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まずはドラえもんから!!仕事で疲れている、あのころの子どもたちに読んでもらいたい完全収録全集のスタートです。
2009/07/24 23:12
19人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年43歳のサラリーマンです。
この度の『藤子F不二雄大全集』の発売を、自分が小学生のときにてんとう虫コミックスのドラえもんの発売を楽しみにしていた頃と同じ気持ちで待っていました。
(確か小学校1年生のときにドラえもん1~3巻が発売したような記憶があります)
子どもの頃から藤子先生の作品が本当に大好きでした。
小学生当時、低学年で1ヶ月1000円、高学年で1500円のお小遣いをもらっていましたが、その殆どを使わずに取っておいて、藤子先生の単行本に費やしていました。
それでも月に買うことができたのは3冊とか5冊が限度でしたが。
単行本を買うだけでは物足りず、学年誌や週刊誌等の雑誌もリアルタイムで読みたくて、本屋で毎月学習雑誌に連載されているのを読み漁り、週刊誌等も藤子先生のを探して(時には大人の雑誌も探して)立ち読みしていました。
そんなこんなで小1から大学生になるまでに集めた藤子先生の単行本は数百冊。
家族からは「家が狭くなるから捨てて」とか、「いい年をしていつまでもマンガを置いておくな」といつも言われていました。
常日頃から家族から苦情を言われていたこともあり、「もう大人なんだからマンガを処分してこれからは違う趣味を見つけよう」と決心してしまい、社会人になりたての20年前に、古本屋に二束三文で売ってしまいました。
でもそれは大きな間違いでした。
人間大人になったからと言って、そうそう子どもの頃と感性が変わるものではありませんでした。そのことを知ったのは宝物を失って間もなくでした。
再び同じものを手に入れようと本屋を探し始めた頃にはドラえもんといくつかの有名な物以外殆ど絶版。結局、今日に至るまで長い後悔をしていました。
このような経過があるため、今回の藤子F不二雄完全収録は本当に夢のような企画です。
現在、中年になり、仕事では中間管理職立場になり本当に苦しいことも増えていて、逃げ出したいこともありますが、大げさではなく、毎月藤子F不二雄大全集が届いている数年は死ねないなあ、と思えるくらいの大企画です。
これを英断した小学館には拍手喝采の想いです。心からありがとうといいたいです。
普段の生活に疲れている、今も心は子どものみなさんにぜひ読んで自分自身を取り戻して欲しいと思います。おすすめです!!
昔の自分に会おう
2009/07/28 10:43
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱせりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った藤子・F・不二雄大全集が刊行されました。
栄えある1巻は当然「ドラえもん」。
高校生の頃にSF短編にハマった身としてはそんなに「ドラえもん」に興味はなかったのですが、改めて読んでみると「この話知ってる!」という感覚がどんどんあふれてくる自分に驚きました。
そんなに読んだ覚えがなくても子供の頃に読んでいたのだなあ。
そして、その感覚とともに幼児の頃、続きが読みたくてじれまくった焦燥感まで思い出してしまいました。
あのころは体のすべてを使って貪欲に書物を吸収しようとしていたのだなあ。
カラー口絵はあるし、月報もあるし、資料館まであって「大全集」という名に恥じない素敵なできばえです。
かつて藤子漫画を楽しんでいた人には、絶対のオススメです。
昔の自分に会えますよ。
「ドラえもん」と「ゴルゴ13」。
2009/07/24 22:37
7人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ドラえもん」と「ゴルゴ13」の連載が始まったのが一年だけずれているが、時代風刺や描写をしている面があるのは共通している。だからアニメ化する時に現代に置き換える場合、設定や台詞を変える必要があるわけだ。
「ドラえもん」の場合は単行本化する際に台詞を大幅に変えないと、主な読者である子供には分からないわけだし。全作品収録を目指している、というが、何らかの都合で未収録になる作品があるのでは?
やはり最高
2015/03/23 13:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子が声を出して笑いながら読んでいる。同じ話を何度も何度も読んでいるみたいだ。
ドラえもんは短いストーリーであるが、起承転結で構成されており、子供の国語の勉強にもなる。
息子は読書は嫌いだが、ドラえもんは読んでいる。お陰で国語の成績は悪くない。
独特な展開の心地よさ
2020/05/10 08:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラえもんの話の展開は、早いとも遅いとも思わない独特の心地よさがある。特にこの初期作品ではそれがよく出ている。
気にさわったかしら
2016/12/21 17:12
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投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
事典かこりゃあ!
というぐらい大変厚いこの本。
さすがは大全集、長い「ドラえもん」の歴史を感じさせます。
初期も初期なのでキレッキレの爆笑ギャグ、暴言、ブラックさ満載!
重いし読むのが大変だけど、それもまた魅力的なのがこの本です。
ぼく、ドラえもん
2016/01/15 08:11
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤子・F・不二雄の代表作「ドラえもん」は、私の子ども世代のマンガだとばかり思っていた。
ところが、小学館の学習雑誌に初めて登場したのが1970年。「小学4年生」で初めて「ドラえもん」を読んだ子どもは1959年生まれなのだ。昭和でいえば34年生まれの子どもだ。
ほとんど私(昭和30年生まれ)と変わらない。
「藤子・F・不二雄大全集」の「ドラえもん」第1巻には、三世代、すなわち1959年1960年1961年生まれの子どもたちが読んだ「ドラえもん」が収録されている。
1959年生まれの子どもは1961年生まれの子どもが読んだ「ドラえもん」を知らない。知っているのは、自分たちの「ドラえもん」だけだ。
ここには三世代それぞれの「ドラえもん」誕生の物語がある。
主人公ののび太君の孫の孫であるセワシ君が未来からドラえもんを連れて、机の引き出しから現れるという大筋では一緒だ。
しかし、1959年生まれの子どもたちはのび太君の将来のお嫁さんがジャイ子だということを最初に見せられてしまう。ジャイ子が何者かも知らないうちにだ。
1960年生まれの子どもたちはのび太君の悲惨な未来を、1961年生まれの子どもたちはすでに何をやってもさえないのび太君を見せられるだけだ。
初回にしてかなり違う。
物語としては、1961年生まれの子どもたちが読んだ「ドラえもん」がよく出来ていると思う。1回めにして主要な登場人物、しずちゃん(しずかちゃんとはなっていない)やスネオ、ジャイアンたちも登場する。彼らがのび太君の友だちと最初にわからせておくとその後の展開がしやすい。
それにしても、この1巻だけで781ページにもなっている。
不思議なのはこれだけのページ全部でのび太君のダメぶりとドラえもんのおっちょこちょいぶりを読まされ続けるのだが、ちっとも飽きないということだ。
ほとんどのストーリーの基本形は同じながら、読者を退屈させない工夫こそが「ドラえもん」の魅力といっていい。
アニメの「ドラえもん」しか知らない人たちにも手にとってもらいたい一冊。
しかも、この巻には「ドラえもん」の中でも屈指の名作といわれる「おばあちゃんのおもいで」も収録されている。
やはり傑作
2023/01/19 23:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「藤子F先生ファンなら、必需品」との思いで購入しました。
代表作なだけあり、やはり何度読んでも面白いですね。
絶対○
2021/10/31 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくいい!良かったです!
ちょっとずつ、読んでますが……知人によると、お休みの日に一気読みして、懐かしさと嬉しさで……お酒飲んだとメール来ましたよ。
なつかしい
2015/11/14 08:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おしょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供に買ってあげたが、懐かしく自分も読んでしまった。ひさびさに昔に戻れた気がして新鮮な気持ちになった。