投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「吉祥寺」に惹かれて。
短編集。表題の朝比奈くんは意外性があってよかった。すべて恋愛系だけどベタベタではなくかなりサラっとした感じ。ベタ甘スキとしてはちょっと物足りないかな~。10.04読了。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
恋愛短編集
「交換日記はじめました!」が好き
高校生の時にはじめた交換日記
ふたりだけの日記のはずが
複数の人の手に渡り
書簡となってひとり歩きする
和泉遥の思いと
遥を思う気持ち
勘違いやウソ
心の変化
変わらないもの
時間を経て
また遥のもとに日記が戻ってくる
日記で過去を振り返り
現在に向き合おうとする遥
懐かしさと意外性が
「うまいっ」と感じる
「ラクガキをめぐる冒険」も好き
実家の押入れで
懐かしいマッキーを見つけたことで
心に思う人を
その気持が呼び起こされた
言えなかった思い
言わないままの気持
確かめられなかったこと
懐かしい気持になるのと
ちょっとミステリちっくな
結末もとってもいい感じ
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前作の「百瀬、こっちをむいて」がよかったので読んでみたが、こちらも大変よい。
恋愛小説が苦手という人でも、この人の作品だったら読めそう(な気がする)。
こそばゆさを感じるかもしれないが。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『百瀬、こっちを向いて。』に比べてこなれちゃった感あり。
まあ、それでも面白いけど。
「三角形はこわさないでおく」の距離感が好き。
この三角形の関係性が何よりも貴重で愛おしい。
わかるわかると思うと同時に、羨ましくなった。
「吉祥寺の朝比奈くん」は若干ミステリ。そうでもないか。
でも伏線の張り方が刺激になってよかった。
全体的にカッコイイ人が多くでてた。
生まれてきてごめんなさいの人が少なかったような。。。
まァいいけど。でも後者の方が作者の持ち味が活かせそうな気はするのだけどなァ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「百瀬、こっちを向いて。」で好評を得た作者の最新作。
前作と同様短編集ですが、青春小説+αといった感じになっています。
この作品では、表題作の「吉祥寺の朝比奈くん」、「三角形はこわさないでおく」がお気にいりです。
朝比奈くんは、最後の種明かし~その後の流れがよかったですし、三角形の主人公たちの関係性が貴重であり、今後も気になる感じでした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
このひとの作品、やっぱり好きです。
短編集5編入ってるんですけど
表題作が好きかな。
裏が面白い。
この裏切られ感は独特!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前任校の卒業生がオススメとメールくれた本。
乙一と同一人物説があるのね。
こういうタイプの本を読んだことなかったので、新鮮だった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
交換日記はじめました!
ラクガキをめぐる冒険 ◎
三角形はこわさないでおく
うるさいおなか
吉祥寺の朝日奈くん
・・・圭太、ヤな奴!
ぐーぴたっはグミを自分も食べていた
しかし効果はあまり感じなかったような
そして姿勢は確かにその通りになる(笑)
朝日奈くんは少しミステリ、あとはキュン物
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ラブロマンス短編5編。交換日記だけで愛を語るという珍しい手法あり、軽いミステリタッチあり、もろ青春純愛ありなどなど、1冊で5度楽しめます(笑。「百瀬、こっちを向いて。」に勝るとも劣らない傑作と言えましょう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
山田真野。上から読んでも、下から読んでも、ヤマダマヤ。彼女はそれをいやがっていたが、僕には関係なかった。最後までずっと「山田さん」と呼んでいたからだ-。中田永一が贈る至高の恋愛小説。表題作を含む全5作を収録。
至高の恋愛小説と言うから甘ったるいのかと警戒したら、そうでもなかった。ピュアな恋バナに必ずひとひねり加わっていてそれなりに意外性があった。タイトルから中身がわかってしまうような作品もあったけど…。
(B)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『百瀬、こっちを向いて。』後、待望の新作です。
今回も短篇により、ちょっと切ない恋愛模様が展開されています。
著者の恋愛ものは、甘酸っぱい青春の恋心を描きつつも、
ミステリ要素があるというところが特徴的。
「どうなるの?」と思いながら読み進み、「そうだったの!」という
ちょっとしたどんでん返しが楽しみなのです。
冒頭の「交換日記はじめました!」から引き込まれした。
高校時代につきあっていた2人が始めた交換日記の内容が
そのまま綴られてしますが、やがて2人は別れてしまい、
なぜか無関係の人々がそのノートの余白に、それぞれの
言葉をしたためていき・・・。という内容。やはり、巧いです。
お腹が鳴ってしまうことを気にする女の子が、人一倍耳のよい
男子クラスメイトにつきまとわれる「うるさいおなか」もかわいい。
表題作の『吉祥寺の朝比奈くん』は、少し大人っぽい話です。
26歳の朝比奈くんがほのかに好意を抱く女性には、ダンナと、
3歳の娘がいました。彼らは3人で昼間の吉祥寺を散歩する
デートをしたり、メールのやり取りを続けますが・・・。
朝比奈くんがデートしたり生活する吉祥寺の街。
実際に知っているだけに、今後 それらの場所に行ったら
この話を思い出してしまいそう。献血ルームも行ってみたり?
どの話もちょっとおとぎ話っぽいのですが、しゅわっと爽やかに
味わえます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
恋にまで届かない、なんとも言えない優しく切ない時間が包む空気を丁寧に切り抜いたような短編集。
どれも「恋の予感」で終わる寸止め感がたまらなく好き、好きだー!
好みは「ラクガキをめぐる冒険」、「三角形はこわさないでおく」、「吉祥寺の朝日奈くん」、「うるさいおなか」、「交換日記はじめました!」の順かな〜。
どれもいいんだけどね!吉祥寺の「傀儡草」が出てきて嬉しかった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
さっくり読み終えてしまって、満足感とともに次はいつこの作者のを読めるのかなあという寂しさがひしひしと。この本も良かったです、とても好きです。
交換日記はラスト数ページにやられ、三角形はその三角形のうつくしさに感慨ひとしおで、おなかの話はくすくすしっぱなしで、そして朝比奈君の読んだ後に押し寄せてくる深い深い感情の波に気持ちよくそして切なさも帯びながらたゆたって、満足至極という感じです。人と人との感情は永遠にそこにありつづけるのか、そうではないのか。その答えをだれも持つことが出来ないから、これだけ刹那的に相手を求めるんだろう。などと、戯言を思ったりしたのでした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「百瀬・・・」がよかったので本作も期待して読んだ。淡々としている主人公や文章の雰囲気も好きだし、予想してない展開にびっくりしたり。今後も注目する作家さん。と書いてから今レビューで著者のことを知って、なるほどと思う。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
この人の作品を読んで、短編集が好きになりました。
もうね、すべてが愛おしい。きゅん、きゅんってなる。
表題作の吉祥寺の朝日奈くんはタイトルからして好き。
あとは交換日記はじめました!と、ラクガキをめぐる冒険がすき。
どの話も伏線がうまくはられてます、