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途中の「自分なくし」のあたりは、わりと普通のこと書いてるように思ったけれど、誰でも読めるように書いてるんだろうなあ。
1,2章のエピソードがとてもおもしろい!
あと地獄の話が良かった。
「地獄を予習しよう」なんて発想今までなかった!
さすがみうら先生、という感じです。
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どーしても何か活字のモノを買いたくて、飛びつくように買ったご本でした。
みうらさんらしいご本とはちょっと言い難い感じ。
何やら違和感。
できればこれはみうらさんが語る映像とかで得たい情報だったかも。
いや、ほんとはとっても面白かったんだけど…。何だか新書ってカテゴリーが私の中でみうらさんと融合してなかったみたい。
ただやはり造語能力とゆーか、そーゆー感性はピカイチだなぁと脱帽。
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みうらじゅん先生の論じる系の本。ひさしぶりに出ましたね。
あいかわらず、適当なようでいて適格なことを言っていてやっぱりおもしろい。
「そこがいいんじゃない!」をどんなときでも唱えるといいいう話は、会社の後輩にしっかり教えておきました。
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MJ=マイブームの生みの親、偉大なるコレクター、ひとり電通。
まずコンテンツ名がグっとくる。
・将来の夢は住職
・愛しの法然上人
・「イマジン」と「イマ寺院」
・閻魔大王もIT化
・地獄を予習する
・いつも心に「マイ仏教を」 ・・・etc.
幼い頃からの仏像♡愛と、コレクター(スクラップ)魂に舌を巻く。
また一人っ子で、両親に仏像の写真集などをよく買ってもらっていたとか、祖父が拓本が趣味だったなどのエピソードから、文化系ボンボンだったみうら少年がどう育っていったかよくわかる。
住職になりたくてなりたくて、仏教系の中学高校に進学したなんてのもかわいいし、意識的な小学生で、こんな子どもいいな、と笑わせてもらった。
仏教の教えについても簡単に触れているが、見所は、「好きなことして気楽に暮らしてていいな〜」と思われがちなMJの苦労。
「マイブームはなんですか?」と毎週のように聞かれ、そう聞かれると期待を裏切れず、「天狗です」「ゴムへびです」と、まだハマってもないのに答えていたという。曰く、「マイブームは接客業」と。ご機嫌取りはいいことだ。と。
そして、自分探しなんかしない、自分無くしが大事だということ。
いつも一歩引いて、冷静な目で物事を考えている人なのだった。
辛い時は「それがいいんじゃない!」という、これがMJの念仏。
意外と、MJによる、人生哲学の本なのだった。
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“自分探し”なんて聞くとそらぞらしい気分になるよね、みんな。かく言う僕もそうなんだ。みうらじゅんによると“自分”は探すものでなく、捨てるものだという。おお、そうか。それで“自分探し”なんて聞くと『バッカじゃないの』みたいな気分になってたんだね。ほかにも「四法印の教え」とか「四諦」とか、あと地獄の話とかも。いろいろ仏教の教えについて、身近なたとえ&ダジャレで教えてくれているぞ!そして「そこがいいんじゃない」と念仏を唱えれば、人生をポジティブに捉えなおし、楽しく生きていけるって、まぁ、それが結論的なものかな。混迷の時代を生きる現代の人々必読の書。なんてね。
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数多くある趣味、それこそマイブームの一つだと思っていた見仏、がとんでもない、みうらさんの根底にあるのが仏だった。
仏に魅了された自分にとって目から鱗。
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やっぱり笑えます。仏教の題材なのに著者の若い頃のエピソード、考え方はおもしろいですね。そんな著者でも欲望が中折れし、死を考えたりする訳ですね。人間として当然と言えば当然ですが。テレビで見ていたお気楽な感じとは裏腹で寂しい気持ちもしますが、でも著者なりの仏教を教えてくれて大変参考になりました。
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特に第5章の「ご機嫌な菩薩行」…機嫌ブーム、「何でこの俺が」という禁句…などにふむふむ。MJの作品はいつも同じようなことを言ってるようで、やっぱり作品ごとに新しくおもしろい。いつまでもウォッチャー続けますわ。
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知ってるようで、知らない仏教
わかりにくそうで、わかり易い…のかもどうかわからない仏教
でも、僕ら日本人には一番身近な宗教、仏教
仏教とはなんなのか?
みうらさん目線の仏教だから斜めの目線で、ふざけてるように見えるけど
すこし首を傾けて眺めてみると「あぁ、なるほどな」と思える
「自分探しの旅」ってナニ?
と思ってたけど。みうらさんが教えてくれました。
手塚治虫のブッダを同時に読むとより面白い
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筆者と仏教のか関わりについて述べられている点については、正直あまり面白くなかった。後半の 教義そのものについてのはなしは面白く、特に仏教とは究極ぬ自分無くしは本質をついた話だと思う。
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初めてMJ作品を読んだ。語り口が独特で、物の見方も面白かった。仏教についてもそれなりに書いてて、個人的には良い本だった。
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「見仏記」シリーズは読んでいたけれど、みうらじゅんがここまで仏教に入れ込んでいたことは知りませんでした。軽いけど深い、こういう仏教へのアプローチもいいですね。
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普通に読み物として面白くて、大笑いしながら読んだのに、仏教の基本のき、が書いてあって素晴らしいと思う。あと、やっぱりみうらじゅんって造語センスが圧倒的に抜群。
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仏教入門書としてはいいと思うけど、まじめに読んじゃダメかも。みうらじゅんの馬鹿馬鹿しいエピソードやだじゃれを楽しむ本。
でも意外に示唆に富んでる。(それはみうらじゅんでなくお釈迦様、仏教自体がそうなんだろうけど)
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何気なく耳にする『マイブーム』という言葉がこの著者みうらじゅんさんの造語とは露とも知らず、驚きました。
小さいころから住職になりたかったそうですが、現在、寺はなくとも個性豊かな居士としてのその言葉は、私を含め縁ある人の心に届いていることと思います。 合掌