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香月さん作品コンプレックスを抱える少年が強くなっていく話。香月さんらしい要素がたくさんでキャラもやっぱり引き込まれる人たちばかり笑
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優しいお話でした。
児童文学は大人が読むと違った視点が用意されているのだなと感じました。
お化けや不思議が今は、トトロという共通の認識を持っているのが、
面白いなと少し思いました。
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大阪から東京へ、親の離婚で引っ越してきた直之と、不思議に出逢った不思議な町の住人・高塔と、直之の家族と不思議な町の住人と。
日常と不思議がいっぱいの、きらきらした物語だった。
後半を電車の中で読んでいて、不意に泣きそうになった。
成長であるとか、絆であるとか、いろんなモノが詰まっているけど、わたしは何より直之が羨ましい!(笑)
沢山の気持ちを抱ける、人に教えたくなる本だった。
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ほのぼのストーリー。小学生や中学生でも楽しめる本。
子供の時にしか行けない不思議世界に僕もいってみたい。
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「しょせんはライトノベルだから~」と油断して読んでいたら、後半でウルッと。
同著者の『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズと重なる面は否めないものの、サクッと読めてほんわかするのでいい感じ。
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いいねえ 大人がおとならしく
子どもが子どもらしい。
両親の離婚で東の街に引っ越してきた少年直之。
学校もお家も楽しくない、しんどい。
そんな少年直之が迷い込んだのは
不思議な町の不思議な人達。
リペアラーの高塔を師匠と呼ぶ少年直之。
毎日訪れるその場所で少年直之は、
成長する。
高塔師匠のような目で人間を見られたらどんなにいいだろうか。
自分がそうなる、というよりは
子育てにしんどかったり
人間関係にしんどかったり
そういう人がそんな時に
出会える存在があればいいのに、と思うのだ。
あー、私もトトロが見てみたい。
高塔師匠にいろいろリペアしてほしい。
軽快な大阪弁がとってもいい感じ。
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不思議をはらんだ日常のお話。
少年の周囲の大人の目が優しくてほっこり、嬉しくなる。
どこかほかのシリーズのあの人でしょう?というお方も登場して
思わずにんまりしたり。
クライマックスの展開には、涙が出そうになってしまう。
児童文学の範疇かもしれないけど、子供だけに読ませておくのは
もったいない作品。
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路地の向こうの不思議な町――ああなんて素敵な響き。
大好きな柏葉幸子さんの『霧のむこうのふしぎな町』を思い出させるキィワードにまず惹かれて手にしたのだけど、読んでよかった。
主人公の直之は大阪から転校してきた小学6年生。
大きな病気のせいで、成長の遅れがあるが毎日を元気に過ごしている。
彼の元気のモトは不思議な町の不思議な住人たち。
なかでも同じ関西弁を話す高塔を「師匠」と呼び、懐いている。
常に着物に煙管の彼の肩書きは修繕屋(リペアラー)。
師匠の家には不思議なモノがいっぱいで、なんとトトロ(小)までいる!
ネコバスならぬネコ○○も出てくる!!
毎日通ってくる直之を受け入れる高塔がとても自然で、注がれる眼差しは温かい。
直之が自身の遅れ(読み書きがニガテ、食事が遅い、食べ物をこぼすなど)を気にしないようにかける言葉がどれもさらりとしているのに優しい。
また直之も素直で何事にも一生懸命で、かわいい。
「不思議な力で解決☆」だけではなく、高塔・花野・クラスメイトたちのちゃんと直之を見ているからこその言葉を聞き、祖母と父親がいかに自分たちが直之に向き合っていなかったかに気付く、というのがよかった。
他のシリーズとも繋がりがあるようなので、そちらも読んでみたい。
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面白く読みました。
ただ漫画でありそうな設定の話。
もう少しひねりが欲しいような。
これから続巻が出ればその辺も出てきそうな気もするけど。
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「新潮社の100冊」の冊子で、粗筋を読んで私が好きそうな印象を持った。
で。本屋さんに行って表紙の絵を見て思わず買ってしまった。
(メガネのお兄さん)(笑)
結局、2時間程度で読破。
そんなに難しい文章ではないので、子ども達にもオススメ。
それなのに、生き方のヒントなどをポロッと教えてくれる。
ほんわかするような話である。
これを機に香月さんの本を読んでみたいと思った。
シリーズ化希望!
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主人公が小学生だからか
『妖怪アパート』シリーズにあるBL感は鳴りを潜めていて
いい匙加減だった。
香月さんの話はこのくらいの匙加減で読みたい。個人的に。
そこらじゅうに素敵な言葉が転がってるのは『妖怪アパート』同様。
主人公に背負わせる苦難の重さも然り。
5章『破られたもの』は読んでいて泣きそうになった。
『妖怪アパート』に出てくる古本屋さんがいい味を出していてよかった。
さり気なくるり子さんのことも出てきたりしてニヤニヤ。
というかここまでト○ロのことに言及しまくってジ○リ的には大丈夫なのだろうか(爆)。
この不思議町の物語、続いてほしいような気もするが
このテンションで納めてほしいような気もするし。
…複雑。
取り敢えず、高塔さんが大活躍だという『大江戸妖怪かわら版』シリーズは読んでみたい。
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この世のものではない不思議な者たちとの関わりを持つ人々が登場し、
主人公の心を支えながら成長させていく物語です。
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大阪から転向してきた小学六年生の直之。
幼い頃の病気が原因で年齢の割には身体が小さく、
方言のことや、母親がいないことなどを同級生にからかわれるが、
元気いっぱいで明るい直之は徐々にクラスで仲間が増えていく。
父親の実家は昔からのお金持ち。
両親が離婚してから父親に引き取られて実家で育てられるが、
厳しい祖母の辛く当たられても直之は挫けず精一杯毎日を過ごしていた。
直之がくじけないのには理由がある。
それはふと迷い込んだ路地で知り合った不思議な能力を持った師匠と、
その怪しくも優しい仲間たちがいつも励ましてくれるから。
そんな時、学校で大きなトラブルがあり直之は家出をしてしまう。
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著者の香月日輪さんは『妖怪アパートの幽雅な日常』を書かれた方で、
妖怪のすむアパートで仲良く暮らす若者を描いたこの作品は大ヒットシリーズとなっています。
また、先日読んだ「僕とおじいちゃんと魔法の塔(1)〜(5)」も感動的で、
現在発売されている第5巻まで一気読みしてしまいました。
香月日輪さんの作品には妖怪や不思議なものが数多く登場しますが、
物語の中心になっているのは「成長していく子ども」という設定が多く、
読んでいて心が温かくなってくるものばかりです。
今回ご紹介しているこの作品でも、
身体が小さくて勉強が出来なくて母親が居なくて、
それでも元気いっぱいに明るく頑張っている小学生が主人公です。
喧嘩を売られてもしっかりとやり返したり、
苦手な勉強も「師匠」のおかげで徐々に成績が上がってくる。
頑張っていれば必ず報われるということが、
物語の中にさりげなく盛り込まれているんだなと感じました。
主人公の周辺にいる不思議なものたちも、
主人公を温かく見守り優しく接することで、
主人公の男の子が素直にスクスクと育っていきます。
物語の構成はシンプルながらも軸がしっかりとしていて、
読み進めるうちに物語の中にグイグイと惹き込まれてしまいました。
結末もとてもシンプルで心温まる内容なんですよ。
休日にノンビリと部屋で涼みながらサラッと読むのに最適な一冊です。
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夏休みにおすすめ。
小学生の直之とちょっと不思議な町に住む彼の師匠のお話。
師匠の言葉は心にすとんと落ちつく。
大きい手で頭をぽんっと撫でてもらったときのようなあったかい気持ちになった。
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ちびっこが一日一日を頑張って生きている作品。
ラストでギスギスしてばらばらだった家族が、ほんのちょっとした言葉で絆が結びなおされるところにはホロリとした。
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必要な人だけが辿りつける町に、主人公はたどり着く。
そこは幽霊が普通にいてて、不思議な力を持つ人の町。
その人たちと出会ったことが、主人公をかえる。
子どもの想いが、とても切なく、愛に涙する。