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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
天皇の崩御と即位は、当然だが時期が同じになる。天皇陛下やその家族の歴史を学ぶことができて良かったです。
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近現代史の資料とか日記をここのところ読んでいるところに、本屋で目をひいて。
天皇の崩御は同時に新天皇の即位の時でもある、という視点で書かれている。
旧体制から新体制へ移行するその時、天皇本人やその側近、時の政治家などの様々な思惑が重なって、ひとつの時代を形作っていく。
明治、大正、昭和、平成の即位と崩御の時、それぞれ時代の特徴に、そういう見方のあるのかと面白く読むことができたが、今までほとんど知らなかった大正天皇は特に興味深かった。
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保坂正康への信頼度の高さはゆるぎない。
どこ寄りでもない視点から淡々と劇的に、読んで私たちは学ぶ。
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近代の天皇がどのような姿勢で治世に臨んだ、または臨まされたかを即位と崩御の時期を中心に描いた濃厚なルポルタージュ。近現代史の1シーンとしても興味惹かれる内容。昭和天皇と今上天皇にはもう少し踏み込んで欲しかったところ。
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明治、大正、昭和三帝の崩御と即位が如何なるものだったのかを保阪氏が資料より読み解く。
今上退位の議論と歴史的背景を知るに、読んでおいて損はない本。
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タイトルそのまま、近現代史の中における「崩御」「即位」を徹底的に掘り下げた一冊。保阪先生の偉いところは、あくまで推察・忖度による私見であることを明言しているところ(「?ではないか」「?と、私には思える」で全編通している)。ヘンにいきがって「これが真実!」と嘯く小林某や井沢某とは一線を画する良識がある。