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今どきの就活ってこんな風なんだわ〜。
エントリーシートとかあらかじめ作っておくのね〜。ふむふむ。
先にあれこれ細々とした準備をして挑むってどんな感じ?
授業どころではないよなぁ。
自分を見つけ直す機会!?
自分たちの時代ってこんな就活じゃなかったような気がする。
もっとのんびりと気になる会社を訪問してというくらいで下準備なんてしたっけなぁ? いや、してないよ。
これも時代の流れなのか。
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現代の就活生の話。かなりリアルだった。ES面接自己分析大好きな人とか、あえて中堅ばかり受けて人とは違うアピールする人とかいたなーって思った。
Twitterで闇を見せるところが面白かった。完璧な必要なんかないってことが言いたかったのかな。
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なんという圧倒的な作品…!朝井リョウ、恐るべし。桐島よりもっとずっと面白くなっている!
就活、人間関係のものすごいリアルさが描かれていて、Twitter、Facebookといったアイテムの活かし方も秀逸。
就活を終えた人が読んだ方がいいかもしれない。
後半の空気ごとのどんでん返しにはイヤな汗が出ました。思わず「あっ!」と声が出ました。
これは私たちの物語。今後の作品も楽しみにしています。
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最初の20ページぐらい
こういう書き方に慣れなくて
一度挫折した
あ~~私も歳をとったのかなって
でも
数日経って
続きを読み始めたら
その後は一人称の独白と観察
その間に挟まれるTwitterが癖になる味というか
いつの間にかはまってしまっていたようで
そして最後に
あ~~こういうどんでん返しがあるんだ
何者っていうタイトルは
こういう意味があったんだ
あ~~~それも青春
(って昔々吉田拓郎が歌ってたなあ・・・)
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終盤の「仕掛け」というのが何なのか、気になって読みました。
結構抉ってくる内容だなというのが正直な感想。
自分が学生の頃に、朝井リョウという作家がいなくて良かった。
作中に、twitterという今的なツールが効果的に使われていて、気になっている方は、文庫になってからとかじゃなく、今読んだ方が良いと思います。
高校(『桐島、~』)、大学(本作)とそれに合わせて、作品を書いているようなので、職場を舞台にした今後の作品も読んでみたいですね。
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ネタバレあります。
行間までもが計算されているように文章が淀みなく流れ、
作者の世界に引き込まれる。
うまいなあと思う。
登場人物の心理も会話も自然で、
その裏にあるだろう作者の計算がちっとも気にならない。
どんでん返しが起きる前までは本当に面白くて、★5つだった。
冷めてしまった原因は二つ。
まず、主人公が傍観者というのがそんなに驚くことなのかな。
そこを暴いて攻撃している女子が痛過ぎて、少しも共感できなかった。
5年生のネタを温存しすぎて生かせなかった印象。
次に、裏アカ作るのにどうしてメアド公開するの?ってこと。
裏アカでも人に繋がってほしくて公開にしていたんだろうか。
ちょっと理解に苦しむ。
これだけSNSにどっぷりなのに、メアド検索知らないっていうのも何だかなあ・・・。
というわけで、どんでん返しの部分で★ひとつマイナス。
でも、朝井リョウさんの作品大好きです。
容赦なく抉ってくるところが特に。
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就活の心理戦と言うかそういうものがあまり理解できなかったのでこの話の良さがあまり分からなかった。もっとすっきりした話を書く人だと思っていたので残念だった。
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最後、うなった。おもしろい。
あと、若い世代のSNSへの接し方とか感じ方とか…そういうのが未知の世界でおもしろかったかな。いまどきのシューカツも。
つぶやき140字以内に入り切らなかった言葉(想い)たちのほうが、140字より圧倒的に多いんだよなあ…登場人物のセリフからそのことに気づけたのも良かった。
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Twitter、facebook、LINE…。どんどん便利になって、人と繋がることが容易に、また自分を表現する場所も増えてきた今、誰もが気づいてるけど、あえて見ないようにしているような裏側をまざまざと見せつけられるようでした。
ものすごく…痛い。
もしかしたら、前述したようなSNS等を実際にやっていない人にとっては、いまいち共感しがたい小説なのかもしれません。さすがにこんなことはないだろう、と。でもこれ、やってる側から見るとノンフィクションなんじゃないかと思ってしまうくらい、ものすごくリアルです。
見えなくていいものが見えてしまうことで、どうしても比べてしまう。他人の発信するものを見て羨んだり、逆に自分を安心させてみたり。
直接友人には言わないであろう心情の吐露や、自慢を第三者に発信しているようにして、友人にもアピールしてみたり。
うんざりしていても、もはや抜け出すことができない、こんなにも狭くなってしまった世界で、「何者」にもなれずもがき苦しんでいる人がいるのは、まぎれもない事実のように思います。
すぐうしろで誰かがしている噂話を笑っていたら、ぽんぽんと肩をたたかれて、「お前のことを言ってるんだよ」と横っ面を張られるような衝撃を受けました。
すごい小説です。「就活小説」とくくってしまってはダメだと思います。
実際にSNSを活用している方には、痛さを分かち合うものとして。SNSって?という方には、こんな世界があるんだと知るきっかけとしてもオススメです。多少の痛みを伴いますが。
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とにかく、若者たちのヒリヒリとした感覚が半端ない。ちょっとしたひと言、周囲の風景、騒音、空気……、さりげない描写の積み重ねが、彼らの心の中をあまりにも巧みに描くものだから読んでいるこちらまでもが息苦しくなって来る。
上手い。朝井さんって本当に上手いなあ。
相手の一挙手一投足に、いちいちその裏側をさぐる登場人物たちに好感を持つことが出来なかったから、この作品を好きだとか、お薦めだとかは言いにくいのだけれども、これからも私は朝井作品に注目し続けることになるのだろうな、ということは言えそうだ。
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「怖い」と思った。純粋に頑張るってことはこんなにも難しいことなんだね。
人の幸せを心から祝福したり、生き方を認めるのって自分に向き合うことになるのかな。いつも斜めから物事を見ているようでは、しっかりと始まれないし、しっかりと終われない。
自分の内面を暴き出されているような感じを受けて呼んでいると少し心がチクチクする部分も…
真正面から頑張って向かっていける人にならなくちゃ。
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就活を舞台にしている点で興味を持って読みはじめる。
文体が読みやすいため、テンポよく読め一気に最後までいけ最後の伏線でおおっとなる楽しい小説。苦々しいところを見せつつ最後には一筋の希望を見せてもらい少し頑張れる気がした。
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◎第148回(2012年下半期)直木賞受賞作品。
2013年2月15日(金)読了。
2013-10。
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違う世代からみれば、三十ウン年前の"ナンクリ"と同じ感じ、作品のポジションじゃないかな・・・って思ってたら締めのところでググッと掴まれました。"何者"、良い意味で、よくこれを直木賞に選んでくれたと思います。。
全体読感ではないけれど、光太郎の「最後の改名」ってなるほどと思いました。
また、「 いいやつ」。この作品でもちょくちょく出てくるけど、いいやつ、ってどんなやつだろう、とよく思います。
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就活経験した人なら読みやすい思う。最後、すごい毒づいたというか、結構シビアなことをいいってたけどその通りだと思う。かっこ悪くてもやってくしかないんだろうなって。綺麗さっぱりな就活より泥臭くて周りにどんな目をされてもやるしかないんだろうなって。就活はその人の本性を炙り出す。