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紙の本
やっぱり作家は猫が好き!?
2010/10/22 15:04
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nyanco - この投稿者のレビュー一覧を見る
先代・キキの一周忌を記念しての読書だったので…
17年間人生を共にしたゴブちゃんについて描かれた小池さんの作品が一番、心に沁みた。
初めての猫・ゴブちゃんに魅せられた出逢いの瞬間、海外旅行にも行かず文字通り17年間一緒に暮らした様子、そして病に倒れたゴブちゃんを見送り、その後の喪失感…
「猫のいる家」と「いない家」の違い、去年私が感じたままの文章が綴られていました。
そう、猫のいない家は生きていない…。
二度と猫は買わないと決めていた小池さんが野性児・クロとモモに出逢い、ゴブちゃんとの違いに苦労されながらも違いを愛していらっしゃる様子がとても素敵でした。
そう、「いてくれれば」それだけで幸せです。
流石、小池さん、引きこまれる作家さんでした。
21年連れ添ったソックスを亡くされた乃南さん、ソックスは愛犬「くま」の生まれ変わり。
その後、乃南さんの元に訪れた子猫は生き方が下手だったソックスとは正反対の愛され上手のクララ。
そして、更に半年後にはソックスの生まれ変わりのハイジが…
私もキキに生まれ変わって必ずまた一緒に暮らそうね…と言い続けたのですが、どうやら彼女は現世の修業で徳を積み終わり、当分、あちらに居るようで会えそうにないのが残念です。
島本さんの「たび」を描く様子は、猫ならではの性格が綴られ、猫好きはニンマリ…。
奔放で気高く、ごくまれに愛嬌をみせるのにきまぐれ…
帰りが遅いと目を吊り上げて怒り、旅行ともなると烈火のごとく大暴れ!
浮気旅行がばれた夫と嫉妬に燃える妻の様な関係…
いかにも猫だな~とその姿を思い浮かべてニマニマしてしまいました。
実家に猫を預けて迎えに行ったら、すっかり慣れて「あんた誰?」状態だったたびちゃんにガッカリした島本さんが荷物だけ先に…と実家を離れた時の様子が実に楽しかった。
最近、離婚、転居、再婚…と環境と心境が目まぐるしく変化している村山さん。
夫の元に残したもみじちゃんを引き取りに行った時のシーンはウル…っときます。
一人暮らしを始めた村山さんが戦友と呼ぶもみじちゃん。
そして他の人には懐かないもみじちゃんが選んだ新しいパートナーのお話も…
村山さんらしいお話でした。
今は亡き向田邦子さんの猫との思い出が綴られた妹さんによる文章も興味深かったです。
可愛い写真もいっぱいなので、猫好き・本好きさん、オススメです。
紙の本
女性作家と猫
2020/02/15 20:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気の女性作家さんたちと、彼女たちの愛猫たちのフォトエッセイ。
もう表紙からやられますよね。可愛さあふれてます。
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