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長かった・・・でも、桜井氏の中で何かが完結してくれたのならヨシ!ってことで。
『建築探偵』に躊躇して手に取らなかったのはやたら理系モノ?という気がしていたので。順不同に一冊何気に手にしたら桜井氏のツンデレキャラに、蒼の可愛さに、深春の懐の深さに、神代先生のべらんめえにハートを鷲づかみされ、それから全巻!いっちゃったのでした。知れば知るほど、読めば読むほどに魅力は増すばかり。そして京介の出生の秘密なども。それが!それが!ついに完結なのです。篠田先生お疲れ様でした。
一日が48時間あれば全巻順番にまた手に取りたいところなのですが。
あ、一応、家の書棚には揃ってます。
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今さっき読み終わりました…。いや、本当に長かった!篠田さんの作品は好きなので、ほとんど読んでいますが、このシリーズ、流石に長かっただけあって、記憶がかなり曖昧になってしまい、完結編のカタルシスはあまり味わえなかったかも…。お父さんが、もう人間離れした悪に描かれているにしては、何だか小粒で物足りないし、そこまで大袈裟な話だったんだろうか?と、ちょっと疑問。何にしましても、無事完結で本当にお疲れ様でした。またワクワクするミステリ、待ってます!
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建築探偵シリーズの完結編。とにかく完結した、という以外に特筆すべきものはない。
そもそもは建築物の魅力や、特性を活かしたミステリというシリーズ立てだったにも関わらず、シリーズの途中からそのあたりがややおざなりな印象。作者がキャラクターに入れ込み過ぎているような感があり、シリーズ後半はミステリよりもそちらに主眼が置かれているように思った。
その点は、このシリーズをキャラクターメインで読んでいる読者には良かったのかもしれない。
ただ、建築をメインにしたミステリというだけで読んでいた私にとっては、シリーズ後半は惰性でしかなかった。
シリーズ初期の作品群では、建築そのものにおもしろみがあっただけに、後半が残念でならない。
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もう推理小説ですらありません
伊集院大介シリーズのような情緒の世界
に浸ってる
蒼・・・京介
この二人の魂がお互い求め合いながら傷を
なめあう・・・だけじゃないか
ドラマの最終回のような過去の名シーン
つじつま合わせに奔走した作者に拍手!
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【感想MEMO】
ラストの巻だというのに、どうも、正直「良かった!」と思えなかった。
多分、色々なセリフが上滑りしているような感覚が拭えず、ペラッペラに感じたからかもしれない・・・。
残念無念。
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終わった。
というより 『終わらせた』 のか?
自分が冷めてるのか、作品の温度が高過ぎるのか…
最後まで温度差が縮まらないというか、どんどん開いていくばかりで
読み進めるのがツラくて参った。
このシリーズが大好きだっただけにラスト2作は読まないでいた方が良かったかも知れない。。。
まぁ 長い間お疲れ様でした&ありがとうございました。というところかな。
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建築探偵最終巻。
これは…ミステリ、ではなくなっている、な。
読んでるほうも、もう、今更人殺さんでも、とにかく京介と蒼ちゃんのオトシマエさえつけてくれればいい! とゆー心情で読んでおりました。
しかし、ここに至るまで京介×蒼を信条にしていたとゆーのに、今更神代×京介の可能性を提示されても…!(してない)
とりあえず、小屋でドア越しのシーンとラストのサンルームだけで、腐女子としては満足です。
が。
純粋に建築ミステリを楽しんでいた(最初三巻ほど)ミステリファンとしては、もーちっと前に始末つけといたほうがええんではなかったんかいと思わずにいられない。
ま、カテゴリ「ボンノー」なので。
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桜井京介シリーズ 最終巻です(;_;)
ついに終わってしまった
含みを持たせた終り方でしたね。京介には幸せになって欲しいよ~
パパの最期がなんだかなで残念
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読み終わったに分類したけれど、中盤飛ばして読んだ。
完結したことは良かったが、今後この作家の作品は読まないと思う。
シリーズ後半から感じていた気持ち悪さが最高潮になってしまい、とうとう一冊を読みきることもできなくなってしまった。
男性同士の恋愛を扱っているものが読めないわけではないのだが、どうもこれは受け付けない。
桜井京介の過去を大層なものにしすぎたように感じる。美形だけど虐待されて育ったためにひねくれている、ちょっと変わった兄ちゃんぐらいにしておけば素直に読めた。あるいは最初からファンタジー、中二病路線目一杯だったら、それはそうとして楽しめたのに、途中からの路線変更は私には受け付けられなかった。
神代と京介と蒼と美春の関係性、とくに神代、京介、蒼の関係の男の皮をかぶった女性っぽさがどうも駄目だ。
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シリーズ最終巻。終わってしまったのか、というさみしさもあり。終わり方はなんだか静か。でもこれがベストなのかなあ。
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建築探偵シリーズの完結編。
15年近く続いたシリーズもやっと完結だけど、すべての謎に結論づけようとしたせいか、若干微妙な点もありました。
それにしてもグレゴリってなにもの?!っていうのが最大の感想。
なんでそこまでできるんだろう・・・
完結ですっきりしたかといわれると、100%は無理だけど、まあそれなりにまとまったかな。
ラストは明るく終わってもらえてよかった。
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まさか、完結してるとは思わなかった…。
篠田さんのミステリー・このシリーズは大好きで、よく読んでるんですが、私情の理由もあり、調べても見つからず…。
昨日、友達にここを教えてもらって登録、探してみたら、はえ!?ってなりました(;´∀`)
ということで、とりあえずは図書館で予約済み…。
でもこのシリーズ、ノベルス&文庫を合わせた感じで揃えているので、最終的には買う予定です。
レビューみてたら、色々厳しいことかかれてる方がいらっしゃるみたいですが…個人的には期待しますっ!
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シリーズ完結
でもこの後も何か出てきそうな感じ
最後は一応終わらせとくか 感があったし肝心の父親自体 ラスボスとしては弱すぎ
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自分の新本格ミステリ全盛期のシリーズのうちのひとつが遂に完結しました。何度もくじけそうになりつつも、最近ではネタとして買い続け(失礼)ていたこのシリーズも、完結まで見届けるとやはり感慨深い。
当初は建築系王道ミステリに作者特有の耽美設定が目を惹き、登場人物たちを掘り下げていくに従って人物自身の話がメインになっていき、中盤からは事件は二の次になっていまいちどこへ向かっているのかわからなくなったりして、最終的には完全に事件簿ではなくなったけれど、どうにか登場人物たちの絡まりあった紐は解けたので、見届けた身としてはすっきりしたかと。
もはやこの1冊に至っては、ビジュアルを想像すると、いちいち面白くってしかたないんですが(褒めてる)。これぞ篠田という感じで、自分は楽しめました。まわりになんと言われようとも、自分の好きなものはこれ!って突き抜けちゃってるものは、やっぱり何か妙な説得力があると思います。
ここまでシリーズ追ってきて、なんとなく『桜闇』のエピソードだけがいまいちわからない部分もあるんだけど、あれは本当に1エピソードにすぎなかったってことか?まぁ読み返したわけじゃないので具体的には言いづらいんですが。なにはともあれお疲れ様でした。
【以下激しくネタバレ】
もうボロボロの京介からはじまり、薔薇の名前ばりの蒼に、温室の再現に、花が咲いたような京介の笑顔と、これでもかとビジュアル責めでどうしようかと(褒めてるんですって)。介護されてる京介がまさかそんな変態思考だったとは(笑)。とりあえず京介が皆に愛されてることはわかったから、そんなにホモネタいちいち混ぜ込まなくていいから。意図的なのか無意識なのか作者よ…。意図的ならばもういっそ神代さんとじゃなくて蒼と京介を同棲させてください。しかし途中の神代さんのはっちゃけっぷりはどうしちゃったのかと思った。
一番最後はせっかくだから実際に再会して欲しかったような。
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建築探偵最終巻。
取り敢えずカテゴリ推理ではあるものの、内容は全然推理小説ではないのがなんとも。
ここまで読んでいると最後まで読まないと、な惰性と義務感があったものの(第一作初版の人間だから…)内容は同人誌的というか、なんというか。
初期の、建物と絡み合った事件と謎解きにわくわくした人間からしたら、ああいう作品はもう書かないのかなぁ、とかなり残念。丸くなった京介でもいいから、そういう作品が読みたいな、と思ったり。
何はともあれ、完結、おめでとうございます。