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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
エリオが社会復帰をすると言い出し、真もその手伝いをすることになる。だが、街中に彼女の奇行が知れ渡っているので、どこも雇ってはくれない。幸い、女々さんの仲介によって、おばあさんが経営する駄菓子屋さんの店番を務めることになる。真の方も、マイナス要因は多々あれど、リュウシさんと前川さんによって、青春ポイントを積み上げていくのだった。
リュウシさんや前川さんの視点で起きた出来事を、女々さんを接点にして紡ぎ上げていく。エリオの社会復帰も重要なんだけれど、女々さんにとって見ればそれは目的の一つでしかなく、という感じの物語。拙いながらも試みずにはいられない憑き物落しだったのだろう。
小さな一歩だけど
2020/03/22 23:00
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
時給500円のアルバイトながらも、駄菓子屋で働き始めるエリオが微笑ましいです。初めてのお泊まり会やロケット作りなど、同世代の女の子たちとの触れ合いにも心温まります。
お婆ちゃんと女々さん
2018/12/04 23:06
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投稿者:WA - この投稿者のレビュー一覧を見る
丹羽くんは、他の女の子にフラグを立てつつ、順調にエリオの保護者ルートへ行きました。
ペットボトルロケットを打ち上げるシーンはなんとも青春!
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一巻で完結と思いきや、まさかの続編w
今回は元電波女エリオの社会復帰のお話w
しかしながら話の中心は女々さんの過去とかそんなところに・・・。
サブキャラ達が大活躍の第二巻w
青春男の青春ポイント変動も気になる今日この頃!
読んで損はないと思いますw
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“握り拳をがむしゃらに降り下ろし、その前屈みの勢いで喉から声を絞り出した。
「働く!」
「ああ?」最後の文字が『け』じゃなくてホッと胸を撫で下ろ、しはせずに。
「わたし、社会、復帰?する……かも……って、思って、る、かな」
用水路に浮かべた笹の葉のように、語尾と決意が気弱に流れた宣言だった。
……まぁ、意欲はあるということで。初回故甘めに、エリオの社会復帰ポイント、+3。”
布団離れをした美少女エリオが社会復帰にむけて頑張ったり四十歳を向かえた女々さんがなんか色々する話。
りゅうしさん可愛いすぎ。
前川さんもキャラが好き。
しかし、なんだってこの町の人は前かごに人を乗せるんだ。
“「どうしようなんてのは可能性の探索中。どうするって悩んで初めて、現実の地に足がつく。アドバイスなんてのはそれから求めるもんさ、他人の脳味噌の空想に誰が手を貸すかい」
叱咤して、湯飲みの水面を派手に揺らす。田村さんの言い分に、俺は虚勢を張る。
「いや、始めから自分で考える気ではいましたから」
「それでいい。馬鹿でも考えれば何か思いつくよ」
そこで田村さんは、何かを思い出したようにお茶の残滓を小さく噴き出した。
「馬鹿の考えは損得を抜きにすれば大体正しい。何しろ単純だからねぇ」”
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おれはこの巻で、やつの…藤和エリオの愛らしさを、ほんのちょっぴりだが体験した。
い…いや…体験したというよりは、まったく理解を超えていたのだが……。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 1巻では確かにリュウシさん派だったんだ。……だが、2巻を読み進めていく内に何時の間にやらエリオ派になっていた。」
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何がどうなったのかわからなかった…。
頭がどうにかなりそうだった…萌えだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。
……エリオ可愛かったよエリオ。
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やっぱりヒロインは40歳の女々さんですよね、これ。
ペットボトルロケットって、こんなに話がふくらむのか、と思った。
ロケットで何を倒したのか、おばあちゃんはどんな気持ちだったのか…。
思うところは沢山ありますが、登場人物の気持ちを想像させてくれるのは楽しかった。
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引き続きラブコメ(?)路線濃厚なシリーズ2作目。
但し、今作のヒロインはラノベにあるまじき
年齢40歳(!!!)という異例の展開w。
なんじゃ、こりゃw。冴え渡る鬱陶しい文章に
内容のない会話のオンパレードはもはや文字
麻薬のような役割を果たしてきてます。
そして妙に伏線とリンク好き(フェチ?)も健在で
今作で社会復帰を果たそうとする「エリオ」が
最初に行うこざっぱりに一役買う、美容師
「大井遠江」はみーまーで登場する「トーエ
(浜名遠江)」と思われます。基本そんな人物、
覚えてないっつーのw。
40歳のヒロインを通して、ちょっといい話風に
上手く纏めたところが今作はまぁ...ヨシ!
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小難しく語るなら
生きていれば、自分ではどうしようもない色々が自分の中に鬱積していく
長く生きていけば尚更
ソレとどう付き合っていくかというのもライフワークの一つではあるけど
できるなら潰される前にどうにかしてしまいたい
近しい人が抱えているならなおの事
ぶっちゃけるなら
人々を良からぬ方向に導いていく宇宙人をロケットでぶっ倒そうぜ
でもロケットは本物手に入らないからペットボトルな
そういうお話
今回は、おばあちゃんに長生きしてほしい一心で奔走する女々さんが主人公
異論は認めない
軽佻浮薄を地で行く彼女の本心というのは中々読みづらいのだけど
祖母の健康と娘の独り立ちを祈ったり、蒸発した恋人に煩悶したりと
やっぱり彼女も人の子なのだなーと感じさせられました
作者が作者なので多分にひねくれてはいるのだけど
みーまーからは想像もつかない良い話だったかと
なんて素敵な三十九歳飛んで一歳
にしても今回も女の子たちが魅力的だこと
社会復帰を目指しめげないエリオ
女の子女の子してるリュウシさん
我が道を地で行く上に男前な前川さん
こいつら素敵に青春してやがんなー
と僻んでしまう一冊
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タイトルとなっているヒロインの他にも何人か魅力的なキャラはいるのだが、この巻のヒロインは大穴の叔母の女々さん。
いろんな意味でずっと「女々さんのターン」なのでこれはこれでおもしろい。
個人的にはリュウシさん一押しなので、彼女がヒロインとなる話も…あると…いいなぁ。
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ちょいちょい入る“いい話し”チックな展開が好き。あとがきで作者は否定してたけど、ヒロインが四十路ってすごいですね。この巻だけかもしれないが。リューシさんガンバレ。それでも今回は「髪の毛さぱぱぱ」って言い方がメガヒットでした。
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青春とか電波とか何とかはさておき普通に良い話でした。やっぱり家族の愛情って大きいんだなと。エリオの成長過程が微笑ましい。いつも真の視点なので女々さん目線で語られる物語では女々さんへの印象がちょっと変わりました。お祖母ちゃん想いの可愛らしい孫ですな。長生きしてね、お祖母ちゃん
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各章ごとに語り手が変わるので他の登場人物の心情を知ることが出来たのが良い。特に叔母が何を考えて行動しているのか分かったおかげで彼女の株がかなり上昇した。
そのせいでヒロインであるエリオの影が薄くなってしまっているが・・・
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みーまーから入ったので物足りなさを感じていたけれど、日常的であるからこそ刺さる事もある。放り投げたペットボトルを変色した太陽光が通過する描写が凄く綺麗で、非常に印象的だった。
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2011 4/9読了。有隣堂で購入。
スマキンから(時々)脱出したエリオが社会復帰を目指したり、そんなエリオに付き合うマコトをめぐってなんか青春ポイントがたまるようなイベントが起こったりする第2巻。
でもメインは7章、エリオが働く駄菓子屋のおばあちゃんと女々さんの話(それが全編の裏で進行している色々の理由でもある)だと思う。
正直、エリオをめぐる青春ハーレム的な展開がずっと続くものかと思っていたのでびっくりした。メインの人物のほとんどが40超え、平均とると50超えるだろう章がラノベの中にあるってのもなんか新鮮。