紙の本
最後まで楽しめた一冊
2018/04/29 06:33
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
時効目前の15年前に発生した殺人事件を当時高校生だった容疑者の供述だけから事件の解決に迫っていくというストーリー。怪しげな容疑者がたくさん登場し、そして伏線の回収の仕方もピタリ。そして最後の驚くべきいろいろな事実と爽やかな終わり方。面白かったです。『64』もそうでしたが、広報的な部分が描かれてるなぁと思ってたら、横山さんは元々新聞記者だったのですね。
紙の本
横山氏の処女作
2014/07/14 11:14
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投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る
15年前の女教師の自殺と思われた事件は、殺人であった・・・?当時の悪がき3人組が犯人なのか? 横山 秀夫氏の処女作だそうです。とても面白いです。
それぞれに苦悩をかかえ、アウトローを気取っていた若者たち。彼らの口から「事件の日々」が語られる時、真実が見え始める。彼らの青春は、やがて女教師の死へとつながっていきます。なんとも切ないお話でした。星5つ。
<ネタバレ注意!>未読の方は避けてね。
楽しめた作品のですが、以下 少しだけ不満点を。
1.最後の婦警のくだりは必要だったでしょうか?
2.あまりに有名な事件は、ちょっと冷めてしまう。普通の強盗犯でよかったのでは?
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2009夏帰省の道中で一気に読み終わる。大事件へのリンクは不要な気もするが、面白いことにはかわりない。
ただ、二人の人生を狂わして、男って欲って、やだなと思った。
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横山作品には珍しい推理小説。不良少年の悪巧みに三億円事件を絡め、作者得意の警察小説テイストを鏤めた一粒で二度美味しい作品。さり気ない表現が重要な伏線となっているが、一読目で事件の全容を推理するのは無理だった。完全な傍観者として作品を楽しむこともでき、単なるエンターテイメント小説としても質が高い。しかし、二読目では、やや強引な展開や、登場人物の心理状態がよく分からない箇所もあり、全体的に粗削りな印象を受けた。と言っても、いつの間にか作品世界に引き込まれてしまう、心理描写とカラクリの技巧は流石としか言いようがない。
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十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。
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2009年4月23日読了。
横山秀夫のデビュー作。最初青春小説っぽいカンジがしてダメかと思ったが、なんのなんの、とても優れた作品だった。ここで終わりじゃないのか?というところでのどんでん返し、また、後味も良かった。警察小説はやめられない。
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2009/07/07〜2009/07/14
初、横山氏の作品。友だちの薦めで。
おもしろかったー!
終盤は二転三転四転五転ってかんじでした。
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「時効直前」という限られた時間の中で 15年前の事件を再捜査。
「海外にいる間は時効は進行しない。」という「第三の時効」で
使われた条文もでもでてきたり(本編の方が古いが)
取り巻く設定も、色々な事情が混ざりあっていて面白かったような。
・・・けど、トリックの意味が複雑で
よくわからなかったのも多い(←自分の理解力が足りないだけ)
ちょっと、無理やり感があり、ご都合主義な点もまま見受けられますが
最後にうまくおさめて、どんでん返しらしきものもあり、良かったのかな・・・
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15年前に自殺として処理された事件な実は殺人?とすると時効まであと1日。
あれは殺人だったのか執念の取り調べ、そこに絡む三億円事件、
さらに結末ですべてが納得のいく形で収束するみごとさ。
著者のデビュー作品とのことですが、作りこまれたストーリー、
みごとな伏線、登場人物の個性、裏に隠された各々の想いなどが秀逸。
横山秀夫さんの作品はどれも素晴らしいけれど、これはその中でも
かなり秀逸な作品の一つだと思う。
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そこそこ楽しめるミステリー。
終わった、と思ったら次があり、
また、終わったと思ったら次があった。
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おもしろかった。その一言。文庫化にあたり加筆したとのことでしたが、ハードを読んでいないため言及できませんが、文庫もとても面白かったです。
映像化もされている様子。未見。
時効寸前の2つの事件をきっかけに、縦横無尽にからみあっていく人間関係、そしてラストにまっている極上のカタルシス。
横山さんが元記者だったということも関係あるかと思いますが、著書のどれをとっても、根底にあるのは「人」に対する愛だと感じます。
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自殺だと思われていた女教師の死が実は殺人だったとの情報により、殺人罪の時効前日から動き出す警察での物語。呼ばれたのは当時不良であった3人組の一人。当時と現在のシーンの使い分けが面白い。なんだか自分の高校時代を思い出してしまうところもあり、引き込まれた作品。ラストのどんでん返しには驚き。ちゃんと伏線が回収されていくところは気持ちいい。
デビュー作をリメイクした作品とのことですが、最近の作風はちょっと違っていてこれもまたおもしろかった。
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横山秀夫は旦那さんがよく買うので借りてよく読む。
結構どんでん返し風(なんじゃそりゃ)
通勤にはぴったりですな。
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2009年05月 3/41
序盤は二つの事件の絡み具合が見えづらかったり、それぞれの登場人物の把握が大変だったりでのめりこみづらかった。
後半になるにつれて事件の全容が見え始め、一気におもしろくなる。
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15年前に高校でおきた教師の自殺事件が殺人事件だった。
時効まであと一日。
事件に絡んでると思われる当時不良高校生だった男が無理矢理警察に連れて行かれ事情聴取され、当時の様子を話し出す。
15年前の事件の関係者が1日で集められてしまい、これだけのことを一日で聴取し、推理し、、、ちょっと無理がある気がしますが…
設定が自分の世代に近いこともあり、
楽しめました。