紙の本
大国間争い
2023/04/28 05:07
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
他人事ではない大国やら新興国の台頭が日本にも脅威となっている。ここに解説したのが本書。しかし各章ごとの仮定の記述は池上らしくなくいただけない。
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2010/11/27 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2014/5/24〜6/3
中国vs.アメリカ、ロシアvs.アメリカ, EU、EU vs.アメリカ、サウジアラビア vs. あめりか、中国 vs.日本の五つの対立をいつもながらの池上節で解りやすく解説してくれる。
2008年初版であるが、最初の中国vs.アメリカの近未来予想が最近の東シナ海、南シナ海を巡る情勢を言い当てているのには驚いた。物事は多角的に見ないといけないことに気づかせてくれる良書。
ではあるが、この本で池上作品からは一旦距離をおこう。またしばらくしたらお世話になるだろうが。
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2012年問題は自分でもう少し勉強する必要性がありそうだ。
非常におもしろかった。また、読もう。
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今年大ブレイクの池上彰。私は好きですね。この本も勉強になりました。韓国、中国、ロシア。この国とどうかかわっていくか。日本は真剣に取り組まなくてはいけませんね。
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ページ量とテーマのわりには読めたほうなのかな。
ただこの本の中身が全てだと思わないほうがいいんだろうな。
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珍しく(?)個人の意見というか、解説に留まらない内容がありました。予測というのかな。僕の考えと違う部分もあったので、池上彰さんの本の中では新鮮に感じる一冊。
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久しぶりに読んだ池上さんの著書。
「そうだったのか!」シリーズの大ファンとしては久しぶりの良書だと思う。
現代の国際社会で表立って対立はしていないものの、水面下で様々な国が”大衝突”している。
そんな現代の外交をリズムのよい切り口・テンポで解説したのが本書。
国家の行動には表と裏の思惑が常に一対となっていることを忘れてはならない。新聞、テレビのニュースで報道される事実の裏の意味を読み取って初めて真実が理解できる。
自分でやろうと思うとハードルの高い検証作業ですが、本書を読めば理解が進みます。
これだけの質でまとめているのは本ならではだと、改めて本の情報の質の高さを実感してしまいました。
中国VSアメリカ、ロシアVSアメリカ、EU VS アメリカ、サウジアラビアVS アメリカ、中国VS日本
学生、ビジネスマン、世界とつながりをもっている誰もが知っておくべき国際関係の基本書になるのではないだろうか。
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2010年11月初版。
東日本大震災前の世界情勢をわかりやすく解説。米、中、露、EU、サウジアラビア、そして日本の六カ国を対立構造として全5章で解説した本。
〜メモ〜
■ロシアとの関係性の重要性
■EUへの認識
(統一貨幣圏の大きさはローマ帝国に匹敵)
(軍事力によらない統一貨幣圏は人類初)
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非常に面白かった。
国際関係について殆ど勉強したことのなかった俺にとって、目の覚めるような本だった。
池上彰の知識量(巻末に挙げられた参考図書の量)にも驚きだが、何よりその分かりやすさに敬服である。
少し経済をかじってさえいれば、国際関係の入門書として非常に有益な本であると言える。オススメ。
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米中、ロシアと欧米、EUと米、サウジと米、日中という国家関係の過去と現在を池上さんが解説。さすがにわかりやすい。
2008年に出版された本の文庫版。少しだけ古さを感じたのは、現時点で世界の主要課題の一つである新興国と先進国の対立という軸がメインで紹介されていないからか。
いずれにしても複雑さを増す世界。各国があの手この手で知恵を絞って国益を探るこの複雑な時代に、現在の日本の政治のテイタラクぶりを見ると、哀しくなってきたりもします。。
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大国同士の動きが政治的、軍事的、経済的側面から書かれていて、普段のニュースの背景が理解できる。内容の理解につながるが、数行前に書かれていることが再び書かれていることもあり、星は4つ。
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中国とアメリカの太平洋覇権争い、ロシアとアメリカの軍拡争い、EUとアメリカの世界基準作り争い、サウジとアメリカの中東問題、中国と日本のアジア覇権対立・・・などなど世界は何百カ国もあるのに、ここに挙げた国が世界を動かしていることに、あらためて気付かされます。タイトルには「大衝突」とありますが、これらの国々は互いに問題は抱えていても、経済的には相手国なしでは経済が成り立たない構図になっており「握手をしながら蹴り合っている仲」という状態だと著者は表現しています。
この状態は逆にいえば、何かのきっかけで一気に友好関係が崩れ、戦争に突入することも否定できないことを示しています。あるいは他国同士の争いにまきこまれることもあります。その時日本はどういう立場をとるべきなのか。知らないふりをしようが、無関心でいようが世界は動きます。
ジャーナリストならではの多角的な視点と読みを平易な言葉で著しており、時事問題の基本が身につきます。分かりやすい時事問題。今世界がどう動いているのかを知る入門書としてはおすすめです。わかりやすい!
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ロシアにはエネルギーしかない。エネルギー収入が減った場合、それを埋め合わせるだけの産業がない。ロシアで軍隊にはいるのは賄賂も渡せない貧しい若者ばかりだから徴兵義務でもアホしかいない。そして軍隊も腐っている。
EUは日本以上に貿易に依存している。
サウジには宗教警察が存在して、女性がブルカを被ってないと取り締まる。そして火事があってもブルカ着用していないから逃げられなくて死亡するというパロディのような悲劇があった。
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やはり池上さんの本はわかりやすくかつ楽しくて良い。巨大国家の対立という切り口で世界を見るという本書の視点も明快でわかりやすくてよいですね。複雑な国際情勢が明快に整理されています。
特に印象的だったのはサウジアラビアの話。正直サウジアラビアという国はあまりイメージが沸きにくかったのですが、サウジ家が支配する専制君主国家であり、厳格な宗教国家であること、といったイメージが沸きました。ビン・ラディンらが何故9.11テロに至ったかといったこともわかりやすく解説されています。
国際情勢に疎い私は、9.11テロが起こったとき、正直何が起こったのか、誰が何のために、といったことがよく理解できませんでした。そのとき以来中東情勢を理解しておかないとまずい、という危機意識を持っています。理解を深めていきたいところです。
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世界の大国の関係がわかりやすく説明されていて、とても勉強になった。特にサウジアラビアについては、何も知らなかったのでためになった。