」と思うことが多数。
何だ、自分もちゃんと女なんじゃん!って思った。
って、どっちかというと、性の差が近年なくなってきている系の話に近いのか?