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ウルトラマンの愛した日本 みんなのレビュー
- ウルトラマンタロウ (著), 和智 正喜 (訳)
- 税込価格:880円(8pt)
- 出版社:宝島社
- 取扱開始日:2013/11/15
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新書
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紙の本
地球人側からすると特に得るものはない
2015/10/29 06:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Rick - この投稿者のレビュー一覧を見る
タロウさん側からすると、地球、特に自分たちが活躍した日本に興味を持って、色々調べてまとめたのでしょうが、書かれてる内容自体は小中学校で習うような歴史ですし、ウルトラマン達の戦いもタロウさんに教わるまでもなく地球のファンなら知っていて当然の内容ばかりです。
多分、光の国では売れてるんだと思います(笑)
紙の本
駆け足で振り返る日本
2014/04/13 16:30
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る
初代ウルトラマンから最も「新米」のウルトラマンゼロのエピソードを通して、1960年代後半(昭和30年代後半)から以降の日本の姿を振り返るもの。
著者はウルトラマンタロウで、和智正喜氏が翻訳した、となっている。
ただ、ウルトラマンからウルトラマンエースまで、「ウルトラマン兄さん」等のように「兄さん」をつけたり、「ウルトラマン」と呼び捨てにしてしまったりしているところがあるのは、ご愛嬌。
こういう点を注意すべきなのは、著者なのか、翻訳者なのか、はたまた編集者なのか・・・。
ウルトラマン、ウルトラセブンだけで1章を占めており、帰ってきたウルトラマンからウルトラマン80まで5人のウルトラマンで1つの章、最後の章で、それ以降の8人のウルトラマンが語られる。
新書の平均的なページ数からすると、かなり駆け足、という印象を受ける。
比較的、ページ数を割いている、ウルトラマン、ウルトラセブンの部分でさえ、当時の社会現象や情勢を少し詳しく紹介するくらいに留まっている。
やはり詰め込みすぎ、という感じは否めない。
それから、脚注がやたらと多いので、めまぐるしく行ったり来たりしなければならなかった。
悪い点ばかり挙げてしまったが、印象に残ったのは、ウルトラマンタロウが東光太郎(タロウが宿った相手)について語る部分。
「型破り」
「かなりのおっちょこちょい」
「(タロウが宿る前の生身で怪獣に飛びつくエピソードを紹介して)やりすぎだ!」
と評しているが、
「あれ(ウルトラマンタロウの最終回)以来、今に至るまで、私は光太郎に会っていない。
だが、彼は唯一にして最高の・・・。
仲間?
相棒? いや、それも違う。
東光太郎。
いいところも悪いところもすべて含めて、君はもうひとりの"私"だった。
君がいくつになっても、たとえ地球人としての生涯をまっとうした後でも、それは永遠に変わることはない。」
と語っている。
異星人が宿る(または異星人に宿る)という事は経験がないので、共感する、とまでは言わないが、「ものすごく大変な仕事をした時の相棒」と考えれば、分からなくもない感じがする。
この本の本来の趣旨からすると、見当違いの部分で反応してしまったが・・・。
紙の本
定年後の楽しみ
2018/01/18 20:21
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴代ウルトラマンの活躍と当時の世相をタロウが回顧するという趣向。
第一章はウルトラマンとウルトラセブン、第二章は帰マンからウルトラマン80まで、第3章はそれ以降のウルトラマンを一気に概説。
子供の頃は、全く気が付きませんでしたが、話の内容や映像は時代の流行や世相を敏感に反映しているとの由。今、映像を観ると違った意味で面白いでしょう。
ところで、帰ってきたウルトラマンはいつの間に「ジャック」となったのでしょうか。当時、「帰マン」「新マン」と呼ばれていたので、「ジャック」と言われても、それ誰?という感じでした。
私が2歳の時に初代ウルトラマンが放送開始されましたので、ほぼ私の人生と重なっています。ただ、認識できるのはウルトラマンレオまで。さらに個別に物語を覚えているのは、再放送で何度も観た初代ウルトラマンとセブンだけです。
実は初代ウルトラマンとセブンはDVDを購入していますので、定年後の楽しみとしたいと思っています。
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