紙の本
キッチンで料理をしたくなる、そんな一冊!
2014/03/28 15:26
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投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の写真、卵がふわっとして美味しそうですよね。
平松洋子さん特製の「ささみのだしの卵スープ」です。
彼女のエッセイを読んでいると、キッチンで料理をしたくなる気持がむくむくと湧いていきます。
この卵スープのページはこんな風に始まります。
だしは面倒なものだと思い込んでいませんか。
だとしたら、それはまったく違う。
だしは、かつおぶしと昆布でとるものだと思い込んでいませんか。
それも全然違う。
おいしいだしは、身近な材料で、「えっ」と拍子抜けするほど簡単にとれます。
たとえば、ささみ。
もう、彼女のリズム感のよい文章に、このページを読み終える頃には、すっくかりささみのだしをとる気、満々になっています。
「忙しい日でも、おなかは空くよね。そんなときはこのメニューを思い出してね」
こんなにも料理を作ろうという気持ちを引きだしてくれるなんて、さすが洋子さん!と思ってしまいます。
塩トマト、冷やしなす、レモンごはん、牛すじ煮込み…。さて、どれから作りましょうか!?
紙の本
そうだね
2019/01/08 13:40
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
忙しくてもお腹はすくし、ご飯は抜きたくないなと思う。自分が調理師だから余計。凝ったことしなくても美味しく作れて美味しく食べたい。
是非参考にしたい!
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食卓にまつわるエッセイ集。
シンプルにいいものだけをたしなむ余裕・・
読むだけでほっと落ち着ける文章です。
こんなふうに生きられたらいいのに、とおもう。
よしもとばななさんの解説も余韻を愉しむのにぴったり。
・梅干しごはん
・焼きトマトのスパゲッティ
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やってみたいと思う食べ方や、
触れてみたい器具がいっぱい。
他の方も書いているように、「日々をもう少し丁寧に生きよう」
という気分になる文章。
小気味のよすぎる文章が、少し苦手と感じた。
技巧的にすぎる、というか。
全編にわたって著者の料理への愛が伝わってきた。
文章の端々に、食べ物への敬意がこめられていた。
「むっちり」という形容詞がよく使われていたのも気になった。
中身がぱんぱんに詰まっているのが、幸福
という感覚の持ち主なんだろうか。
まねしてみたいと思ったのは
・冷やしなす
・ささみのだしのスープ
・ガラスのコップ
・ジャム添えビスケット
・おかゆ
・鶏のから揚げ
・ごまごはん
・ナッツとにんじんのサラダ
・麻のキッチンタオル
・豆腐のオリーブオイルがけ
・干物サラダ
・粉引のうつわ
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おなかをすかせながら一息に読んでしまった。
2~3ページの文章の後に、説明書きと写真が載る。
写真は料理だったり器だったりお道具だったり。
料理の説明書きは、ゆったり余白をとった文庫本の1ページににも満たない、レシピ。おいしいことは、難しいことじゃない。のだ。
文章を読みながら想像したおいしそうな湯気や香り、触り心地を写真で答え合わせするような感じ。
本だけじゃ分からない感覚を、確かめたくなる。
自分の手にしてみたくなる。
きっとまた、実践するときに開く本だ。塩、お醤油、ゴマ、レモン、ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、組み合わせ。楽しみが増える。◎
自分ときちんと対話して、必要なものを摂る、ひとり暮らしもいいよなあって憧れちゃうな。
「とっておき」のある人になりたい。
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唐辛子シュガー、どこかでパインにつけていただいたんだけど、どこだったろうか?石垣島か?
これから暑くなるし、唐辛子シュガー、チョチョっと作ろうかな。
豆腐にオリーブオイルもチャレンジしたい。
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タイトルに惹かれて衝動買い。
ちょっと物足りない部分もありましたが、
とりあえず梅ごはんと
ささみのスープは作ってみようと思います。
凝った料理を作れなくても、
自分をいたわるためにおいしいものは食べたいな。
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最初の記事が印象的でお持ち帰り。
「塩トマト
切ったトマトに塩を振りかけ、混ぜ、10分くらいおいてからいただく」
甘味が増して美味しくなった!!
仕事が忙しく、もうぐったり、作る気力無し……でも、コンビニの惣菜には飽きた…
そんなときでも、このくらいの一手間ならかけられる。美味しくいただけるならね。
そんな気分になる、心がなごむ一冊。
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この文庫本は日経WOMANに掲載されていたエッセイをまとめたもの
日経WOMANを買った日は最後に掲載されているこのエッセイを最初に
読んでいた私・・・ほっこりした気持ちになるのです
派手な料理は何一つ載っていないけど、「あぁぁ今すぐ食べたい!」と思わせてくれる
お腹も心もホッとするようなそんな料理ばかりなのです
料理が上手な人って文章もすっごく上手いなぁぁって思うのは私だけかな?
もぉぉ目の前に平松さんが作ってくれた料理の数々が並ぶんだもん
日々の生活を大切に丁寧にするって、こういうことだなぁって思う
きっと忙しさにかまけて、心がささくれだった時にまた読み返してしまうんだろうなぁ~
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食卓にまつわるエッセイ。
心がじんわりと温まるような、食にまつわるあれこれ。
読んでいると、リラックスした気持ちになれる。
特に心が疲れた時に読むと心と体のコリがほぐれてリラックスできそう。
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ほんの2、3ページでサッと読める(作れる)ご飯やおかずがたくさん。
ターメリック入りのレモンご飯なんていう変わり種から、お粥、から揚げなど定番もの、果ては氷やたくあん、かまぼこといった「素材」をどう食べるかという簡単レベルまで、縦横無尽の食エッセイ。
かまぼこをちぎって食べたらおいしいですよとか、豆腐にオリーブオイルとか、フルーツにスパイスとか・・・
ああもう、今すぐそうやって食べてみたい。
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簡単・シンプルでハイセンス。
どれも美しい地味さと滋味に溢れ、
しみじみとした美味しさって感じだ。
季節外れのトマトで作るパスタは今度やってみようと思う。
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ここまで、「食べ物」と「生活」に敬意を払う人を、私は初めて見ました。
いろんな「たべもの」にまつわる本とか映画を見てきました。
どうしても、みんな「食材や生活を通じた、自分の哲学」が中心となってきます。それもいい。でも、ときたま息苦しい。
平松さんの文は、明らかに平松さんの考えたものだ。でも、なぜだろう。
ここにでてくる、食べ物とモノ。いずれも平松さんのアタマというフィルターを介しているはずなのに、ちっともそれが感じられない。食べ物やモノが、それ自体として、すっと頭に飛び込んでくる。
すごく、すっきりと爽やかで、心が軽くなるような。
いい本に、巡り会いました。
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忙しい日でも美味しいものを食べたら元気になる。ほっとする。そのコツが書き記してある。たくさんの材料が必要なわけじゃない。そこが気に入った。
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どれもこれもおいしそう。
そのうえ、簡単そう。
平松さんの日常を垣間見たかんじ。
明日はさっそくごはんに梅干いれて炊こう。
今、ちょっと忙しいけど
日常を疎かにしないようにしよう。