紙の本
本は重要だなあ。本好きでよかったー
2012/01/18 22:16
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビ東京「ワールドサテライト」のコーナーで、著名人が推薦する本を紹介するものがある(らしい)のだが、その「まとめ」である。さすが、功なり名をなした方々だけに、紹介する本も、その本に対して語る内容もすばらしい。そもそも、やはりある分野で成功を成し遂げた方は、その分野に限らず、本を読んでいるんだなあ、って改めて。
ふとしたきっかけで読み始めた歴史小説の虜になって、自らも歴史小説家になった方。とりつかれたように、本によって人生を変えてしまった方。子供のころから宇宙が好きだった宇宙飛行士。
それぞれ、本との出会い、本の「活用」方法は異なるけれど、その人の人生において大きな意味のある本、それを持っているんだなあ、って感じた。
(成功しているわけではないけれど)自分には何があるんだろう?少なからず本は読んでいる方だけれども、「これ!」って言われたらはたして?もちろん何冊かは思い浮かぶけれど、それによって「行動」まで変わった、というのはないかなあ。これは本のせいではなくて、本人の行動力のせいだけれども。まあ、これから出会う可能性もまだまだあるしね。
インタビュアー(局アナ?)が、広げすぎず、集中しすぎず、その人の背景と紹介する本をうまく引き出していると感じる。当然、その人の著書はもちろん、本に関する「広い」知識がなければできない仕事ですね。いろんな分野の人がいろんな分野の本を紹介している中で、それについていくだけのミニマムの知識を持っているのは素晴らしいことだと、「脇役」に感動しました。
比較的、古典、外国もの、自己啓発モノ、が多いなあという印象だけれども、小説、というのをあげる方も少なくない。その本の中から、その当時の自らの環境を重ね合わせて「何か」を見出している、そういう印象です。専門職の方は、その分野に遠からぬ本をあげているけれども、経営者の方は「人間」がテーマのものが多いですね。
マーケティングやビジネス、といったものもありましたが、「人」というテーマの本が多く、それをご自身の中の軸に据えていらっしゃる経営者が少なからずいることは、感銘をうけます。そのようなトップがいるからこそ、「正しい」企業活動をされているんでしょうね。
意外にも、ここで紹介されている本を「読んでみよう」という気にならなかった。なんだろ?書評ブログなどで紹介されているものの方が「近しい」気がしました。自分のレベルが変わったら、きっと「読んでみよう」っていう気になるんだろうけど。
「いい本を探す」というよりも、「この方はこんな本を読んで、感動したんだ」という発見が面白い、と思います。
【ことば】...想像力の部分を切り捨てて合理性だけで社会を成立させようとすると、生きづらくなると思いませんか?
理的でありすぎることを危ないと感じていた心理学者ユングの本を紹介した占星術研究家の鏡リュウジさんの言葉です。まさに。自分の周りを見てみれば気づくことだけれど、「組織」になると抜け落ちる点ですね。合理性だけで成立したら、つまらないし、新しいことが生まれない。
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テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコーナーの書籍化。
"本棚"との言葉が示すように、社会の第一線で活躍する方の"おすすめ"が紹介されています。
皆さんが何かしらの影響をうけた一冊というだけあって、どれも魅力的。
実際の番組中では5-10分程しか取り上げられないため、じっくりと拝見できました。
- ロマンとビジョンを持ち、いかに社会貢献するかが重要
- 船にとっては港にいるほうが安全だけども、それは船の目的ではない
- 失敗というものはないと思っているんです。どんな失敗も乗り越えれば経験になりますから。
- あるべき姿を自分で考えないといけないため、キャッチアップ型の教育体制は限界だ
ん、読みたい本が増えていく一方ですね、、ブクログ登録も増えました。
内容は時系列ではなく、以下の章立てで分類されています。
1.困難に挑む人へ
2.発想のヒントが知りたい人へ
3.夢を追いかける人へ
4.人生の転機にのぞむ人へ
5.身近な人の幸せを大切にする人へ
6.心を見つめたい人へ
7.希望を探している人へ
さて、いまの自分にあてはまるものは、、4章か3章かな、なんて。
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WBSで放送されているコーナーを本にしたもの、日本の著名者38人が自分のお勧めの一冊を紹介している内容ですが。。。
割と読書はしているほうだけど(大体年間20冊~40冊くらい)そのなかで読んだことのある本は2冊だけでした。本っておくが深い・・・
でも、読みたい本はいっぱいあった。この12冊いつか読みたいです。
①マークトウエイン「ハックルベリー・フィンの冒険」
②志賀直哉「小僧の神様」
③ケビン・メイニー「トレードオフ」
④渥美俊一「21世紀のチェーンストア」
⑤ガルリ・カスパロフ「決定力を鍛える」
⑥日高敏隆+中尾正義編「シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?」
⑦ピーター・メンチェル、フェイス・ダルージオ「地球の食卓」
⑧金沢武道「脳梗塞はなる前に治せる!」
⑨川辺秀美編訳「空海 人生の言葉」
⑩守部喜雅「聖書を読んだサムライたち」
⑪池谷裕二「進化しすぎた脳」
⑫早房長治「現在窮乏、将来有望全日空を創った男美土路昌一」
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報道番組「ワールドビジネスサテライト」のコーナーのひとつである「スミスの本棚」を書籍化したものです。著名人がお薦めしたい最高の一冊を紹介しています。今まで興味なかったカテゴリーの本でも、気になる著名人が薦めるなら読んでみよう…と思わされる一冊です。新しい本との出会いがありそうです。
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多くの著名人や社長に、好きな書籍を紹介してもらうWBSの一つのコーナーを書籍化したもの。紹介する書籍が35%、紹介者の含蓄ある言葉が65%といったところか。なるへそがいっぱい。
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消えるもの。それは、なぜ消えるんだろう。そんな疑問を小さい頃から持ち続けた
という。「音楽、光」消えるものが好きだいう、川上未映子。
本を書く時は、いつも温泉宿にこもるという。
その時に出会った、「ショパンの子守唄」、辻井伸行のCDに止まっていたペンが
走り出したという。今度出される本には、「ショパンの子守唄」がちりばめられている。
辻井伸行のCDはまさに、川上さんにとっては、「光を音にするとこれだ」という
ぐらいの音楽だったようだ。
「人の弱い部分に届けたい」そんな、気持ちが本を書くモチべーション。
自分も書きながら、揺さぶられる。自分の固まった部分をときほぐしていく。
おそらく、自分の固まった考えを小説を書きながら、変えて行って、一冊一冊
成長していくのを楽しんでいるのだろう。
いつも描写の練習をしているという。例えば、「鳥肌が立つ」というのを
いろんな角度で文章化していくことを練習しているという。
書くことが好きだから続けられる。
読むひとが「この小説は私にとってこうだった」と言ってくれるような小説を
今後も書きていきたいという。
今回、「スミスの本棚」の刊行もあり、川上未映子と司会の森本アナウンサーとの
対談を観ることができたが、軽快なトークにあっと言う間に一時間が過ぎた。
森本アナウンサーは、おそらく、一度みたらフアンになるほどの美貌の持ち主でした。
番組終了後、年の近い二人の会話は最高に面白かった。
いつも番組終了後、帰るのが2時になり、早い時は9時にまた出社する森本アナ。
土日も寝ているという。
「朝にかえてもらえないの?」と川上。
「会社の偉い人がきめているので」と森本。
「そんな生活いつまで続けるの?」と川上。
「もうちょっと」と笑う森本。
楽しい時間をいただいた二人に感謝であった
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WBSのスミスの本棚の書籍版。
テレビの1コーナーでは伝えきれない思いを、みたいな感じですが、これでもまだ短いかも。
もっと分厚く、あるいは分冊してくれてもいいから、もっと読みたかった。
秋元康、小山薫堂、佐藤可士和、、、
やっぱり、コトバに力がありますよね。
ここで挙げられている本を、どこかで手に取って、またそれがいい読書への出会いだとうれしいですね。
しかし、これって本もいいけど、DVDで出ないのかなあ。
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「スミスの本棚」はテレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)で毎週水曜日に企画されている著名な人、かつ「笑っていいとも」と同じようにリレー形式で著名人が呼ばれ、お勧めの一冊を紹介するコーナー。その内容をまとめた一冊。
苦労してきている人のお勧めの一冊は、その重みが違いますね。
人生に重みを付加したい人にはオススメです。
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著名人はみんな本読んでいるのですね。
読んでみたい本もいくつかありました。
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
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次にどんな本を読もうかなと思っているときに
発見し購入。
ただ単純に本を紹介するだけではなく
様々なジャンルの著名人のインタビューが記載されており、
ちょっとしたその人の思考が覗けるような一冊。
面白いですね。
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へーこんな人がこの本を。
企画が素晴らしいと思います。
その人の分岐点に本があり、なるほどを思う。もっといろんな人の本を紹介してほしいくらい。
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著名人がお薦めしたい最高の一冊がどういう本か興味があり購入しました。
今後、時間・お金があったら購入して読みたいと思います。
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この本は、ワールドビジネスサテライトの1コーナーが
書籍化されたもの。
番組中に紹介されていたので、読んでみようと思いました。
内容は、様々なジャンルでトップを極めた人達が、どの本に影響を
受けたかという内容です。
正直あまり興味を持てない本もありましたが、今の私では
内容を理解できない・求めていないものであり
将来読んでみたいと思うものもあります。
読んでみたいと思った本は、この本を読まなかったら一生読むことは
なかったであろうものばかり。
新たなジャンルの本に出会うきっかけをつくってくれた、この本に感謝
その中でも興味をもったのは
禅僧 有馬頼底 さんが紹介している
いい人ぶらずに生きてみよう (集英社新書)
です。
早速買いに行かねば・・・
他の本もまとめ買いだな
僕は、本は人と同じように出会いだと思っています。
その本に出会ったことで、人生が変わることもある。
だから、本屋には頻繁に行き、読みたいと思った本は
その時に買うようにしています。
おかげで、読んでない本が大量にありますが・・・
最近、その買いだめした本をどんどん読んでいます。
本棚にあるもののなかから、次は何を読もうかと選ぶ時間は
とても楽しく、至福のときです
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本との出会いは、いろいろあります。
自分が本屋に立ち寄ったり、新聞や雑誌で紹介されているのを見たりして興味を持った1冊を手に取ることもあれば、いろいろなかた、特に書評をしているかたが勧めてくれた本を手に取ることもあります。
この「スミスの本棚」は、ワールドビジネスサテライトのコーナーであり、そこに登場する著名人がお気に入りの1冊を紹介するということで、とても関心があります。実際はテレビではなかなか見れませんが。。
あの人はどんな本を読んでどんな影響を受けたのか。
その本を自分が読んだら、どう感じるのか。
そんな思いを抱きながら、自分が気になった本をメモし、機会があれば手にとってみたいと思います。
作家 岩崎夏海
→マーク・トウェイン、村岡花子訳『ハックルベリイ・フィンの冒険』(新潮文庫)
プロゴルファー 片山晋吾
→吉川英治『宮本武蔵』(講談社)
放送作家・鈴木おさむ
→井上理『任天堂・“驚き”を生む方程式』(日本経済新聞出版社)
作家 火坂雅志
→司馬遼太郎『燃えよ剣』(新潮社)
プラネタリウムクリエーター 大平貴之
→クレイトン・クリステンセン『イノベーションのジレンマ』(翔泳社)
アルビレックス新潟会長 池田弘
→渋沢栄一『論語と算盤』(角川学芸出版)
松竹会長 迫本淳一
→ガルリ・カスパロフ『決定力を鍛える』(NHK出版)
書道家 武田双雲
→心屋仁之助『人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本』(中経出版)
スターツコーポレーション代表取締役会長兼グループCEO 村石久二
→城山三郎『静かに 健やかに 遠くまで』(新潮文庫)
精神科医 名越康文
→川辺秀美編訳『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
スギ薬局社長(当時) 米田幸正
→コリン・L・パウエル、ジョセフ・E・パーシュ『マイ・アメリカン・ジャーニー』(角川書店)
アイリスオーヤマ社長 大山健太郎
→池谷裕二『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバックス)
コナカ社長 湖中謙介
→早房長治『現在窮乏、将来有望』(プレジデント社)
<この本から得られた気づきとアクション>
・この中で読んだことがあるのが『燃えよ剣』のみ。読書は深いなあ。
<目次>
1章 困難に挑む人へ
2章 発想のヒントが知りたい人へ
3章 夢を追いかける人へ
4章 人生の転機にのぞむ人へ
5章 身近な人の幸せを大切にする人へ
6章 心を見つめたい人へ
7章 希望を探している人へ
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【読書その92】テレ東のワールドビジネスサテライトのコーナーの一つ、スミスの本棚。毎回ゲストにオススメの本を紹介する。今後の読書の参考にするため、手にとる。読んでみたい本をたくさん発見。気になった本は以下のとおり。
①「もしドラ」の著者の岩崎夏海氏が20歳のときに読んで感動したというコロンビアの小説家、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」。なんだかお酒の名前で聞いたことがあるが、人生で一番面白い体験だったというので非常に気になる。
②放送作家の小山薫堂氏。映画おくりびとの脚本家でも知られる。彼のオススメは志賀直哉の「小僧の神様」。人を喜ばせるのはそういうことかということが主題らしい。
③AKBのプロデューサーの秋元康氏のオススメは石原慎太郎氏の「太陽の季節」石原慎太郎氏のエネルギーに圧倒されたとのこと。本以外の話では、アイディア企画は、ものの見方、自分の見えないリュックサックにどれだけ色々なものを入れておけるであるとのこと。これは役所の仕事でも同じだと思った。いつか自分のやりたい分野に行ったときにアイディアが出るように。
④アートディレクターの佐藤可士和氏のオススメはなんと偶然図書館で借りたケビン・メイニー氏の「トレードオフ」これはその本の日記をつけるときに取っておきたい。
⑤最後はスターツコーポレーション社長の村石久二氏のオススメは、城山三郎氏の「静かに健やかに遠くまで」。一番読みたいと思った本がこれ。「官僚たちの夏」で有名な城山三郎氏は自分の大好きな作家。城山三郎氏が書いたエッセイ等の中から心に訴えかけるような言葉とかを集めたもの。是非読みたい。その中の一節。
「人生はいわば一つの長距離競争だ。焦る必要はない。平らな心で一歩一歩を堅実に。最初から力のある限り走る必要はない。急がば疲労をおぼえ、焦れば倦怠を招き易かろう。永い人生だ。急いで転んでもつまらないよ。」