投稿元:
レビューを見る
■この本を知ったきっかけ
本屋でみつけて。
■読もうと思ったわけ
著者の仏像愛については知っていたので、どんな仏教論を持っているのか興味があって。
投稿元:
レビューを見る
「よく「自分で自分がわからない」と嘆く人がいますが、そもそもわからないのが普通で、わかってしまうともっと落ち込むかもしれません。」
(P.179)
「自分なくし」の旅したい。
投稿元:
レビューを見る
『見仏記』や『とんまつり』などなど、みうらじゅんの感性とか優しさが好きなので、当然これは読まなければということで。
「後ろメタファー」「菩薩行」といったさすがみうらじゅんという造語で仏教の根本的な思想を伝えてくれる。面白くて分かりやすい。
「自分探し」よりも「自分なくし」が大切なんじゃないか、というのには納得。でも、結構大変なことだと思うけどね。まあそれが「修行」とみうらじゅんは言ってるし、いつもいつも出来ることではないけど、少しずつ。
投稿元:
レビューを見る
笑おうと思って購入したのに、意外と真理。ほんわか哲学。笑い飯の哲夫さんの般若心境の本と同じ筋が通っていて、清い。この本によると私は、「ホビー教」の「中折れ」中の人に属しているっぽいです。はやく解脱して、そこがいいんじゃない!と言えるようになりたい。
投稿元:
レビューを見る
幼い頃から仏像に目覚めたみうらじゅん氏。イカ天世代の僕には「大島渚」でこの人を知った。みうらじゅん氏著の「アウトドア般若心経」で衝撃を受け、この本を手にとってみました。仏教に詳しい人には物足りないかもしれませんが、それ以上に、普通の言葉で、今の世の中に今の僕たちに仏教を当てはめてくれている文体が勉強になりました。特に、「僕滅運動」「不安タスティック」「比較三原則」また、どんな嫌な人と出会っても、苦しんでも「そこがいいんじゃない」どんなに辛い状況でも「でも、やるんだよ」という念仏を言葉で脳に叩き込み念仏として活用するなど、独特の表現力でまた僕は救われました。
投稿元:
レビューを見る
「諸行無常」「諸法無我」=ものごとは移りゆくものであり、いかなるものにも実体はない。ポジティブに諦めること。
形あるものは一時的な状態にすぎなくて、それは即ち「ない」ことと一緒である。=色即是空!!!
自分がリスペクトする人に近づきたい「その人になりたい」と真似をしていくうちに自分がなくなる。自分なくしの旅である。そしてどうしてもその人に慣れなかった部分、そのコンプレックスが「個性」=自分である。
「何でオレが」をやめて、機嫌取りの修行。自分なくしの修行が平和ではないか。
これから「みうら師」と呼ぼう。
投稿元:
レビューを見る
”それでいいじゃないの”
経典なんかより、仏教のよさがぐっと伝わってきます。
趣味的は一環として・・・。
まじめなんでしょうね。
投稿元:
レビューを見る
私は人の顔色を伺うことがあり、こんな自分でいいのか??と思っていましたが、第五章の「ご機嫌な「菩薩行」」の中の、機嫌ブームを読んで救われました。
ありがとうございます。
これからもどんどんご機嫌取りを実行していこうと思います。
投稿元:
レビューを見る
途中の「自分なくし」のあたりは、わりと普通のこと書いてるように思ったけれど、誰でも読めるように書いてるんだろうなあ。
1,2章のエピソードがとてもおもしろい!
あと地獄の話が良かった。
「地獄を予習しよう」なんて発想今までなかった!
さすがみうら先生、という感じです。
投稿元:
レビューを見る
どーしても何か活字のモノを買いたくて、飛びつくように買ったご本でした。
みうらさんらしいご本とはちょっと言い難い感じ。
何やら違和感。
できればこれはみうらさんが語る映像とかで得たい情報だったかも。
いや、ほんとはとっても面白かったんだけど…。何だか新書ってカテゴリーが私の中でみうらさんと融合してなかったみたい。
ただやはり造語能力とゆーか、そーゆー感性はピカイチだなぁと脱帽。
投稿元:
レビューを見る
みうらじゅん先生の論じる系の本。ひさしぶりに出ましたね。
あいかわらず、適当なようでいて適格なことを言っていてやっぱりおもしろい。
「そこがいいんじゃない!」をどんなときでも唱えるといいいう話は、会社の後輩にしっかり教えておきました。
投稿元:
レビューを見る
MJ=マイブームの生みの親、偉大なるコレクター、ひとり電通。
まずコンテンツ名がグっとくる。
・将来の夢は住職
・愛しの法然上人
・「イマジン」と「イマ寺院」
・閻魔大王もIT化
・地獄を予習する
・いつも心に「マイ仏教を」 ・・・etc.
幼い頃からの仏像♡愛と、コレクター(スクラップ)魂に舌を巻く。
また一人っ子で、両親に仏像の写真集などをよく買ってもらっていたとか、祖父が拓本が趣味だったなどのエピソードから、文化系ボンボンだったみうら少年がどう育っていったかよくわかる。
住職になりたくてなりたくて、仏教系の中学高校に進学したなんてのもかわいいし、意識的な小学生で、こんな子どもいいな、と笑わせてもらった。
仏教の教えについても簡単に触れているが、見所は、「好きなことして気楽に暮らしてていいな〜」と思われがちなMJの苦労。
「マイブームはなんですか?」と毎週のように聞かれ、そう聞かれると期待を裏切れず、「天狗です」「ゴムへびです」と、まだハマってもないのに答えていたという。曰く、「マイブームは接客業」と。ご機嫌取りはいいことだ。と。
そして、自分探しなんかしない、自分無くしが大事だということ。
いつも一歩引いて、冷静な目で物事を考えている人なのだった。
辛い時は「それがいいんじゃない!」という、これがMJの念仏。
意外と、MJによる、人生哲学の本なのだった。
投稿元:
レビューを見る
“自分探し”なんて聞くとそらぞらしい気分になるよね、みんな。かく言う僕もそうなんだ。みうらじゅんによると“自分”は探すものでなく、捨てるものだという。おお、そうか。それで“自分探し”なんて聞くと『バッカじゃないの』みたいな気分になってたんだね。ほかにも「四法印の教え」とか「四諦」とか、あと地獄の話とかも。いろいろ仏教の教えについて、身近なたとえ&ダジャレで教えてくれているぞ!そして「そこがいいんじゃない」と念仏を唱えれば、人生をポジティブに捉えなおし、楽しく生きていけるって、まぁ、それが結論的なものかな。混迷の時代を生きる現代の人々必読の書。なんてね。
投稿元:
レビューを見る
数多くある趣味、それこそマイブームの一つだと思っていた見仏、がとんでもない、みうらさんの根底にあるのが仏だった。
仏に魅了された自分にとって目から鱗。
投稿元:
レビューを見る
やっぱり笑えます。仏教の題材なのに著者の若い頃のエピソード、考え方はおもしろいですね。そんな著者でも欲望が中折れし、死を考えたりする訳ですね。人間として当然と言えば当然ですが。テレビで見ていたお気楽な感じとは裏腹で寂しい気持ちもしますが、でも著者なりの仏教を教えてくれて大変参考になりました。