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「渋滞学」の人のところをお目当てで図書館で借りたのだけど、どの人のところも面白くて、あっという間に読んでしまいました。
16歳が読んでもいいけど、40歳の私が読んでもかなり刺激を受けました。良書だと思います。おすすめ。
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学校での勉強は、社会に出てから本当に役に立つのか?についてのインタビュー集。
最後の「大人になるとはどういうことだと思いますか?」といつ質問が良い。
今の自分にも十分に考えさせられた言葉が多かった。私って大人になってるのかなー。
綾戸智恵
「学校では頭を鍛えているんじゃなくて、心をきたえてるのよ」
「誰かにやさしくしてもらったとき、素直に”ありがとう”って言ってる?誰かを傷つけてしまったとき、素直に”ごめんなさい”って言ってる?つまらない大人たちは、これができないのよ。」
「生きていれば、表現するものの中にその人の人生が映し出されるの。」
いろんな種類の涙を知ること。そして少しづつやさしくなること。
正垣泰彦
「人間って不思議な生き物でね、”自分のため”だけじゃ力が出せないんだよ。」
「きみがサボって楽をしたということは、裏を返せば”その分誰かが汗を流してカバーしてくれた”ということなんだ」
「1を聞いて10を知るんじゃなくて、”1の中に10を知る”ようになりなさい。」
”失敗”の経験をたくさん積んでいくこと。
西成活裕
「”なぜ?”を5回言え!」
「僕は”意味”のない数学はやりません。そこに”意味”があるからこそ、数学をやっているんです」
「勉強や部活が苦しいとき、なにかでギブアップしそうになったとき、頭の中に”J”の字を思い浮かべてほしい。いま苦しいのは”J曲線”全体で見たら小さな下り坂にすぎない。」
自分で自分に責任が持てるようになること。
水野和敏
「自分のための勉強だから。自分の意思で、自分がやりたいことをやって、自分が知りたいことを知る。こうなれば、勉強というより遊びや冒険の延長だよね。」
(プロとアマチュアの違い)「出発点が”自分のため”なのか”相手のためなのか」「そしてできれば、もう一歩踏み込んで”どのレベルのプロになるか?”というところまで考えるんだ。」
「努力のレベルで終わらせていたら、人並みのプロ。努力さえしないのなら、アマチュアのまま終わり。」
「結局、自分らしさというのは、”人に映る自分の姿”のことなんだ。」「仕事も勉強も人間関係も、誰かのために生きる過程の中で”自分らしさ”が生まれる。」
人の気持ちを汲んで生きられるのが大人。
李相日(リ・サンイル)
「在日のコミュニティから”脱出”してみてわかったのは、そこもけっして広い世界じゃないんだな、ということ。」
「自分の平凡なところやおもしろくないところ、月並みなところに気づくことも、すごく大切なんだと思います。」
(自分の)ダメさ加減に気づくこと?
鏡リュウジ
「科学は”How?”には答えられるけど、”Why?”には答えられない」
「運命なんて言葉を安易に使って、自分の可能性にフタをしないでほしい。」
他者が自分と違うことを理解すること。”共感”以外の部分で他者とつながるようになること。
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ミスター日産面白かった!
鏡リュウジは読んでいて勇気がわきました。
人と違ってもいい、みたいな?
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大人でも十分に楽しめる内容であった。特にジャズシンガーの綾戸さんの話が印象的で少し感動した。娘に薦めたい。
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6人の特別講師がどのように今の自分になったのかを語った本。
自分の好きなことだけを勉強してきたような話ばかりで、東大を目指す漫画の副読本とは思えなかった。
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前回は日頃の勉強について考えられるものだったが、今回はキャリア教育について考えられる内容だった。
6人6様の生き方、考え方が垣間見え、自分らしく生きる、自分らしく考えることが大事だと考えさせられる1冊だった。
進路指導の際に参考にできそう。
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前作の「16歳の教科書」に続き、本作も蛍光ペンで線を引きながら読みたくなる本でした。
綾戸さんのお話が好きです。特に、大人は自分の頭の中で「枠」を決めてそれを超えると評価しなくなる。最高すぎる答えは最低と一緒になっちゃう。という意見に共感しました。日本には出る杭を打とうとする雰囲気がありますからね>< 「できる人」に対する嫉妬も含まれているような気がします。私はそうした「つまらない大人」にならず、120点を評価し、さらにその人と自分自身を鼓舞できるような人間になりたいと思いました。
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今回は各分野で活躍している6人が、自分の仕事について語る講義となっています。
読み物としては、それぞれ個性的な方々で面白いと思います。
前作は、各科目ごとに講義されていて読んでなるほどと思う箇所も多かったですが、こういった仕事に関する著書は他にも多く出版されており、新鮮味に欠けました。
個人的には、前作の方が良かったです。
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世の人は、我を何とも言わば言え。わが為すことは、我のみぞ知る。(坂本竜馬)
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http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154943 ,
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/dragon/
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勉強が楽しいものだとか、あんまり思いすぎない方がいい。やっぱり、辛いこともあるから。
でも、たまにおもしろいこともあって、それが仕事とつながっていればとても幸せな気分になれる。
「仕事でやっている」
というと、イヤイヤやっているのかといわれたりするけど、仕事選ぶときに、自分の好きなことを選ぶのは基本だと思ってます。好きなことでも、辛いことやしんどいこともある。
でも、好きなことだから、頑張れるわけですよねぇ。
えーと、なんと占星術研究家の先生が出ています。
これを読んでも、詐欺師として思えないのは、わたしの視野が狭いからか。
混ぜるな危険を、もう混ぜちゃってるじゃんと思ってしまうんですよねぇ。
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大切なのは長期的な視野を持つこと。短期的に得したと思っても長期的に見たら損。逃げ出さずに諦めなけ連場、どんな壁でも必ず突破できる。
超一流のプロになるには、努力の向こうにある鍛錬が必要。
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前作と比べ、勉強と社会を無理くり繋げてる感じが否めない。
有名な人がどうであれ、どういう思いで勉強を捉えていたなんて正直どうでもいいような気がする。
少し僕の求めている答えには遠かったかな。
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勉強が社会においてなんの役に立つのか。
というのを各界の著名人が語ってくれるのがこの本のコンセプト。
27歳の自分が読んでみて、明快に勉強=社会に役に立つということについての納得は得られず。
ただ、経営者から学者に占い師など多業界の人たちの仕事へのこだわりが知れる点は面白い。
面白かったのは
・平凡な映画監督が、賞を獲るまでの面白い映画を作り上げるためにやっていること
・占い師が語る、科学と占いの長短所
この2つは読んでいて納得できたし、面白かった、
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大人が読んでもためになる。一線のプロの言葉には経験に裏打ちされた重みがある。16歳向けに書かれていることもあり、わかりやすく、さっと読める。
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先日レビューを書いた本のパート2です。2冊セットで子供の16歳の誕生日にプレゼントします。パート1は教科毎にカテゴリが分かれていましたが、パート2は社会で活躍している著名人6名からのメッセージなので、とても読みやすいです。私は特に占星術研究家の鏡リュウジさんの話に、共感しっ放しでした。
世代が移り変わっても「勉強する理由」は、子供達はおろか大人達も悩みます。確かにこの手の本は沢山出てますが、本書も読み手によっては光る言葉があり、腑に落ちて行動に移せる人も多いと思います。そんな意味で、本書の価値は無限大です。