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色々な作品のオマージュや引用に使われているがしっかりと読んだ記憶がなかったため読了。
内容自体は子供向けの作品に多い「行って帰ってくる」アリス式のものだった。仲間を道中で増やしながら目的地に向かうという点では桃太郎しかとも呼べる。しかし、読んでいなかったが故に知らなかった事実もいくつかあり(東の魔女が出オチだったりオズが実はただの詐欺師である等々)物語の有名さに反して驚くことが多く面白かった。
名前だけ知っている作品も今後読んでいくことで意外な発見がまだまだあるのかもしれない。
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オズの魔法使いめちゃくちゃ面白かった。何回も読みたいレベル。星の王子さまと同じぐらい好きかも。
ライマン・フランク・ボーム Baum, Lyman Frank(1856-1919)
ニューヨーク州生れ。病弱ながらも、父親が石油業界の成功者であったため、とても裕福な、恵まれた環境で育つ。新聞記者、演劇、セールスマン、業界誌編集などのさまざまな職業を経て、40代で童話の創作を始める。1897年に発表した『散文のマザーグース』で注目され、1900年に発表した『オズの魔法使い』がベストセラーとなり大成功を収める。熱烈な読者の願いに応え、『オズ』の続編を20年間にわたり書き続け、全14巻を執筆した。そのほか、少年少女のための作品を数多く残した。
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1939年の映画版でオズを知った身として小説版との差異がわりかし多いことに気づいて興味深い。
行って帰ってくる物語は永遠に語られ続けるべき枠組みだし、人間の精神的、物理的な旅としても、人生で一度は触れたほうがいいよね。