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ばあちゃんのおなか みんなのレビュー
- かさい まり (文), よしなが こうたく (絵)
- 税込価格:1,210円(11pt)
- 出版社:教育画劇
- 発行年月:2010.7
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紙の本
静けさと濃さのコラボレーション
2010/10/27 17:13
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のはら そらこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡い色彩の絵で繊細な心の機微を描いてきたかさいまりさん。パワフルな強烈な絵で子どもの純な姿を描いてきたよしながこうたくさん。このおふたりのコラボレーション?! 意外な組み合わせに興味を持って手にした絵本だった。
来年小学校にあがる男の子「こうた」と、ばあちゃんの関わりが、桜の咲く春から春までの1年を通して描かれていく。
ばあちゃんは体も笑顔もでっかい。もくもくした雲のような白髪で、おなかは半端じゃなくでっかく、ぽんぽこりんだ。「こうた」は、ばあちゃんに思いっきり遊んでもらい、ぽんぽこりんのおなかでで滑り台をし、おなかに乗って夢を見る。でも、夏の終わりにばあちゃんが病気になって……。
元気なときのばあちゃんは、暑苦しいほどにエネルギッシュだ。これこそ、よしながこうたくさんの絵の魅力。ど迫力でせまってくる。
だが、この作品は、後半のばあちゃんが病気になってからが見事だ。
場面は、太陽がぎらぎらの真夏の海からから、一転、夕暮れ時の病室に変わる。窓の外は真っ赤な夕焼け。夏の終わりだろう。そして、イチョウが道を敷き詰める秋、雪のちらつく冬へと季節は移り変わる。その時間の経過のなかで、短い文が「こうた」のわかること、思うことだけを淡々と語る。
おばあちゃんが何の病気なのか、病気がどのくらい重いのか、「こうた」には、たぶんよくわからない。でも、体全体でなにかを感じとっている。そんな「こうた」の気持ちや、おばあちゃんへの思いが、感傷的になりすぎずに、しみじと伝わってくる。
こうして時がすぎて、人は生きていくのだと思う。
かさいまりさんの静けさと、よしながこうたさくんの濃さが、組み合わさって生まれでた作品。おふたり、それぞれの魅力を改めて知ることになった。
紙の本
おばあちゃん
2019/02/18 19:42
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなかのおおきな、いつもわらっているばあちゃんとのお話。
ダイナミックなイラストで面白かったのです。
最後の一文で、涙が出てしまいました。
紙の本
大好きなばあちゃん
2016/12/10 21:26
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おしゃれで、たくましくて、笑ってばかりのこうたのおばあちゃん。大好きなばあちゃん。
赤いドレスやビビッドな花柄の水着とか、とにかく鮮やか。
淡く可愛い絵の印象が強いかさいさんにしては異色とも言る豪快な絵本です。
紙の本
おばあちゃんと男の子
2017/09/10 21:41
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
おばあちゃんと孫の男の子。
すごく仲が良くていいですね。
おばあちゃんのおおきなおおきなおなかにちょっとびっくりしました。
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