紙の本
まるで知ってる人のよう
2017/02/24 20:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:R - この投稿者のレビュー一覧を見る
北大路先生の本を読むと安らぎます。長年の付き合いの楽しいダメな友人の近況を聞き、笑ったり安らいだりする感じ……。なんだか本当に知っている人のような親しみを感じます。
投稿元:
レビューを見る
大好きな北大路公子さんのエッセイです。
正確には、日記サイトに掲載されていた日記です。
サブタイトルが~ああ無情の泥酔日記~とあるだけあってずっと酔っぱらってます(笑)
私お酒飲めないので、ある意味羨ましいような、やっぱり羨ましくないような。。。
北大路公子さんの文章は、なんだか分からないけどジワジワおかしいんですよ。
ただ飲んで酔っぱらってるだけなのに!
シュールと言うか何と言うか。。。
テンションも低いような高いような、不思議に引き込まれる文章。
そうかと思うと時折挟まれる寓話のようなホラ話が絶妙に良くってしんみりしちゃったりします。
投稿元:
レビューを見る
今回も楽しく読ませていただきました。
トイレに置いといて、入る度に2,3話ずつ。毎回「ふっ」と鼻息が漏れ出るような笑い。実にくだらん。キミコ本にお役立ち情報を求めてはいけません。
ほぼ日記なんだけど、合間に挟まれる法螺話がいい味出しています。日記っぽいけど創作というのもありそうで、このあやふやな感じもまた乙です。
山本文緒さんの解説もいいです。
自分は登録していないくせに時々キミコtwitterを覗いている私は、この解説もtwitterでの作家さんたちの交流の延長のようで、いいなあ仲良さそうだなあとただただ羨ましがるばかり。
投稿元:
レビューを見る
オヤジさんのエピソードは必笑でした!
どうしてこんなに面白いのか。やっぱり呑みすぎているせいなのか。日常が酔っぱらいなのか。酔っぱらいが日常なのか。呑みすぎじゃあなかろうか。
投稿元:
レビューを見る
笑撃です!本当にこんな大酒呑みいるんですか!時たま何の前振りもなく夢なのか分からない曖昧な世界を語り出すのは何故ですか!斉藤くんはストレス溜めてませんでしたか!すぐに他のエッセイも買わせてしまうキミコさんは、一体何者なんですか!
投稿元:
レビューを見る
ツボが合わないかなぁ、と、評価は星二つにしようと思っていたのですが、「とても小さな王国のとても小さな王様。」に感動したので星三つにしました。
投稿元:
レビューを見る
なにごとにも『斜に構える』余裕があると、酒日記も膨らむなあ。表現者として、素敵だと思う。たまに出てくる民話っぽいのもいい。
投稿元:
レビューを見る
悪いですが、全然興味のない話ばかりでした。
ネコの話も全然ぴんとこない。
これは本にすべきなんだろうか。。
投稿元:
レビューを見る
昼も夜も飲んだくれていてこれだけしっかりと読み応えがあって面白い日記が書けるなんてキミコってすごい人なんだなあ。
投稿元:
レビューを見る
北大路公子さん(札幌生まれで現在も札幌在住)は北海道の宝です。
本書は9年前に寿老社から刊行された、北大路さんの日記集(元ネタはブログ記事)。
ただの日記と侮ってはあきまへん。
独自の諧謔で笑わせます。
しかも語彙が豊富で文章が抜群に上手い。
何よりその観察力に脱帽します。
「え、なに、コレ? 本当に素人?」と驚かされます(当時はほぼ無名のフリーライター)。
タイトル通り、昼間っから酒飲んで酔っ払っている北大路さんにあきれつつ笑いながら読み耽っていると、突然、珠玉の短編小説のような一篇に出くわします。
「春洗い」「影日和」「夜まつり」「夏送り」「過去読み」などがそれ。
僕は「夜まつり」の雰囲気が好きです。
まったく油断できません。
まあ、でも、ほとんどが取るに足らないどうでもいい話。
私が勝手にそう断じているのではありません。
北大路さんが「文庫版あとがき」にこう書いているのです。
「心底どうでもいいことしか書いていない」
でもね。
その後の言葉を見逃してはなりますまい。
「まあ確かにこの本に限らず、私の文章への感想で双璧をなすのは『くだらない』と『役にたたない』であり、それは『いついかなる時でもくだらないことを書いていたい』という私の唯一の志に適ったものなので問題はないのだが、それにしてももうちょっとこう何かなかったのか」
うーむ、うーむ。
カッコいい。
「いついかなる時でもくだらないことを書いていたい」
さりげなく書いていますが、強いこだわりがうかがえます。
その了見が素晴らしいじゃあーりませんか。
世の中には「くだらなくない」ことが多過ぎるのだ。
もっと、もっと、も~っと、くだらなくていい。
くだらないことの中に本当は大事な何かがあって、大事そうに見えることどもに実はたいした内実はない。
そんな知ったようなことを言ってはいけませんね。
それこそくだらない。
北大路公子さんの大ファンという榮倉奈々ちゃんじゃないですが、枕元に置いておきたい一冊。
こんな身近に、こんな唯一無二のスゴイ人がいることを、私たち道民は本当に誇りに思っていいのでは。
たぶん、北大路さんは嫌がるでしょうが。
投稿元:
レビューを見る
え!?若い!
なので、まだ出来上がってはいないが、面白い。こんな風に表現できる技は身につけたいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
酒臭ぷんぷん。「こいつに比べたら自分はまだまし」と思ったのは間違いない。キミコの日常に興味はない。だが、くすりと笑う。しんみりする。どこまでがホントだかわからなくなって脳が混乱する。ウソを交えて日常をありのまま?に書いている。これからはブログには(ウソ)を交えて大いに日常を綴ろうかと、感化された。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず超くだらない。
お酒ばっかり飲んでいることしか書いてないのに、なんで面白いんだろう……
猫の斉藤くんには心底同情するし、やっぱりお父さんがかわいいです。
投稿元:
レビューを見る
面白すぎる。お酒大好き、彼氏ありのライター37才がなんともすんばらしい日常を送っていて笑い転げてしまう。読んだ本のタイトルがまた「枕もとに靴」。そう、朝目覚めたらどういうわけか自分は二日酔いで枕もとに靴がきれいに揃えられて置かれていたという。
投稿元:
レビューを見る
時系列ではこちらが先なわけだが、『頭の中身が漏れ出る日々』『生きていてもいいかしら日記』でキミコに魅了された立場からだと少々物足りなさを感じざるを得ない…ってことは、40過ぎてからのキミコの方が魅力的だということでもある。