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介護のことはあまり考えないようにしていたのですが、身近な問題だと改めて感じました。人生の最後は誰にでも訪れます。ピンピンコロリが一番ですね。
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「介護独身」だと、介護していたせいで独身という結果になった人の話のような気がするけど、実際は「独身介護」のお話じゃないかと思います。
介護の必要が生じた時、真っ先に近親の独身者がその任を引き受けざるを得ない現状。
考えてみれば「さもありなん」と思うけど、世の人があまり考えて来なかった現状です。
介護は、一度引き受けてしまったら、あとはどんどん責任が加算されて行くだけ。施設に入れても病院に入れても、その決定責任は、最初に介護を引き受けた人が感じ続ける。
独身で、親が生きている人はみんな、介護責任を一人で負う危険があります。(介護責任が危険なのではなく、一人で負うことが危険。孤立は介護虐待の温床だから)。親が元気なうちに、一人で出来る介護はどこまでか、兄弟で話し合っておけるといいんでしょうね。難しいけど。
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介護支え合い電話相談室 シルバー110番 地域包括支援センター ショートステイ(介護) ケアプラン 特養老人ホーム 有吉佐和子『恍惚の人』 レビー小体型認知症 介護老人保健施設 シングル介護 周囲の目(ニート、引きこもり、パラサイトシングルと誤解される) 育児・介護休業法 忸怩たる思い(手助けする安心感と介護する親の年金に頼らざるをえない、職業人でないという焦燥感) 「サービスや他人の手を借りて手を抜くこと」 介護する者とされる者との二人だけの世界 倉本總『りんりんと』 高齢者の健康に関する意識調査 北九州市職員労働組合の意識調査(2006) 支援金・義援金(これらの資金も消費尽くさないと生活保護の対象とならなかったり、保護を停止させられた) ブラック企業(精神を疲弊させられ労働意欲が落ち、生活保護を受けざるをえない若者が増えている) 普遍主義 企業中心の福祉社会(日本は国民年金だけでは生活出来ず、厚生年金や企業年金を含めないと福祉が成立しない) ナショナルミニマム
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核家族化が激烈に進んでるので介護するのは我が身のみ。
未来の自分に向けての本ということで身が切られる思いで読めます。
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僕も同じ道を歩むのかと思い…手にとってみた次第ですけれども、う~ん…なかなか非常な現実を突きつけられるような…そんな内容でしたね…。社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者は最後の章で事実婚という形の共同生活を望んでおられましたけれども、ずっと独身生活を続けてきて、しかもあながちそれを不幸とは思っていない、望んでしていることなのだっ!! という人が果たして結婚と言う制度に縛られることに耐えられるのか…不安だからこその事実婚という形なんでしょうけれども…やっぱし婚姻していなくても他人の存在がウザく感じたりするんじゃないかな!?
↑そんな風に思いましたけれども…まあ、これからこの本で取り上げられた「介護独身者」なんてますます増えるでしょうし…何かしらの対策が必要なのは事実だと思いました!!
おしまい…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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著者、山村基毅さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。
山村 基毅(やまむら もとき、1960年2月4日 - )は、日本のルポルタージュ作家、文筆家。
北海道苫小牧市出身。獨協大学外国語学部卒業。人物インタビューを基盤としたルポルタージュを執筆している。
今回、手にしたのは、『ルポ 介護独身』。
親の介護をしているうち、結婚するタイミングを逃してしまった方。
そういう方って、私の周辺にも、そこそこいますねえ。
で、こちらの本の内容ですが、適当なところからコピペすると、
自分のことだけを考えていれば良かった生活に、ある日突然、親の介護が立ちはだかる──。非婚・少子化と超高齢化が同時進行する中で、「介護独身」とでも呼ぶしかない人々が今、急激に増えている。他に家庭を持つきょうだいはあてにならず、「何でも一人」に慣れているが故に、介護も一人で抱え込んでしまう彼ら。孤立と無理解の中でもがく日々に、自身、介護問題に直面しているルポライターが向き合う。
こちらの本は、途中の61ページまで読んで、終了です。
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ルポ 介護独身 (新潮新書) 単行本 – 2014/6/16
孤立しない介護を模索し試していくこと
2016年8月20日記述
山村基毅氏(やまむらもとき)による著作。
1960年(昭和35年)生まれ。北海道苫小牧市出身。
獨協大学外国語学部卒業。ルポライター。
内容はよくまとまっており良い。
ただ写真が全く無い。
その点が残念。ルポには写真があって欲しい。
より良い内容になっただろうに勿体無く感じる。
介護そのものは誰にでもどの家族にも起こることではある。
しかし少子高齢化に伴い独身者による介護も増加している。
きょうだいの間でもバランス良く負担しあうというのは現実問題として難しいようだ。
それに独身ということもあって介護が独身者に集中しがちなのだという。
本書を読んで印象に残った文章を抜粋してみたい。
シングル介護は独身者の結婚を阻む要因になる
介護は乳幼児の世話と違い、未来があるないが大きい。
介護の先は死がぶらさがっている。
乳幼児を育て上げることは社会に望まれた行為であるという暗黙の了解がある。
高齢者の介護を担う者が祝福されることはほとんどない。
周囲に認められることもない。
両親の症状は日々、変化する。
介護の方法も正解はない。
本などで学んだ知識が当てはまらないことも多かった。
一度、仕事を離れてしまうと、なかなか職場に戻れないという現実がある。
親の介護経験を活かして福祉関係の資格を取り、福祉施設で働きたいと希望する男性も多いそうだ。
ところが、現状としては給料は安くとても家族を養える額ではない。
「行政や医療がもう少しだけ介護者への配慮をして欲しい」
⇒入院に関する同意書の提出の期限、方法を柔軟にする。
いくら尽くしても尽くしても、結局後悔や疑問は残るものなのだ。
認知症にも種類があり、小人が見えたり等の幻影が見えるレビー小体型認知症がある。
自身の身内に介護者がいる場合には、きちんと介護を評価することが大切だ。
他人の評価ではなく、近親者の評価である。
歯が浮くような褒め言葉ではなく
心底から労い、ときには経済的な支援も行った方がいい。
孤立させない介護ではなく孤立しない介護を模索し試していくこと。
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自分は未婚で、まだ両親は健在。いつかは介護をする日が来るのだろうかと考えた。孤独な介護者にはなりたくないと思った。