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紙の本

生きるためのエンディングノート

2009/12/01 12:05

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

デビュー作『ロスト・チャイルド』では遺伝子工学、
次の作品『マラリア』では宗教と
ウンチク系の小説が得意な著者ですが、
本作はちょっと毛色が変わって、「普通の小説」の印象が強い。
でもこの作品の好感度は高い。

デビューの映画脚本が注目され、
テレビドラマも手掛けるようになった神尾良子。
彼女が大学院時代の後輩水嶋と再会し、
エンディングノートという人生の終末に残す
ノートの存在を知るところから物語が始まります。

人と深く関わろうとしない彼女が
家族の死と旅行、水嶋や友人の小説家、
彼女に想いを寄せる、ニブイ中井などとの関わりによって
人との付き合いを知っていきます。

ここが「普通の小説」所以なのですが、
しかし、その人の関わり方がリアル。

つい男に対して駆け引きをしてしまったり、
意地悪をしてしまったり。
仕事優先のスケジュールを組み、
「お金」を言い訳にしてしまう。
誰もが何気なくやっている「自己中心」。

そのなかで彼女が売れないためにホステスをしたこと、
その時に知り合った男が忘れられないことなどが
徐々に明らかになっていきます。

デビュー作の映画「オバステ」のシーンが
小説内に挿入され、心をうちます。

「大切な人が亡くなってから、人はその思いに気づく」
人はすべてのことを、周囲にもらしているわけではない。
すべてのことを伝えるのは不可能。

でも、そこに自分が関われることが
もしかしたら、もっとあったかもしれない。

「生きているうちに人の気持ちを伝えていこう」
著者と主人公のストレートなメッセージによって
作品が清冽なものへと昇華しました。


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2009/11/06 11:02

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2009/12/30 00:23

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2010/02/05 11:01

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2010/08/18 08:42

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2011/11/26 15:51

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2012/07/25 20:23

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2012/09/16 00:30

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