紙の本
21世紀なかば、日本から独立した鎖国国家・江戸国。
2022/01/29 10:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
21世紀なかば、日本から独立した鎖国国家・江戸国。主役は冷酷非道で知られる怪力巨漢女奉行“ゴメス”という奇想天外の設定。そして“ゴメス”を取り巻く登場人物たちもどこかずれた感じばかり。一体話は何処へ行き着くのかと心配しながら読み進むと、内容的には江戸国から日本に密輸されてる阿片ルートを突き止めるという真っ当な時代劇。結局、江戸国内の麻薬組織は摘発するが、それと繋がる外国=日本の組織が大物政治家であり、その人物は国連をつうじて諸外国とも繋がってるらしいという何となくきな臭い結末へ。どうも続編を意識した締めらしいが、読者としては中途半端な印象を拭えない。私的には、奇想天外すぎる設定が足枷になったように感じた。
紙の本
続編希望
2020/01/03 06:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴメスシリーズ二作目、阿片密売組織を暴く中ででてきた黒幕の存在やヒロインの登場など続編への布石は万全なのにまだか?次作はさらに物語が動きそうな気配なんだけどなぁ。待ってます!
投稿元:
レビューを見る
2009/05/17
話としてはそこそこ面白いのであるが・・・
近未来の日本に独立国としての江戸がなんで必要なのかがよくわからん。
1作目を読めばわかるのか?
投稿元:
レビューを見る
近未来、鎖国状態の江戸国、長崎奉行所。
禁制品の阿片を製造しているとの嫌疑から、出所を探すと。。。
第2作という事に最後まで気づかず読めたので、それなりにおもしろい。
ただ、描写が弱く、登場人物たちの想像がなかなかつかない。
そのため、名前が出てきても、役割がいまいちつかめなかった。
投稿元:
レビューを見る
金春屋ゴメスシリーズ第二弾!
期待通りの面白さでした。第一弾のゴメスの魅力そのままに、周りのキャラクターが輝き出した感じがします。読みやすくて面白い!軽い読み物にオススメです。
投稿元:
レビューを見る
2作続けて読みました。
登場人物のイメージもだんだん固まってきて、
前作よりも楽しめます。シリーズ続編に期待大です。
投稿元:
レビューを見る
勢いがあって面白かった。ただ登場人物が多すぎて何人か誰が誰だか分からなくなったときがあったのは残念。前作で感じたことを思い出したけど、男にもクスリと笑わせるのがちょっと違和感あり。
投稿元:
レビューを見る
《金春屋ゴメス2》
面白かった。シリーズ化になったファンタジーノベル大賞受賞作(3作?)のなかで一番好きかも。1作目は、私の中でいろいろ不完全燃焼なものがあった。今回、次作の伏線はあるものの、不完全燃焼、というよりは、早くでないかなー、っていう期待感のが勝ってます。主人公の辰次郎は、キャラ的に薄めなんだけど、それもストーリーの邪魔をしてないのがいい。ゴメスの強烈キャラと釣り合いが取れてる感じ。
それから、文庫版ではおまけの短編がついてくる。どれも落語みたいなオチ。楽しい。『ある日の長崎奉行所その2』がすごく私のツボにはまりまして、3回も読み返してしまいました。
投稿元:
レビューを見る
「金春屋ゴメス」の続編ですね。背景説明が飛ばされているので、前作を読んでいないと、設定はちょっと分かりにくいかも…。で、今回の長崎奉行は阿片騒動の謎を追っての捕物帖。麻衣椰村という異人の話を下敷きに十万家や筧家というお武家の事情も巧く捌いて、クライマックスには辰次郎と松吉による流人島への潜入行。型通りながらきっちり読ませる。お馴染み辰次郎、松吉、奈美や裏金春の面々に新キャラ朱緒、それぞれの人柄の良さも好ましく。
投稿元:
レビューを見る
設定に慣れたせいかもしれないけれど、前巻よりこちらの方が面白い。鎖国状態の江戸がどういう立場にあるのか今後の不安が仄めかされてて、どうなるのか楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
「今春屋ゴメス」続編。
前作に続いて読了。続編の今作も面白かった。もちろんファンタジーであり、何でもアリの設定に出来るのだけれど、江戸時代の時代考証をきちんとされており、それを上手く近世の「江戸国」に反映していて無理が見えないところがイイ。ゴメスのキャラクターも、完璧超人ではなく、照れたり、困惑したり。裏今春屋のメンバーもイキイキとしていて、皆好み。今後のシリーズの展開を案じるような描写もあって、次作が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
ふむ。
舞台は江戸だけれど、時代は未来。(何を言っているかわからないかもしれないけどこれが事実なのだ)
実際の江戸とは女性の扱いや社会の違いなどがあり、それがまた面白い。歴史ものというより、いい意味でのファンタジーだなぁ。
そしてこの続刊が出てないということなんだけどなんで!? 引きが気になるよ!
投稿元:
レビューを見る
金春屋ゴメスシリーズ第2弾。
朱緒が恋に落ち、許嫁とまでなった男の設定に疑問。朱緒に見る目がなかったのか、闇に飲み込まれてしまったのか、その過程が欲しかった。
投稿元:
レビューを見る
あー面白かった、痛快活劇。日本や、海外からはどう見られてるのかなぁ。一作目をもう一度読まないと。ちょっと鎖国気味だな、って思った。
投稿元:
レビューを見る
現代日本の中に、治外法権の江戸という国が存在する。
捕物帳的な一冊。
べらんめえ口調で、小気味良いリズム。
長崎奉行のお裁きが爽快。
下手なSFとは異なり、新たな時代小説という感じ。
三作目も気になるシリーズ。