紙の本
及川と麻生の過去編
2015/10/18 20:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は麻生さん若かりし25歳、新米刑事のミステリー連作短編集。及川と麻生の過去が読みたいがために購入しました。204頁以降の回想場面がまさに私の読みたかった部分なのだが、及川の言動が切なすぎて、彼が泣かない代わりに私が泣てあげたいと思った。読後、麻生の気持ちに引きづられてなんとも言えない虚無感に襲われた。
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砂吐く準備万端だったのに、練は出てこないのね。
そりゃそうか、ここで出てきてもまだまだ子供みたいな年だよね(それはそれで(マテ)
及×龍にはもえないわたし。
(本の評価じゃねぇ……)
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8月頭 大好きな柴田よしきのシリーズで、たぶん最も地味なキャラクターの造詣が描かれていて興味深い短編集だった。なるほどね、みたいな。でも柴田よしきの真骨頂はやっぱり長編だよねー。だよなー。
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RICOシリーズのファンならずとも楽しめる、できのよい短編集。
温かい目線の捜査に、そのエンディングに、じんとする。
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◆あらすじ◆
麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。
下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな傷害や器物破損事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。
そして次々に起こる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった───。
のちに辣腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。
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「RIKO」シリーズを読んだのがかなり前だったので、
「麻生龍太郎?」って感じで予備知識も先入観もなく読みました。
(コアファンの方々ごめんなさい)
結論から言うと、好きです。麻生龍太郎。
「RIKO」シリーズ、読み直してみよー。
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はるか昔に読んだ『RIKO』シリーズに登場する刑事の新人時代を描いた連作短編集。
RIKOシリーズを読んでなくても、覚えてなくても楽しめます。
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『聖なる黒夜』が大好きで、ついつい購入してしまいました。
麻生さんがまだ新米刑事だった頃のお話(短編)が5本掲載されています。
『結構、熱血漢な一面もあるんだなー』とか思う場面もあったんですが、やっぱり麻生さんは麻生さんでした(笑)。
次は私立探偵・麻生龍太郎が読みたいです。
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若き麻生と及川でいっぱいいっぱい。麻生は、及川の望む恋愛関係を否定しても「傍にいる」って図太いことができないんだろうな。考え方が繊細なのか。「私立探偵~」を読んだら見解180度変わるかもしれない?
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麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな傷害や器物損壊事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。そして次々に起きる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった―。のちに辣腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。
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やはり人気なんでしょうね、この方!
若麻生さんの名推理短編でしょうか。
少々熱血なところもあったんだ~と思うけど、やはり天才的な発想の持ち主で、それゆえに集団の中にいても浮いているような。
(殺人事件などありますが)大きなヤマ、オチを期待しなければ、シリーズ番外としてはまずまず。
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警察ものというより麻生龍太郎という刑事の話。
最初の植木が傷つけられる話が好きでした。最後の話に出てきたキャリアの木村にも好感。麻生と下町って結構似合う。
及川と麻生、麻生と山内練とでは及川と麻生の方が湿度が高く感じる。たぶん麻生と山内は双方向のベクトルが感じ取れるけど、及川と麻生では及川の一方通行というのがあるんだと思う。
練といるときの麻生の方が私は好きだ。
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麻生が、「所轄の星」と呼ばれていた頃のエピソード。
地味な事件ばかりだけど、麻生がどれだけ真摯に、事件の本質に対峙していたかがわかる一冊。
これ読んでようやく麻生の良さもわかってきたというか・・・
随所に出てくる及川の可愛さにもうメロメロっす。
これって、及川と麻生の、曖昧で残酷な蜜月の頃なんですね。
合鍵返されちゃう及川、不憫すぎて涙・・・ってこれ感想?
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内容は面白かったが、主人公の刑事がゲイでしかも自分自身が
そのことに戸惑っている、という設定が私には余計でした。
でもその設定がなければ、作品自体存在しなかったかも。
「緑子シリーズ」?のスピンオフなんですよね。
その「緑子シリーズ」も1作だけちょっと読んだのですが
好みではなかったので、作風が単純に好みじゃないのかも。
他の作品でそこそこ面白いと思ったのがあったのですが、
なんだったか忘れちゃいました…。
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聖黒シリーズ初読でした(RIKOを除く)。
面白かった! こういうテイストが私は好きです。
ただちょっと及川が可哀想だったかな…。