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自身の感覚的なものが客観性をもって実証されるのはとてもExciting!!
楽器演奏する/しないに関わらず音楽好きなら楽しめる。欲を言えば、クラシック以外のジャンルについても検証して欲しい。
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ピアニストと脳の関係。
わかっちゃいるけど、幼少からの教育は大事な訳ですね。
そして深刻なのが、指が上手くうごかせなくなる病気に、この脳が関わること。腱鞘炎だけが指の病気ではない。
改めて、脳の不思議、ヒトの身体の奥深さを感じました。
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芸術に科学のメスをいれるのは長らくタブーであった。ピアノみたいな職人技は特にそうだろう。なぜピアニストはあのように指が動くのか? 音楽を聴くと頭が良くなるか? 感情を込めた演奏って科学的にあり得るのか? 等々の疑問に「音楽演奏科学者」(どういう肩書きだw)である著者が挑む。
(続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201205/article_3.html
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ピアニストの指が早く動く理由?を書いてある本です。
普通の人に比べてピアニストは少ない神経細胞で速く動かす事ができるらしい。
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多くのピアニストが、「忍耐・根性」といった不合理な練習によって、腱鞘炎やフォーカルジストニアといった障害に悩まされてきました。
音楽家であり研究者でもある著者は、脳科学や電気生理学の手法を音楽に応用し、音楽のパフォーマンスを合理的かつ効率的に高めるための、サイエンスに裏付けされた方法の研究を行なっています。
正確に打鍵しようとすればするほど、手指の筋肉に力が入り、疲労しやすくなります。
正確性と手指への負担という相反する2つを達成するために、プロのピアニストはテコの原理や腕の慣性力を使うことで、手指の筋肉への負担を軽減する、省エネな打鍵を成し遂げているそうです。
脳内の神経細胞の働きにおいても、プロの音楽家と一般の人では違いがあるそうです。
プロのピアニストは、複雑な手指の動きを処理する神経細胞の数自体は多いが、実際に働く神経細胞の数は少ないということがわかりました。
これは、神経細胞のキャパシティが大きく、複雑な打鍵をしても、まだまだ余裕が残っていることを意味しており、脳内でも省エネ化が成し遂げられているようです。
文中の記載には、参考文献が添えられています。
事実と仮設が明確に分けられており、信頼して本書を読み進めることが出来ます。
私自信は音楽の経験がありませんが、音楽への接し方が今後変わると思います。
脳科学や電気生理学は、私自身の研究分野にも応用出来れば、視覚の不思議を解明する一助になるのではないかと思いました。
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題名に惹かれて読んだんだけど、ちょっと方向が違った。あくまでも脳科学の一環の真面目なお話。ラフマニノフとかシューマンが好きでも面白くないです。
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経験的事実に科学、工学的な分析を加えて数値化している点が非常に新鮮でよかった。論文等を検索してみると、たまに音楽の計測制御のような文献が見つかるが、成書としては少ないので、良い文献。感覚的には「まああたりまえかな」とおもうことも、数値化して、何が何倍違う、となると具体的かつ一義的となるので、目標を立てやすい。
本書のような計測を個人で自宅ではできないだろうが、何かと参考になった。脱力に関する記事は特に参考になった。おかげで少しアレルギーが軽減したような!?
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「さよならドビュッシー」の音楽描写に感動した勢いで衝動買い。思わずピアノでも習ってみたくなる。でも超絶技巧は無理だよね−。
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ピアニストって憧れます。
陶酔して演奏しているあの姿には脳科学的に、運動学的に洗練されたものがあったのですね。
ピアニストの患者さんがきたらもう一回読み直します♪
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ピアニストの脳と身体の使い方について分析・解説した本。タイトルに脳科学とあるものの、専門的な話は少なく、あっても大変読みやすい内容なので、プロ・アマチュアのピアニストに限らず、音楽愛好家であれば気楽に楽しめる内容だと思います。またピアノを弾く人にとっては、練習にも役立つ内容だと思います。
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ピアニストはどのようにしてあの超絶技巧を身につけているのか。また、その過程における脳科学的な変化はどのようなものなのか。ピアニストでもあり、科学者でもある著者がこの問いを解決するために様々な調査をした結果が一般読者にも分かりやすい形でまとめられている。脳の可塑性というのは、ここまで柔軟なものであるのかということを思い知らされるとともに、人間の謎は深まるばかりだなとつくづく思う。
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脳科学のエビデンスを背景にしたピアノ演奏の神経生理学的側面にカンする概説。経験的ノウハウの裏付けが得られる場合もあるし、新しい知見もある。練習するときに知っておくと便利かも。
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ピアノは弾けないが、購入。
読みやすい。ピアニストの脳と筋肉の働きにについて、懇切丁寧に最新の学説を具体的に説明。単に演奏に止まらず、ピアニストがどんなふうに音楽を捉えているかなど、よく判る説明。
思うように弾けなくなるフォーカル・ジストニアなどの疾病も紹介されている。脳科学の本としても面白い。
読み終えたので、井上直幸さんのピアノ奏法の隣に置いておく。ウチの子達、読むかな。
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科学者でピアノ弾きである著者が、ピアニストの脳と身体が、いったいどのような働きをしているのか、さまざまな実験と調査をして書いた本。
・ピアニストがピアノを弾く時の脳の神経細胞は、通常の人より活動している範囲が少ない
→ 脳が「省エネ」構造に発達していく
・同じく身体的にも省エネ
→ ピアノ演奏における省エネとは、同じように質の高い音楽を、より少ないエネルギー消費量で創りだすこと
→ 「脱力」の重要性
・脱力できていないと、神経伝達の際のノイズが身体の動きを乱し、ミスが起こる
→ 脱力のメリットは疲労を避けるためだけではなく、正確に打鍵することにもつながる
この本は、日々レッスンで言われている「脱力」の重要性を実感させてくれました。今のまま根性練習を続けていたら、「腱鞘炎」か「フォーカル・ジストニア(神経伝達の異常で手指の動きを思い通りにコントロールできなくなる病)」になるという危機感。。
その他、印象に残った箇所は、引用に。
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なんとなく論文を読んでいる感じ。非常に真面目な方なんだろうと思います。ピアノを弾くことは脳にとても有益ですが、過ぎると色々と不具合もあることを初めて知りました。久しぶりに鍵盤に触れてみようかな。