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とらドラ! 10 みんなのレビュー

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みんなのレビュー51件

みんなの評価4.4

評価内訳

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  • 星 4 (17件)
  • 星 3 (7件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
48 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

超弩級ラブコメ、終幕!

2009/03/22 22:27

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何が悲しいって、

 「次回は完結編だな、ははは」

なんて言ってた『とらドラ!』が本当に終わってしまったのが悲しい。無駄に予言すんじゃねぇよ、俺。「ハルヒも次回で完結だな、まとめきれんくてまだ出してないんだよ、谷川さん、ははは」もういいから。いらんこと言わなくていいから。

 そんなわけで、『とらドラ!』完結編、10巻目。
 短編で続くようだけど、いやー、大河のツンデレがデレデレになっちゃったからなあ、長編じゃあ本当にこれが最後だろうね。デレデレ大河と竜児のラブラブ大学生活(なんか無駄に死語っぽい…)ってのも見たかった感は、ある。

 何が悲しいって、大河のツンデレがデレデレになっちゃったのも悲しい。大河と言えばツンデレで、ツンデレブームの偶像(アイドル)になっちゃうんじゃなかろうか、なんて思ってたのに…想ってたのに…。まあ、いいんだけど。二人ではデレデレ大河が外ではツンデレっていうシチュエーションもいいなあ(気持ち悪いったらありゃしない)。

 10巻のテーマは「社会の壁」。二人で逃避行をしようとする大河と竜児の前に、様々な社会の壁が立ちふさがる。それは、大河の母親だったり、大河の家族だったり、竜児の母親だったり、学校だったり、教師だったり、金だったり、住居だったり、様々。ライトノベルらしい、青春真っ盛りな彼ら。言ってることも、やってることも、青春。冬の川に飛び込んだり、学校を集団エスケープしたり、母親にひどいこと言っちゃったり。ちくちくと我が胸に忍び込む「青春だからと言ってやっちゃった感丸出し」の多くのメモリーズ。やったやった。こんなこと俺だってしたよ。無駄に道路で寝そべったり、学校の備品壊しまくったり、母親にひどいこと言っちゃったり。
 そんな私だからこそ、竜児と泰子の和解には涙がとまりません。あかん…そんなこと言っちゃあダメだよ、竜児さん…。

 勝てるわきゃ無いのである。たかが高校生の二人に社会に打ち勝つだけのスキルがあるわきゃ無いのである。
 それでももがく二人。シリアスで押しに押した10巻目は、だからこそ二人の戦いが胸を打つ。
 ちょっとでも前へ。少しでも前へ。よりよい方向へ。みんな幸せになるように。
 竜児と大河の葛藤と願いが感動を誘う。

 超弩級ラブコメは、幸せに幕を閉じた。青春そのもののお話だったけど、始めてリアルタイムでラノベを読んだ私は、久しぶりに、続刊が出るというわくわくを味わった気がする。 
 ツンデレツンデレと連呼している私だけど、それだけじゃなく、作者のすこーしブラックな(社会の厳しさ的な)味付けは巧いと思う。

 ラノベ史的にはどういう扱いになるかは知らないが(きっと詳しい人がまとめてくれるに違いない)、一連のポストハルヒ作品群の一つになるのだろう(ハヤテとかゼロとかシャナとかと同系列?それともそれの後?)。なんというか、あまり萌えに走りにくい作品だったんじゃないかな?ツンデレ、幼女(主に大河だけれど)は近年のサブカルチャーにおける重要な萌え要素の一つだけれど、それを打ち消す粗暴さ、泥臭さ、汚さが、大河にも実乃梨にも亜美にもあったと思う。その「黒」の部分の集大成が社会人である恋ヶ窪であったではなかろうか。女性ならでは、と言っては叩かれそうな気がするけど、女性作者特有の作風なのだと思う。そういう意味では貴重だし、一筋縄ではいかない。

 これが普通のツンデレだったらここまで惹かれない。はず。きっと。ツンデレ好きの自分に、社会へのとりあえずの免罪符を投げ置いておく。

 なにはともあれ無事完結。

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紙の本

唐突な展開とドタバタした足掻き

2009/03/09 20:55

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

細かくネタを詰めて各キャラクターに出番を与えて、シリアスとコメディがごちゃ混ぜになってはいるが、とりあえず形として纏まってはいる
でも、結局何が描きたかったのかな~?
恋愛モノの王道とも言える駆け落ちだが、9巻から続く10巻への展開はさすがに唐突
一体何から逃げ出したのか?
二人を隔てようとする大河ママとはきちんと対決せず、ゆり先生に助けられるがいまいち描写不足
(しかし、シリーズ通してゆり先生は影の主役)
ままならない現実からの逃避?
竜児は大河に助けられ、そして大河は一人で行かせるのか・・・

結果、二人に与えられたのは現実と戦うための猶予だけなのかも
バタバタする必要のないところでバタバタ足掻いて、周囲の人達に迷惑かけて助けてもらって、泣いて笑って落ち込んで喜んで、そういう青春




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2009/03/07 00:19

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2009/03/06 18:38

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2009/07/03 18:16

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