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27.11.20読了。
言わずと知れた名作だけど読んだことなかったなぁと思って。
カラフルな街々を旅する個性豊かな仲間たち。それぞれが足りないものを手に入れるための旅なんだけど、足りないところは他の誰かが持っていて、自分の得意なところは他の誰かを助けることが出来て。欠点をみんなで補って成長していく姿にじーん。
しかし、ライオンもブリキの木こりも、かかしですらも喋るのに、ドロシーが連れてきた愛犬だけは最後まで「わん」しか喋らず…夢の国の物語だから…!夢の国の物語だから…!!
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キャラクターが素敵だった。良いセリフも多く読後感もスッキリしていて良い作品だなと思えた。
作者の仕事の出張先で、おもちゃを買って帰ったり、子供達に話を聞かせてあげてる姿が素敵だなと思った。
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云十年ぶりに読み返したので細部結構忘れてました。
当時は完訳じゃない?子供向けを読んだのもあるだろうけど、大人でもなかなか楽しめる本。
というか、オズの魔法使いってかなり長いシリーズなんですね…!
後の作品も読んでみたい!
ボーム版続編はハヤカワ文庫で出てるけど、かなり古いから入手は大変そう。
復刊ドットコムで近年出たのは単行本なので、スペース的にかなり難点。
ちまちま文庫で集めてみたいなぁ。
どうせなら新潮文庫で完訳出たらいいのに。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
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子供時代にテレビで見た覚えが有って、家が竜巻で飛ばされたとか、魔女が家の下敷きになった場面は覚えてましたが、どういう話なのかは分かってませんでした。 大人になってから、改めて書籍で読んで「そういう話だったのか!」と実感。 オズが与えたものは一種の『プラシーボ効果』みたいなものがあるなと私的な感想。 『プラシーボ効果』本人たちが幸せになれるのなら、良い意味で 騙されてみるのも有りだと思う。 ドロシーは本当に良い子ですね。 是非ともミュージカルも観賞してみたくなりました。
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凄く面白かった!!
こんなにシンプルでスピーディーな作品だと思わなかったから、余計に感心しました。
自分の欲するものを、
実は自分で持っているのに気付いていない事がある。
そんなコトに気付かせてくれたり、
もし、友達がそうなら、
そっと後押しして、
自信を持たせてあげるコトが出来るって事を教えて貰いました♪
読みやすいし、これは良い本に出会えました♪
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初めて読んだ。エルマーの冒険にも似た児童文学らしいわくわく感がある。自分にはない、欲しいと望んでいるもの、諦めかけているものは、実はすでに持っていたり、手の届くそばにあるものだ。裕福な国より大事な人が待ってる故郷。大切なものは何かを考えさせてくれる。2018.5.30
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猿最強説。
エメラルドの都を出て南にいくとき、最初から猿に頼っていればよかったのでは?
初めて読みました、オズの魔法使い。面白かったよ。みんなあっさり狼とかを殺してるのがすげーなって思ったけど。あと全体的に木こりに働かせすぎ。
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子どもの頃に読んで以来。
今読んでみると意外に深く胸に入り込んでくる。
考える頭、感じる心、奮う勇気、それぞれ既に備わっているものでも自分自身が持っていないと思い込んでしまえば、それは無きに等しいものになってしまう。一人で自信をつけることは難しく、仲間となら自然に内にある力が引き出され、ほんの些細な後押しで自信がつく道が開けるんだな。
ドロシーも仲間たちも、帰りたい場所や欲するものの各自の希望が明確で最初から最後まで一貫している姿が素晴らしい。
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各々自分は大切なものが欠けていると悩む個性的な登場人物が、別の国から迷い込んでしまった主人公の女の子と一緒に自分たちの願いを叶えてもらうべく、オズ大王に会いに旅に出かける物語。
「考えられる脳みそ」「感動できるハート」「立ち向かう勇気」
自分たちに欠けているはずが、カカシが一番よく考え、ブリキの木こりが一番同情の心を持ち、ライオンが一番勇気を持っていた。
大切なのは自分にはそれ持っていると信じる心なのだと、オズが彼らに伝えるシーンは、本当によくできた物語だと感動した。
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にしざかひろみさんの素敵な装丁に一目惚れしてジャケ買い。
昔からタイトルは聞いたことがあったが未だ読んだことはなかった。
おとぎ話の金字塔とも言える著作だが、私も読んでいくうちにどんどんこのファンタジーの世界にのめり込んでしまった。
100年以上読み継がれているのにも納得。
一度も読んだことがないのにこのオズの世界観にどこか懐かしさが感じられ、童心に帰るような思いだった。
この物語を語る上でなんといっても欠かせないのが、美しい情景描写とカラフルな色彩表現だ。
最初に着いた国の青に、レンガの道の黄色、ケシの花畑の赤、木々と草の緑などといった色とりどりな世界を連想させるような表現が宝石のように随所に散りばめられており、それこそがこの物語の最大の魅力だろう。
この物語は今から100年以上前の1900年に出版され、その後2度の世界大戦が起こった。
私は生粋の平成生まれのため、戦前の世界がどうであったかは歴史の教科書や本などの白黒の写真でしか見たことがないのであまり詳しくないが、私たちが自らの手でこの物語のようなカラフルな世界を一面焼け野原にしてしまったと思うと、おぞましく思う。
何がともあれこの物語が幾多の戦争にも屈せず、今日の社会まで守られ、このような形で私たちの元に届けられているという事実に、もはや運命すら感じる。
もしかしたらこの物語自体にもなにかの魔法がかけられているのかもしれない。
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予想以上に面白かった~! サクサク読めるので一気読みしてしまった。
主人公のドロシーは普通の女の子、愛犬のトトも普通の犬。でもオズの住人や生き物たちはみんな不思議で変わっている。仲間になるカカシ・木こり・ライオンがとても良いキャラ。そしてオズ大王のインパクトよ。そう来ましたか。
全然説教くさくないワクワク冒険ものなんだけど、けっこう深い台詞が多い。挿絵も味があって良かった。
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竜巻によってカンザスから見知らぬ土地へ飛ばされてしまったドロシー。
脳が欲しいかかし、心が欲しいブリキの木こり、勇気が欲しいライオンと共に、大魔法使いオズに会いに行く旅が始まります。
自分には何かが足りていない、欠けていると悩んでいませんか。
全て揃っている人間などいないのですから、あまり大袈裟に考える必要はないことを教えてくれる一冊。
灯台下暗し、気にしている時点で大切な何かはもう手元にありますよね。
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今まで読んだことなくて、大人になって今更読んでみました。
ドロシー以外のみんな、欲しいものは実は既に持っていたと分かるまでのこの遠回しが凄い。でもだからこそ妙にリアルな印象を持ちました。結局自分自身ではそれにも気づいてないのがまた第三者が感じる感覚ならではで、寓話にしても不思議な世界観。大人でも深いなど思う物語。
星空をかけぶとんにして寝たっていう描写が素敵すぎて惚れ惚れしました。
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なんとなくは知っているが、ちゃんと読んだことがないので読んでみようシリーズ。
いまひとつ。
オズに会ってそこですぐ終わるのかと思っていたが、そこからも冒険は続いて、結局ハッピーエンド。
オーバー・ザ・レインボーの曲ほど素晴らしくもない。
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『オズの魔法使い』という本の名前とオズに会い、願いを叶えてもらうという大まかなストーリーだけは知っていた作品。
実際に、読んでみるとかなり引き込まれる上に、考えさせられる作品だと感じた。
子供の文学小説として有名だが、大人が読んでも読み応えのあるストーリーだと思う。
所々に、哲学的な描写も読み取れ、深く考えさせられる。
少女が仲間を増やし、仲間と共に旅で起こる困難に立ち向かう様子はハラハラドキドキした。