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3月のライオン 4 March comes in like a lion (JETS COMICS) みんなのレビュー
- 羽海野 チカ (著), 先崎 学 (将棋監修)
- 税込価格:660円(6pt)
- 出版社:白泉社
- 発売日:2010/04/09
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コミック 第35回講談社漫画賞 受賞作品 第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞 受賞作品 第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞 受賞作品
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紙の本
戦いとは厳しいものだ。
2011/08/17 21:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は、島田八段の将棋への想いを綴ったストーリーがメイン。子供の頃に将棋の天才だと田舎のじっちゃんたちに期待され、東京へ出てきた島田少年。しかし、田舎の天才少年は、将棋のプロを目指す人たちが集まった東京ではただの子供でしかなかった。じっちゃんたちの期待を裏切っちゃいけない。胃を痛めながらも、将棋を指し続ける島田少年。それから持病となってしまった胃痛と共に、戦い続けること約二十年ほど・・・かな。
タイトル戦に挑むたびに、こんな七転八倒するような苦しみを味わってきたのだろうか。
同じく幼い頃に将棋の才能を見出され、それにすがるしか自分の生きる道はないと思ってきた桐山零。好きで将棋を指しているわけではないと言い訳しながら、過ごしてきたところもある。けれど、自分のいる世界の厳しさを目の当たりにして、徐々に変わっていくのだ。
零と同じく中学生でプロになった宗谷名人。その後も将棋界の頂点で居続ける彼に似ていると、島田八段に言われた零。両者とも、棋譜を理屈ではなく感覚で捉えているようだ。ただ、宗谷にはそれを理屈に置き換えるだけの経験と実力がある。零にはまだない。
カバーには「優しい物語」とあるけれど、この巻はそんなものじゃない。とてもとても厳しい物語だ。みながそれぞれいろんなモノを背負って生きている。それを見せつけられるような、そんなストーリー。
将棋から離れてしまった零の義姉・香子も同じ。彼女も零が家に来たことでいろんなものを背負うことになった。それに反発しながら苦しんでいる。
さて・・・。厳しい物語だと書いたけれど、それでもクスッとさせられる場面が散りばめられているのがこの「3月のライオン」というコミックの良いところ。
今回も新たなキャラ登場。島田八段の家で開催される研究会のメンバー・重田クン。彼の言語感覚は非常に独特なものだ。二階堂クンとのやりとりも面白い。少ししか登場しなかったけれど、スミスさんもいいねぇ・・・。いちごちゃんとの甘く切ない生活も続いているようで安心(笑)。
香子と零が喧嘩しているところを偶然みてしまった川本家の3姉妹。末っ子のモモちゃんは香子を「まじょ?」と言って怯えてしまう。そりゃ、香子も可哀相よ(苦笑)。確かに怖いけどね。ひなちゃんは零くんに対して複雑な感情を抱いているのかなぁ・・・という感じ。普通に「おにいちゃん」として慕っているだけなのかしら? 気になるところ。
あかりさんはやはりオトナ。ほんの少しの時間だけしか二人を見ていないのに、その背後にあるモノを見抜いてしまったような。
ところどころに入ってくる将棋のコラムも読み応えがあっていい。もう少し私が将棋に詳しければもっと愉しめるのだろうけれど・・・。将棋、またやりたいと思いつつ、なかなか手が出なくてね。詰め将棋をチョコチョコと解いているのみ。コミックを読み終えるたびに、やろう!と思うんだけどさ(苦笑)。
今後の皆の変化に期待。
紙の本
研究会
2023/09/30 18:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
島田さんの研究会に参加する零。
なにも変わらない成果が無いって自分では思ってても、零くんの周りの人たちはそんな零くんをそっとはしてくれないですよね。そんなこと言うなお前はやってるぞーって、無神経にどんどん言ってやってー
上位棋士の過酷さに触れた零くん、嵐。
電子書籍
その他が
2023/08/29 23:36
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投稿者:モカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公よりも周りの人達のお話がどんどんと増えてきて、しかも個性的な面々。そしてその人達のストーリーも細かく深く読み応えがあります。
紙の本
今回は島田八段にスポット
2022/08/09 23:59
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投稿者:ルリノツキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
零くんがふくふくに至る過程のお話
4巻目は島田八段にスポットが当たっています
その為、将棋シーンは今までよりたくさん出てきますが
将棋要素は低めなのでお好きな方は少し注意です
扉に挟まれた小さな折り畳みカラーポスターが可愛いです
紙の本
将棋の対局シーンが多いが、それでも十分面白い。
2021/01/01 19:23
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
桐山零が参加することになった研究会の主催者である島田八段と桐山零の交流でほぼ一冊。獅子王戦の挑戦者なった島田八段と宗谷名人の対局のエピソードがメインで、実は、ここまで読み進めても将棋そのものには深く入っていけない読者であるが、それでも、面白く読めてしまうのは、登場人物たちのセリフの重みだろうか。将棋に詳しくなれば、さらに面白いんだろうなぁ。
紙の本
「成果が無かったなんて言うなよ、俺は見てたよ」
2019/12/13 10:28
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
厳しい勝負の世界を表現するのに苦労している感じがする。元々、セリフと言うか感情を表す文字が多いんですが、故郷のエピソードとか胃痛とか髪の毛とか入れて何とか…。凡人には分からん、締め切りもないし。
電子書籍
アニメ2クール目の後半部分?
2017/01/14 17:59
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投稿者:McTD - この投稿者のレビュー一覧を見る
話数との関連で行くと、アニメ2クール目の後半部分に当たるのでしょうか?
未だに連載開始当初からの良い流れは続いていますが、
本巻の終了時点がアニメの終了時点となるには無理があります。
おそらく、アニメは次巻以降のエピソードを前倒しするかして収まりをつけるのでしょうね。
話自体に停滞感はありませんが、少し、間延び感を覚えることにはなりました。
紙の本
島田八段がカッコ良すぎる!!好み
2016/10/07 22:26
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
島田八段がカッコ良すぎる!!好み
二階堂君もカッコイイ。
若くてもプロの世界にいる人ってのはやはり大人だ。
紙の本
健全な姿にじんわり
2016/01/12 22:01
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究会に参加することになった零くん。二階堂君と喧々諤々と意見を言い合うさまは、普通の男の子。そんな当たり前の姿に涙してしまう・・・。
(だって今までの零くんを見てたら、ねえ)