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みんなのレビュー23件

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23 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

受験参考書として利用するだけではもったいない本

2010/09/18 20:06

24人中、24人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 小西甚一は、日本中世文学において確固たる研究業績をあげている学者だ(った)〔 『文鏡秘府論考』により日本学士院賞を35歳で受賞。1999年(平成11年)、文化功労者。2007年5月26日、肺炎のため死去、享年91。〕が、この本は高校生のための大学受験参考書である。しかし、知識を詰め込み暗記するための本ではない。日本の古典文学を読み解き理解する方法と大学入試問題の答を導きだす方法とが、並行して同時に組織的体系的に説かれている。受験参考書として利用するだけではもったいない本である。
 通常古語辞典の巻末に付録的に掲載されている、昔の服装や建築などについて初めにその概要が解説されている。昔の生活や風俗を知り、その環境のもとで昔の人がどのような感情・考えをもっていたのかを知り、そのうえでそれらがどのように表現されたのかを理解する。そのように教える順序がよく考えられた構成になっている。文法の枝葉末節に拘泥せず、文意を大胆に掴むで合格点をとる方法と、曖昧な理解では減点される可能性のある文法や現代語訳のための重点項目とが、学習塾の先生が語りかけるような冗談も交えた口語体で解りやすく説明されている。
 長年にわたり入試問題を出題し採点してきた経験が生かされている。研究者と教育者とが一人格のなかで共存している、日本の大学教授としては稀有な存在である。

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紙の本

「伝説の…」と称された名参考書。ぜひ、学びなおしに向けて!

2019/08/06 20:32

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ムダ話のように見えるところが、大きい目でながめれば、けっしてムダではないのである。要点だけギッシリならべたって、頭に入るわけがない。要点が要点でなくなるからだ。要点を要点として把握するためには、まわりに「要点でないこと」がどうしても必要なのである。なるほど、時間が惜しいだろう。しかし、いそがしいときほど「あそび」が貴重な意味をもつ。文庫となった今、読み物として面白い。小西甚一先生は 旧仮名遣いと新仮名遣いがもめたときに、そうした揺れを一切問題とせず、新旧どちらでも同じ表記ですむ語だけで一冊の本を書き上げることの出来た、言葉遣いの奇跡的な名人だった。

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紙の本

受験生にはもちろん、社会人にとっても十分に古典を楽しめる内容になっています。

2020/04/14 09:42

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、受験生から長らく「古文のバイブル」とも言われ、親しまれてきた名参考書の復刻版です。同書には、古文読解のためのテクニックはもちろんですが、古の住居や服飾を通じて、古典作品の背景を知り、それによって古典の中に息づいている当時の人々の感性を理解することができることの重要性が説かれています。ですから、受験生はもちろん、社会人の方々にも充分に楽しんでいただける内容となっています。内容構成は、「第1章 むかしの暮らし」、「第2章 むかしの感じかた」、「第3章 むかしの作品」、「第4章 むかしの言いかた」、「第5章 解釈のテクニック」、「第6章 試験のときは」となっており、とても興味深いものとなっています。

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2010/02/27 15:27

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2010/04/10 00:27

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2010/06/06 23:31

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2021/10/23 17:37

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2011/09/11 00:42

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2011/11/12 17:52

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2012/01/11 20:44

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2012/01/28 02:46

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2013/02/16 20:20

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2014/11/09 09:11

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2023/04/01 10:44

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