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おもしろいか、と聞かれればおもしろくない。読みやすくしようと自分の話やら、文内劇で「なんとかさんにこの役やってもらおう」などの、無駄が多すぎて逆に読みにくい。こういうのをエッセイという、という感じ?発売がかなり前なので、ネタが古いのも関係あるかと。
ただ、聖書よりは読みやすいだろうから、旧約聖書の内容を知りたい人向け。
創世記はあまり触れられてないのかな?もうちょっと内容があるかと思っていたが、あっさりした感じ。
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キリスト教徒じゃないし、聖書って見るからに難しそうで読む気が起こらないんですが、
これを読むと結構おもしろいエピソードとかあるんだなあって新発見できます。
阿刀田さんの語り口も軽快でさくさく読めます。
「新約聖書〜」の方はまだ読んでないんですが、機会があればこちらも読んでみたいです。
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普通の日本人が旧約聖書についてかるーく解説した本。
非科学的な奇跡についても著者なりの解説を交えている。
ただやはりこのページ数ですべてを語りつくすのは不可能なようだ。
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旧約聖書のうち割と有名どころのエピソードが当時の風土や文化を交えて分りやすく紹介されてる。
「あいやーよ」は未だに覚えてる。これで先頭から4人目まではバッチシ。
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「新約聖書…」の旧約版です(笑)
やはり、
かなり脚本(演出)を交えていますが、根幹である聖書の本質は揺らいでいません。
登場するキャラクターに小説化する故に「色」をつけた、という感じです。
本当に分かりやすくポイントを捉えて、かつ小説チックに読めるので、すんなりと頭の中に溶け込んできます。
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旧約聖書を物語に極めて読みやすくまとめてくれている。
イスラエル・パレスチナ周辺や宗教を知るうえで欠かせない旧約聖書だけどなんかとっつきにくくて今まで放置してきたが、国際情勢を理解する背景となる歴史を理解する上で、旧約聖書は必須なんだと、読んだあとにわかった。
簡易な物語の割には含蓄があり、それと現在までの情勢と結び付けることにより深い洞察が可能になるので、お勧めです。
これを読むとイスラエルの攻撃性、選民思想がなぜかくも固いのかが納得できる。
それに加え、ルーブルに行った時もそうだけど、美術館の絵画を見るときに聖人がきわめて多く出てくるのだけれど背景の理解不足でどういう場面かわからないのはとても悲しいものである。ぜひ一読を。
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旧約聖書に書かれているエピソード群をいくつかのまとまりに整理して、著者なりに解釈を加えた物語として紹介する。宗教書には近づきがたいが、宗教には興味がある方にはおすすめです。
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国による、人の考え方の違いがどこからきているのか?
そんな点も少し分かった気がした本です。
そして、読みやすい。
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「聖書」と言うとどうしても「ギリシャ神話」や「ホメロス」や「古事記」以上に身構えてしまう(やっぱり現代でも信仰者を多く抱えている宗教だという意識があるから・・・・なのかな?) KiKi としては、これまで読んできた「古典に親しもうシリーズ」ではさほど鼻につかなかったくだけた文体やオヤジギャグにちょっと辟易としたのは否めないけれど、そういう点を差し引いてもまあまあ楽しく読むことができたように思います。 何度もチャレンジしているにも関わらず未だに聖書を通読できていないことが一種のトラウマだったけれど、案外エッセンスは頭に入っていることが確認できただけでもよかったかなぁ・・・・・と。 と、同時に聖書を通読できない原因が「唯一絶対の全知全能の神」の物語であることや、ある種イスラエルの民のご都合主義的な記述のせいであること、更にはその神様が案外エゴイストであること(嫉妬深い神様らしい 苦笑)等々を認識できただけでも、この本を読んでみた価値があったように思います(笑)。
(全文はブログにて)
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聖書を知らない私にはわかりやすい入門書でした。どういう切り口で語るかによって、入りやすさが違うんだな~と実感。他のシリーズも読んでみたいです。
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おもしろいし、読みやすいです。
これのおかげで、ダヴィンチコードとかキリスト系の話がすんなり入ってくるようになりました。
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2009年10月19日読了
旧約聖書のストーリーを阿刀田流にまとめたエッセイ。これ一冊であらすじをすることができたので、非常に有益だった。以前から、聖書について一定の知識を持っていないといけないという気持ちを持っていたが、これを読むことでもう少し深い入門書に入っていけそう。
西洋人の物の考え方は聖書によっているというが、この程度の知識ではそれについて深く考察するところまではいかないというのが、正直な感想。
さらに、深い解説書を読む必要があるだろう。
ただ、新約聖書を知っていますかと合わせて非常に有益な本。今度は、ギリシャ神話を知っていますかを読みたい。
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面白かった!
つかず離れず・・いや、突き放しつつ、他者の信仰への謙虚な配慮を忘れない軽妙さと、物語作家ならではのリズムと想像力で、世界にまたとない独特の聖書案内になっている。
しかも、表現はあくまで明るいが、それを裏打ちする思考は重厚。
信仰を持ってるわけじゃないけど、キリスト教や聖書の世界を勉強してみたいなと思ったら、入り口として最高です。
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こんなにわかりやすい宗教解説本を見たことねぇ!
旧約聖書と新約聖書の関係、またコーランとの関係にも触れ、入門として土台を固めるには完璧だろう。
神々の世界から始まり、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ・・・ダビデ、ソロモン・・・ユダ王国、イスラエル王国、バビロン捕囚、預言者たちへ・・・
そのわかりやすさは阿刀田氏の例えに拠るところが大きい。
現代風に言えば・・・とすぐに小ネタをはさんでくるので見てても飽きない。
そして何よりも信仰を持たない阿刀田氏が信仰を持たない人々のために筆を走らせたものであるので、無神論者で知識が欲しい人にはたまらなくいい本となっている。
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軽い。とにかく軽い。
読書習慣がなくても聖書の知識が全くなくても問題ないくらい、
ライトな文体で内容が集約されています。
筆者の独断でいらないところを削り、構成を変えてアレンジして
あるので挫折のしようがないくらい読みやすいです。
単に「文章が読みやすい」というだけでなく、無宗教の日本人が
旧約聖書をどうとらえればすっきりするか明快に示されている
のが面白いです。
本当のキリスト教信者(ちょっと違うけどユダヤも)が読んだら
怒るかもわからないけど。。
この本を読む限り、神様って傲慢で嫉妬深い女の子みたい。
とりあえず聖書を齧った気になりたい人にお奨めです。
ソロモン王とか、よく聞くけどこういう人だったのか(笑)