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結構読みやすく、あっという間に読めました。
テレビ番組を作るのに、いかに多くの人間、手間がかかっているか。
大変なお仕事ですが、やりがいも相当あるのが感じ取れました。
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企画は短く書いて「減点」を減らす。
終わらせるゴールの日を決めて、一日のペースを作ってマストで守る。それを多くやるでもやらないのもダメっていう習慣をつくる。
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新書で仕事のハウツー本を買うのは卒業したと思っていたが、買ってしまった。
人や雰囲気を大事にして気を配る。じゃねーと、チームを組まないと作れない規模のものがいいものになるはずがない。きれいごとではなく、ただの事実。
内容は斬新なノウハウというよりも、共感できる書き方かどうかというのが重要視されている。新しく取り入れるというより、やっぱそのやり方でいいんだよねと確認する感じ。
それがいい。
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著者である加地さんが「どういう意識をもち、どういう考えをもち、どんな狙いをもって、番組を制作してきたか」とうい本だったと考えている。
自身の経験を踏まえ、芸人や番組の裏側、真意を書き、論理的に説明されていたので、未知の業界のことながらインプットしやすかった。
軸、意識、狙いという業界問わずに良いものを生み出すために!ということに比重が大きくさかれていたのではないか。だからこそ、本著に書かれていることは、他の業界や、人間関係にも応用が可能であるように思う。
個人的に加地さんの考えは好意的。
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本屋で惹かれて即買い。
期待通りの面白さに一気読みした一冊。
今の仕事への姿勢や、「ものをつるく」というプロジェクトでの立ち位置や振る舞いについて考えさせられました。
いいものをつくるには、いいものをつくる環境を整えなければいけないし、そのきっかけは些細な事にあることを再確認できました。
また、目の前のことに一つ一つ悩むのではなく、全体を見ながらいいタイミングで悩むことが大事だというのは、プロデューサーの仕事だけではなく、どの仕事でも共通することだと勉強になった。
よく建築設計の仕事をしているとクリエイティブだと思われがちだが、無から有を生むようなクリエイターでは決して無い。
家一軒でも何十人単位で人が動くこの業界でも、プロデューサーのように、常に全体を俯瞰しながらそこに有る物事や人をうまく動かし、気持ち良く仕事ができる環境を整え、60点のものを80点や100点にしていく「構成能力」が大事だと思いました。
その構成能力こそ「ものづくり」の本質なのかもしれない。
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アメトーーク!等のプロデューサーの本。
TV番組制作以外にも、一般ビジネスに関わる人にも良い本。
相手の期待を上回るように意識・行動すること、勝ってる時こそ次を考えておくこと、相手を説得するための根拠と自分がやりたいことを明確に区別しておくこと、あたり、基本だけど改めて重要性を認識させられる。
実力のある芸人こそ自分のマイナスに触れられてる時の受け身が上手い。
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「アメトーーク! 」「ロンドンハーツ」のプロデューサー・加地さんの仕事術が披露されている新書。興味深いのは、「トレンドに背を向ける」「企画はゆるい会話から」「勝ち続けるために負けておく」など先日読んだ秋元康さんの「仕事術」と共通している内容がいくつかあったことだった。加地さんの携わっているのは、バラエティ番組なので、軽いノリで作っていると思いきや、当人を含めたスタッフの方々は真面目に真剣に、それなりの「配慮」をしながら、作っているということが伝わってきた。あと、プロデューサーからみた売れている芸人評は「なるほど」と唸らせることが多かった。
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アメトーク、ロンドンハーツのプロデューサー、加地さんの著書。番組制作の視点から著者の仕事論が述べられている。
バラエティー番組制作には、演出、構成、創造性が不可欠だ。型枠がない中から、番組を築き上げていく、その手法とその裏にある想い(たくらみ)にとても心を打たれた。
帰ってアメトークを見ようと思った。
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めっちゃ読みやすい。
テレビ局、アメトーーク、ロンハーと若干特殊だが、自分の仕事に共通することも数多くあって勉強になった。
やっぱ一流は違うんね。
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あめとーく、ロンプーのプロデューサー。
企画書は短く書いて減点を減らし、もう少し詳しく知りたいぐらいにする。
まさに企む仕事の仕方を書いた本。
軽く読める。
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有名お笑いバラエティテレビ番組の総括責任者による発想術。
世間から「アホらしい」といわれることを最高の褒め言葉といういう著者が「最高にくだらないこと」をいかに「クソまじめ」に作り上げるかについて。
特に参考になったのは「逆に、の発想」についての部分。「売れてないのに子供いない芸人」の企画では、世間一般的な考え方をするとゴールデンタイムに売れない芸人を並べること自体がありえないことであるが、逆におもしろいという発想から番組を作り上げ、結果として視聴率も合格点を確保。売れない芸人を一般の人に見てもらうことができ、視聴率というスポンサーの利益も確保した上で、売れない芸人にチャンスを与えたというところにこの企画のすごさがあると思う。まさに己よし、相手よし、世間よしの三方よしだと。(当然このように成功した企画の裏には計り知れない没企画があるのだろうけれど)
自分としては面白い企画・案があるけれど、それをいかに周囲の理解を得るか、内部の決裁を得て実現するかに苦しんでいる人に役に立つかもしれない一冊。
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テレビ朝日の人気番組「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」のプロデューサーさんが書かれた本。実際芸人さんが読みましたというブログを見て興味を以て読みました。
久しぶりに読んだ新書で緊張しつつ読みましたが、わかりやすくて面白い。内容が番組を基にして具体的に書かれていて、入り込みやすい。ひとつは、純粋に番組の裏側を知れて面白いということ。バラエティ番組の作り方ひとつとっても、会議から制作・編集、現場など色んな局面があって。それぞれ加地さんなりのポリシーがありつつ、納得のできる作り方だなと。
そしてもうひとつが単にテレビ番組のことだけに通じるのではなく、会社や組織にも通ずるものがあるということ。ひとつのエピソードで、加地さんがアシスタントディレクターだったころの話が書かれていた。母親の言葉「ひとつのことに対してふたつやりなさい」そのプラスαがあるなしで、状況が変わる。確かに。大学生の私の人間関係にも言えることだなと。
内容的にもとっかかりやすいのでおすすめです。
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著者の働き方が詰まった内容だが、それ以上に終始、芸人への尊敬の眼差しとバラエティへの愛情がひしひしと感じられる一冊。チームワークが重視される仕事に従事していれば、共感する部分も感心する部分も多いはず。
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アメトークやロンドンハーツを制作しているテレビマンが書いた番組作りをとおして、気を使っている点やまさに企んでいることを綴った書物。
人気番組に仕立てあげるためにいくつもの企みをいかに実行してきたかを
知ることができる一方で、加地氏の人となりもわかる内容になっていて、
とっても読みやすく、単純におもしろい。
中でも、サザンオールスターズが大好きな点は意外であり、とても好感が持てた。その中で、自身が担当した音楽関連番組に大ファンの桑田佳祐を呼んでいないことにも好感がもてる。公私混同になってはいけないというプロの一線を引きながらも、本当のことはしらなくてもいいかもというファンならではの気持ちも理解できる。
また、企画書を通すために企画書は短めに面白く、可能性が見えるように
書くとか、かなり、実際のビジネスで使用できるテクニックも紹介されている。
一貫していえることは、自身の仕事について、とにかく「誇り」をもって、
番組のコンセプトを意識して、徹底的に作りこむという姿勢が前述した2番組を人気番組にのしあげた要因であるように思う。
以下、内容を要約
・番組は必ず見直して、「アラ探し」をする⇒反省して、検証して、改善
・コミュニケーションの基本は「言った」ではなく、「伝わった」か
・番組は関係者全員で作っているという自覚とその為の配慮
・その人自身の役割を分析、認識し、最大限の活躍が可能なように配置
・賞賛は軽く聞き流し、批判は真摯に受け止める
・1つ頼まれたら2つやる
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アメトークとロンドンハーツが大好きなので、プロデューサーの著書を買ってみました。番組の裏事情を知ることができて、とても楽しいです。また、企画の通し方や会議に出る姿勢など、良い働き方についても学ぶことができたと思います。私も、この方のように、心から楽しんで仕事をしたいと感じました。