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紙の本
ほのぼの宮部さん
2023/11/17 23:20
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投稿者:ぱぱぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーというか、SFの世界の宮部みゆきさんの作品から入ったので、驚きました。
ほのぼのです。とても暖かいです。
なんだか、もっと温まりたくて、古本屋さんで単行本も買っちゃいました。
紙の本
楽しかった
2019/11/29 21:46
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投稿者:ぴー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見てたからそんなことがあったんだ〜って言うような内容があって楽しかった
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最後にほんわかとした気分にさせられる
2019/09/01 16:49
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小暮写眞館」は4つの話から成り立っている、連作集だ。現代ものだが推理小説ではない。敢えてジャンル分けすれば、SF小説、またはファンタジー小説だろうか。上巻では、2つの話が収められていて、どちらも最後にほんわかとした気分にさせられる。
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宮部氏らしく不思議がある日常
2023/05/14 10:27
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
写真館だった家に引っ越してきた主人公たち。
その家族には悲しい過去があるが、必死に家族がまとまり、そこで暮らす。不思議でちょっと怖いもするがこの家族がどうなっていくのか気になる。周りがなんと言おうとも家族がしっかりまとまっていれば大概のことは乗り越えられる、そんなことを思いました。
紙の本
やっぱり、琴線に触れない
2014/06/30 11:58
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮部さんの作品はたまに手に取るのですけど、いつもどうしてもなんかどっか一歩、琴線に触れない。そこそこ面白いなと思うんですが、もう一歩どこか届かない物足りなさを感じます。この作品も、上巻を読んだまででは、やっぱりそう。作品タイトルから牧歌的な物語なのかなと思ったらそうでもなく、生き霊とか、人間の強い想念の物語。ただどの作品にも共通した、あのふわっとした読み心地は変らない。
「小暮写眞館」という作品名ではあるけれど、写真館の物語ではありません。元写真館だった建物にとある一家が引っ越してくる所から物語が始まります。主人公で高校生の英一の元にひょんな事から届いた、一枚の奇妙な写真。あり得ない所に、女性の首が写っている。心霊写真かと思いきや、なんとその女性はまだ生きているという・・・。という事でオカルト物ではなく、結構がっちりヒューマンドラマなミステリー?かな。それが結構女と男のなんちゃらだったり、何か捉えどころがいまいち無かったように感じました。
また全体的に、何かどっかで読んだような感じがする。例えば主人公の英一。ものすごいイケメンでモテモテってワケではないけど純粋で男気があって、本当のカッコ良さを知っている男の子、みたいな設定。石田衣良さんの「池袋ウェストゲートパーク」シリーズ主人公のマコトとか、大沢在昌さんの「アルバイト・アイ」シリーズの主人公タカシとかにキャラクターが何か似てる。そんな所でまずなんか、斬新さを感じず。
それともう一人の主人公?自分の地黒の肌を気にしつつも元気に生きる女の子、コゲパンことヒロインの宮内さんと二人合わせて、どうも現実味がない感じ。写真に生き霊として写りこむくらい、強い念の絡む大人のあれこれに首を突っ込んで、「誤謬」だとか「自己憐憫」とかいうこしゃくな言葉を普通に会話の中に入れつつ、大人を怒鳴り散らして説き伏せるなんて。なんというか「そんな高校生いるか?」という感じ。これまた石田衣良作品の「14フォーティーン」で味わった感触と似ていた(あちらは中学生だったけど)。
「心霊写真と思わせて実は違い、生き霊として写りこむくらいのヒューマンドラマを、高校生が解決する」という設定はぱっと見斬新な感じがしなくもないけれど、ところどころに既読感があるのと、どうもドロっとした人間関係が分かりにくいので、読みやすいという感じもなかった。これを上下巻にしたというのはどうなのかとも思うけれど、引き続き下巻に突入してみたい。