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紙の本
東方的な叡智の中に新たな可能性を見い出そうした画期的な書です!
2020/03/26 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ヨーロッパ的な知のあり方に行き詰まりが感じられるようになったとう状況において、東方的な叡智(ソフィア)の方向に新たな可能性を見出そうとした希望の書とも言うべきものです。同書によれば、偉大なる叡智は、科学技術文明と近代資本主義が世界を覆い尽くす時こそが真実の危機だと告げていると言います。同書では、バルトーク、四次元、熊楠、マンダラ、シャーマニズム、製鉄技術、方言、映画とイヨマンテなど、多様なテーマの中に豊饒な叡智を探求した画期的な書です!
電子書籍
今読んでもおもしろい
2021/03/29 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
綺羅星のように雑多なオブジェが無節操に鏤められてキラキラといろいろな角度から反射するような論集。テーマは西欧的枠組みと対峙する『東方的』な知性。ロシア語で言う「ボストーク」。ブルガリアのソフィアからバルトーク、イコン、ロシア・アバンギャルド、四次元、南方熊楠、イヨマンテ、チベット密教、最後にジョナス・メカス。あきれるほど多彩な題材が東方というキーになる概念に引き寄せられて自在に語られる。我田引水とは言え、こんな切り口の鮮やかさ、自在ぶりには驚きを感じる。中沢新一を読んだのは本当に久々のことだったが今更ながら感心させられた。最後にこの本は紙で読んだ方がいいと思う。電子書籍で手に入れたものの結局図書館で紙の本で読み終わった。
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