もう少しでコロボックルとも一度はお別れになるのかな?
2023/09/16 20:41
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投稿者:ぼちゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
さもコロボックルがいて、目の前に現れてくれないかなと思いました。
佐藤さとるさんは好きな童話作家の一人です。
コロボックルが大好きです。
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロボックルの話に続きがあったの、思い出しました。登場人物のその後が大好きなのでこれは本当に面白かったです。
オールキャスト登場
2017/10/21 23:05
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投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまで出てきたオールキャストが登場する完結編。みんなのその後も描かれていて本当によかった。これでおしまいなのが残念。
コロボックル物語の完結編です
2023/03/11 09:42
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館に勤める杉岡正子は、ムックリくんに勧められて、コロボックルのことを描いた本『だれも知らない小さな国』に出会う。そして、“私が見たのはコロボックルかも”と著者に手紙を書いた。
コロボックルの魅力がたっぷりの一冊。読み終わるのが惜しいくらい。
コロボックル物語の完結編です。
2020/03/11 22:23
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロボックルシリーズが初めてなら、本書を読んだら1作目から読みたくなるはずと思う。物語はおなじみのオールスターキャスト登場で描かれていて、いままでの登場人物たちが、意外な縁でつながっているのがわかって、そこはかとなく嬉しい。何度も読んだというのに、また1作目から読みかえそうかなぁ、などと思えてしまう読後感。ただ、やはり一作目の「だれも知らない小さな国」を読了した後の、宝ものを発見したような高揚感はないんだなぁ...あたりまえだけど。
作者視点が前面に出され過ぎ
2018/12/05 07:40
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
5巻『小さな国のつづきの話』では、かつてハチミツ坊やを捕まえて困らせた末にトモダチになったおチャ公ことイサオとせいたかさんの娘おチャメちゃんことチャムが成長して登場しますが、脇役です。主人公は「変わった子」とずっと言われてきた杉岡正子。チャムの高校時代の親友で、高校卒業後は公立図書館勤務。そして、世界中を旅することを夢見るおてんばコロボックル、ツクシンボ。この二人が出会って紆余曲折の末にトモダチになるお話。チャムの弟ムックリくんが活躍?します。
この『つづきの話』ではコロボックル物語の本が4冊すでに発行済みで、それをすべて読んでコロボックルのことを知っている人とトモダチになるということはどういうことか、みたいな現実がファンタジーに割り込み、作者が作中に登場してしまうという奇妙な違和感を残す感です。語り手は作者自身で、作者視点が前面に出され過ぎている感が否めません。
この巻で本編は終了ということになります。「語るべきことはすべて語った」のだそうで。
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前4作までは、子どものころを思い出したりしながら、大人の気持ちでファンタジーを再読、という気分だった。でも、今回初めて読んだ5作目は、今までの物語とは語り口が少し変わって、ぎゅーっと、ファンタジーがこちら側に、もしくは、こちら側がファンタジーに、くっついてくる感じ。
大人になって分別臭く、ここからここまでが現実、と高を括っているけれど、ほんとにそうなの?見えているものだけが、本当なの?と、ちょっと辺りを見回してみた。
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小学生以来の読み返しに懐かしさと新鮮さが同居する気持ちで一気に読みました。「誰も知らない小さな国」以降の続編がこんなにもあったのは驚きです。根強いコロボックルファンが多いのでしょうね。振り返ると私のファンタジー好きの原点はこの作品だったのかも…です。
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コロボックル物語にまだ続きがあった!それなら自分にも杉岡さんのような幸運が訪れるかもしれないな。
子供の頃はコロボックルたちの大活躍が本当に楽しかったし、彼らと人間やマメイヌとの出会いにワクワクして読んだものだが、大人になると違うことが気になる。この作者がちょっと癖のある変な子を、実に魅力的に描写すること。この5冊目にして完結編では、「トモダチ」たちの日常や仕事ぶりにも分量がたっぷり割かれていること。彼らを取り巻く同僚や上司も不思議と印象に残る。
また読めてよかった。小さな人たちはずっといたのに、そのことをすっかり忘れていた。
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図書館で働く杉岡正子さんとツクシンボがトモダチになるお話を描いた作品。今までとは一味違う感じがしました。読んだ中で一番好きかも。図書館に来る男の子に、コロボックルシリーズを進められて読み始める正子さん。お話の中心に、これまで読んだコロボックルシリーズが核として登場していて、疑似体験に近いものもあるかも。そして、オチャメさんやその弟君、セイタカさん一家や、おチャ公たちも出てきて良かったです。
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初めてのフルネームの杉岡正子さんとツクシンボ。少しずつ皆が繋がっていく。そして新しい出会いが人にも小さい人にもやってくる。色んな事があるけれど、そんな優しい人ばかりの暮らしがいいね。
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これまでの4冊が出版されているという現実の話がコロボックルの世界に登場するとい何とも不思議な1冊でしたが、コロボックルの世界が段々広がっているのがわかります。
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コロボックル物語の本編最終巻。
前巻、不思議な目をした男の子を読んだのははるか昔なのだけど、そこではセイタカさん一家は遠景になり、これからはもうそんなに登場しないのかなと思っていたので、本巻でその後のセイタカさん一家や、昔の登場人物たちの成長した姿が語られていて、なんとも嬉しい。
本編の主人公は正子さんとツクシンボ。
二人の出会いの様子は(小さな人との出会いは)やっぱりワクワクする。
物語的に驚いたのは、本編中にコロボックル物語自体が登場すること。
これはいわばメタ構造なのだけど、この設定を書いたことはその後に影響したんだろうなと思う。
これは現実との折り合いという難しい問題を抱えることになるわけで、本巻以降の本編の続編が書かれなかったことにも関係していそうだ。
とは言え、これはこれで一つのやり方だし、そういう世界観は大事だ。
ただ、本巻で物語の終わりとするには、やはり中途半端さというか、もったいなさというか、そういうものを感じてしまう。
チィサコ族も登場したしね。
なのでコロボックルというこの豊かな物語が、もっと続いて欲しいと思うのは、自分だけではないはずだ。
その答えが、佐藤さんを引き継いだ有川浩さんの物語にあるのか、いつか確かめたい。
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小学生の頃に読んだ時も、シリーズの中でこの本が一番好きだったと思う。
女性が主人公だし、コロボックルシリーズが出てくるし、本当のことかも?と、わくわくできた。
私も「みっともない」「ヘンな子」だったから、親近感なのかな。
コロボックルのトモダチに私もなりたいなあ‥。
物語の中に当の物語が出てくるのはメタ的ではあるんだけど、このシリーズに関しては成功していると思う。
制約は勿論あるだろうけど、ぐっとリアリティが増して、より深く世界観に入り込める。
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心が柔らかく、読んでて幸福感が増してくる。
コロボックルが身近にいるんじゃないかと、大人になった今もそう願うように思う。
皆が幸せになる。読んでる人も、コロボックルも、コロボックルの友達も、チィサコ族も。