長崎次郎カフェにて
2018/07/29 00:19
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
熊本市辛島町にある長崎次郎カフェで手にした一冊!丁度、仕事について、考えていた時にタイミング良く出会いました!柳宗理さんについて書かれていたところも!柳宗悦さんが主役の「SOUETSU」の舞台をその翌年に観ることに!舞台に関わる方に観劇後、この本をプレゼントさせていただきました!どんな仕事にも意義を自分なりに見出して仕事をしようとしてきたけれど、限界を感じていました。自分が生き生きと働ける仕事をゆっくり探して行こうと改めて思い、今、好きな事を学んでいます。こうした方が良いでは無くこうしたい!こうしよう!と思う事をして生きていく中で、自分の仕事に出会えて行く、繋がって行く生き方をしようと背中を押される本でした。
仕事とはいったい何か?
2020/09/10 23:52
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、働き方研究家という肩書きを持つ著者による、「自分の仕事」を見つけそれに関わっている人々へのインタビュー集。登場するのは、柳宗理氏とか、ヨーガン・レール氏、パタゴニア社、パン・ルヴァンの職人であったり、建築家集団である象設計集団などと、ユニーク仕事で輝かしき成功を収めた人々だが、そこに共通しているのは、特殊な才能とか恵まれた環境とかということではなく、自分を信じてぶれない...ということただひとつだ。
なので、このインタビュー集は、自分の中に生まれたささやかな気づきや微妙な違和感にココロを傾け、最初はカタチも無かったけれど無性にココロ惹かれること、そういったことに忍耐強く向き合う...自分を信じて生きた人の生き方記録になってもいる。
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投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて一気に読んでしまいました。そして何よりこの本の中に出てくる人たちは仕事を愛している。やっぱりどこか人とは違う発想だったり、感覚だったり、面白いなあと。
こんな仕事人になれたらいいな~。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界各国の成功者へのインタビュー集です。皆さん、それぞれ、努力と、周りとのつながりとか、強運もあるのかな、やるべき自分の仕事を見つけて、さらなる向上を目ざしておられます。自分には、ちょっと違う世界かな
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「仕事」について考えたいときの本。
忙しいときこそ読むべし。人間の本質は「仕事」にあることを気がつかせてくれる。
(29p)本人の解像度の高さが、その人のアウトプットの質を決める
(53p)大事なのはコンセプトの精緻化より、むしろスタッフ間のコンテクスト(共有地)を育むことにある。
(70p)「考えること」と「つくること」は、いつ頃から分離したのか。
(118p)「世の中でいちばん難しいのは、問題をつくることです。」
(123p)逆説的であること。その仕事の価値や意味を問い続けること。不可能に思えてしまうようなことを提案して、オープンにフレキシブルにね。
(253p)「人は気持ちよく働いているときにいい成果を出す」
(273p)「驚きを与える」「英知を結集している」「なにがしかへの愛を表現している」
(274p)仕事とは自分を誇示する手段ではなく、自分と他人に対するギフト(贈与)であり、それが結果としてお互いを満たす。
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デザインとか美術の人の考え方が書いてある。
けっこうはっとさせられるところも多かった。しかしデザインという分野は憧れるけど、僕みたいな泥臭い理工系の仕事で、自分の仕事はあるのかなと思った。
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この本のキーワードは「自分」である。「自分がしっくりこないことや疑問に思うことを意識し続ける」「自分が魅力を感じたものを集めて規則を見つける」「自分が気持ちいいと思える場所を探す」など、仕事と関わる中で徹底的に自分を見つめ、確かめ、表していくこと、それが自分にとって納得のいく仕事をつくっていくことなのかもしれない。これは「教えること」「学ぶこと」にも同じことがいえる。私たち教師は、勉強を「させ」、学生は勉強「させられる」。その関係のままでは、学ぶ側にとって納得のいく学びは生まれてこない。発言の中での自分だけの主張やちょっとした資料作りの工夫など,小さな「自分らしさ」の積み上げの中に、自分の学びとしての意欲が生まれてくる。それができる環境を仕組んでいくことが教師としての仕事なのではないかとこの本を読んで思った。
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最近、何のために働いてるのかと、思うことがあるので読んでみました。
自分の仕事の結果の累積が社会をつくり、その仕事で社会に対して何を伝えたいかがその人の働き方になる。いい働き方で、いい仕事をして、いいモノを社会に提供している人のインタビューで構成されています。
仕事の内容はあくまで手段だってこと。その仕事を通じて何をどう社会やお客さんに伝えたいかが重要で、そしてそれにこだわることが自分も満足できる「仕事」になるということが書かれています。
率直な感想は、理想はそういっても、成功者ばかりじゃないだろう、仕方なく、自分も何のために働いてるかわからないけど、一生懸命がんばっている人もいると。
しかし、あとがきで同様の趣旨のメールに関する筆者の反省も含めた解答が書かれており、成功した人たちの背後に並々ならぬ努力があったことなどにふれており、最後の一ページまで考えさせられる本でした。
現在就職活動中の人、すでに働いている人を問わず今のところ今年一番お勧めできる本です。
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物を作る、アイデアを生み出す。
0からの発想が、与えられた仕事では無く、自分で生み出す仕事であるというような事が書かれている様に思う。
廻りに左右されない、自分の仕事
仕事の量ではなく、オリジナルの質の部分に焦点を当てた本。
こなす仕事では無く、意味が込められた仕事、
そんな事を考えさせられる本、自分の内面を磨かなければ、質の高い仕事はできないと思わされた本。
印象に残った言葉
持っていたものを捨てないと新しいところへは行けない。
いつでも,どこでも誰とでも働く事の自由を,自分自身の力で獲得する事。
どんな状況下でも、自分の働き方は自分でデザイン出来る(その自由)
読もうと思ってた矢先、文庫になっていて嬉しかった☆
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「こんなものでいいでしょ?」
そんな腹のうちが聞こえてきそうな、人を軽視した
メッセージを体現する仕事が溢れる世の中。
その一方で、「こんなもんで」という力の出し惜しみなく
丁寧に時間と心がかけられた仕事がある。
このような仕事に触れたとき、私たちは「自分は大切な
存在で、生きている価値がある」と嬉しくなる。
色んな人と一緒に仕事をしていると、人扱いされないことも
一生懸命頑張っても報われないこともあるけれど、
どんな内容でも、どんな相手でも、いつも全力でそれらに
向き合って仕事をしたいと思う。
心が込められたものに触れると、私は嬉しいから。
でも、時々「こんなものでいいでしょ?」って適当に仕事を
終わらせてしまうことがあるから、繰り返さないようにしたい。。
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○気になってたけど、この本を欲するときがきたので購入。でも、この本を必要とする日と受け付けない日といろいろありましたが、、
この本に出てくる職場にとても憧れる。それをより近づけて、自分がそういう働き方をしようとすることが大切。この環境に対して憧れを持つなら、今、それに近いくらいの環境であることに改めて感謝。一人で仕事しているわけじゃない、あくまで自分個人の仕事でなくて、チームや雰囲気や空間でも仕事は作られている・また、仕事は「ギフト」で相手にも与えるものであると改めて認識しようと思った
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この本には「はたらくこと」を本質的に突き詰め、実践している人達の話がたくさん詰まっていた。
多くはメーカーやフリーデザイナーの実例。
ものづくりを職業としている人だったので、共感する部分が多く、目の覚めるような視点やあまりの崇高な精神に、思わず辟易。
就職する前に、この本に出会えて良かった。
ある程度仕事が出来る自分に安心して、それ以上学んだり成長したりすることを望まなくなる瞬間が来るかもしれない。
そういう時にこの本を読んだことを思い出せばきっと、自分が恥ずかしくなって気を引き締められそうだ。
私はまだ仕事といえば入社したばかりの新入社員だが、はたらくことを楽しむための努力を惜しまなければ、楽しく生きることと、はたらくことはきっとイコールになると確信した。
人は怠惰でいい加減な生き物だが、日々変化する私自身が、常に本質を求める姿勢を忘れないことが最も大事だと思う。
大きな会社の組織にすがり、身を隠す様に働いたり、働かされているという意識のまま待遇や環境の悪さに愚痴をこぼしている人が、どれだけもったいない時間を過ごしているか。
はたらくことの”当たり前”を、日本人はどこかではき違えてしまったのかもしれない。
それはきっと私が生まれるずっと以前からの話かもしれないが。
色んな人達と一緒に、あるいは一人で黙々と何かを作り上げる中で、悩みが無いことなんて無い。
誰にでも必ず壁が立ちはだかり、状況が悪化し、身動きが取れなくなり、先を見失う。
でもそういう時にこそ、すっと無駄な力を抜いて、本質を見極められる人間になりたいと思う。
楽観的で割といい加減なこの性格に感謝して、楽しくはたらく方法をいつも追究していたい。
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「デザインしなければならないのは、モノそのものではなく、それを通じて得られる経験だ。」
「本人の「解像度」の高さが、その人のアウトプットの質を決める。」
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将来に向けて”働くとは?”ということを考えたくて読んだ本
これから何回か読み込んで自分の血肉としたい
以下引用
彼らはどんな仕事でも、必ず「自分の仕事」にしていた。
どんな請負の仕事でも、それを自分自身の仕事として行い、決して他人事にすることがない
ネイティブインディアンの成人の儀式
「山の中で自分に心地良い場所を見つけ、そこで朝まで一晩過ごし、朝になったら降りてきなさい。」
この夜子供が見つけるのは単なる場所でなく、”どういう場所を自分は心地よく感じ安心できるのか”という価値観のゼロ地点
(働く)「意味」は、自分が行った行為に対するフィードバックによって生成される
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生業(なりわい)とは何か、のヒントがつまった一冊です。
「仕事をつくる」という表現がぴったりな生き方を実践していけるはず…