投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
間を空けながら読んだせいか、
イマイチ乗り切れなかった・・・
人の不幸・災いに遭遇した時、
なんとかしてあげたい、でもなんにもできない、
と思ってしまう、主人公。
これって、私も全く同じことを思って生活しているので、
よくわかる。
なんとかできたかもしれないのに、
知らんぷりしてしまったのかも・・・
いやいや、でもだからってなにができるんだ?
「正義」「偽善」
伊坂作品のテーマかも。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
夫「『あるキング』がイマイチだったからすごい期待をして読んだかな」
妻「『キング』よりは徐々に伊坂節が復活している感じはするね」
夫「中盤からさまざまな伏線がつながっていく。そこからはどんどん引き込まれていったよ。登場人物のキャラクターの描き方は少し残念だったかな」
妻「五十嵐さんの途中までの語りが、青年の想像物語の独白だったとは・・・この手法は『アヒルと鴨』の「隣の、隣」を彷彿させるよね。伊坂ならではだね〜ファンタジスタ伊坂!!」
夫「『魔王』のように作家の考え方がしっかり書かれているのは好感が持てた。伊坂の作風で、おれの好きなところ」
妻「ラストがいつも明るいのもいいよね。読み終わると、じーんとしつつも晴れやかな気持ちになれる。今回も「僕はエアコンを売る。それが誰かを救う」—そうだ!って思ったもん」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
途中で二つの話がリンクする箇所がおおっ!!て感じでした。
中盤より少し前の「なぜ言い訳するのか?」みたいな議論のくだりがすごく
面白くてくすくす笑ってしまいました(しょっちゅう謝る人だからなぁ…自分)。
これからは謝る回数を減らすようにしよう(+_+)
あとオチに近いところで、主人公?達のとったある行動が全く○○○○のがちょー面白かったです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「あるキング」に次いでの長編新作。
特有の事件のリンクと連鎖を手法とした作品...
を更に進化させたようなかなり不思議かつ、
ちょっと実験的なような内容という印象を受けました。
明らかに昨年までの伊坂作品とは今年の2作は違いますよね。
今までの名作が続々と映像化され、
かなり著名になったはずなのに、その位置をキープする事なく、
さらに加速して引き離すかのような...
読者を篩にかけるかのような...そんなスピード感を感じます。
当然内容は面白い。後半は腰を据えて集中しないと
置いて行かれそうになるけど、ミステリー的でもあり、
SF的でもあり、ファンタジーでもある。一番最後...
如何にも伊坂作品らしい台詞と描写は...やはりとても大好き。
何より今作はアートワークが素晴らしい! 超カッコいい!!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
<内容>ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本屋に寄ったら、新刊が出ていたので迷わず、買った。
著者の前回の単行本、「あるキング」がファンタジー過ぎて理解に苦しみ、本作にもそのような感じがあったのだが、今回はとてもうまくまとまっていて、とてもスッキリした読了感を得られた。
面白い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
一時期凄く好きだったんだけど、すっと熱が冷めた
「魔王」あたりから方向性変わってきたよね
今も嫌いじゃないけど、著作全部追っかける気にはならんよな
といいつつも、これは五十嵐大介とのコラボレーションなので、読みたい
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
西遊記と、因果関係と、SOSの話。
複数の語り手により話が進行し、やがてつながっていく。
そんな相変わらずの伊坂ワールドを今回も楽しませていただきました。
この話はもやもやするところが多くて、読んでいるときはそれが受け入れにくくひっかかっていたけれど、心理学を題材として考えたらそうあって当然かなと思います。
(そういえばバロンダンスって漫画「ウルティモ」と関係あるのかな?)
辺見のお姉さんと、二郎真君と、眞人君の変化はこちらにも幸せを与えてくれますね。
この辺りにも伊坂ワールド感じました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『モダンタイムス』、『あるキング』とそれぞれ今までちょっと違った雰囲気の作品を出してきて、さあこんどは・・・
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
冒頭は若干?な印象でしたが、ラストのほうでネタばらしがあり
読み始めの印象よりはよりは、面白かったです。
途中でやめるとつまらないかも。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
内容紹介
ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。
内容(「BOOK」データベースより)
ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空―救いの物語をつくるのは、彼ら。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
新聞連載してた奴がこんなに早く単行本化されるとは!!本屋でテンション激上がった伊坂の新作です。購読してる読売新聞での連載だったのだけど、毎日読むという行為が続けられなかったので単行本化はありがたい限り。
でもちょろっと読んでた頃から、『またちょっと伊坂っぽくないなぁ』と思っていた理由は、漫画家と共同の構想を作品化したものだからか?2者からの目線で語られる物語構成の、収斂のされ方は結構好きでした。
まぁ、キーワードとなる孫悟空を上手く自分の中に落とし込めないと、読みにくいかも?『あるキング』に続いての若干伊坂っぽくないストーリー・物語世界。ただ、『重力ピエロ』あたりが大好きな私としては、やっぱりあの伊坂世界が欲しいなぁと思うわけです。。あ、でも雁子さんや二郎の母は伊坂っぽくて好き(笑)そして最近伊坂の作品にSEが出てくる率が高く、ちょっと受けるw今回は画面仕様書とか詳細設計とか用語用語にニマニマしてた(笑)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
あるキングに続き、やっぱ往年の伊坂さんらしさ
はあまり見えなかった。あるキングよりは見えたけど。
でも終わり方は往年の伊坂さんを感じたので
良かったと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空―救いの物語をつくるのは、彼ら。
前作「あるキング」とどこか似た雰囲気を感じた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
引きこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と
一瞬にして300億の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。
そして、斎天大聖・孫悟空。
(帯より引用。。。)
ラッシュライフのように、いくつかの視点が交差して進んでいき、
どちらの語り口も伊坂さんらしいキャラクターで楽しかった。
現代の悪魔祓いの描写がリアルなのが印象的。
最後あんまり悪魔祓い関係なくなるのが残念!
孫悟空のモチーフ、何か強引な気がしたのは私だけかしら・・