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ほとんど理解できないまま読了。。何をどうするとこのように思考が展開するのか。展開に至るまでにどれほどの思索が必要なのか。。ぞっとするような深淵が口を開けているのが見えるのだけど、その深淵がいかに魅力的なことか。
でも理解したと思える瞬間は今生では来ないと思ふ。
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正確には「『無限小解析』のはじまり」のようです(本書に記載あり)。なかなか面白いけど、読む時間がないので断念。
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おもしろかった。が、難しかった。
「オイラーの公式」で知られる発見が、ライプニッツとベルヌーイとの間で論議されていた「負数や虚数の対数」についての決着をつけるための議論の途中にたまたま出てくるだけのものだったのだ、という話は興味深い。
本書で「ベルヌーイの等式」と呼び、オイラーが論文[E168]で「ヨハン・ベルヌーイの美しい発見」と呼んでいるという式は、
log√-1 / √-1 = π/2
という式だが、本書ではそもそもこの式がどうやって導きだされたのかについては書かれておらず、気になった。検索してみても高瀬先生本人のサイトか、「ベルヌーイの不等式」と「ベルヌーイの定理」の話しか出てこない。今後の調査課題として持っておくことにしよう。
誤植メモ。(第一刷)
p.316で「ド・モルガンの公式」と書いてある箇所があるが、「ド・モアブルの定理」の誤りと思われる。
また、同じくp.316で「r=q/pと置く」とあるのは「r=p/qと置く」の誤りだろう。