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投稿者:はっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
全巻読みました。
心拍数が半端なく上がる。
Coldシリーズ楠田編
2016/05/08 11:51
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
Cold Sleepでの楠田は、好青年で、いわゆる普通の良い子って感じのイメージだったので、彼が主役ってのが、最初はピンときませんでした。
でも、普通の子だからこそ、兄、透、秋沢の才能をうらやむ気持ちも、すごく理解出来ました。
そして、秋沢に対しての、ギャグ満載の突っ込みも、私も含め、読者のほとんどが、楠田と同じく、普通の人だからこそ、共感できる部分が多かったと思います。
最初は、秋沢の押せ押せな態度に抗えなかった楠田が、流されていくような展開ですが、結局は、楠田も最初に秋沢の本気の演技を見て、一目ぼれしてしまっていたのでしょうね。
ラストでは、すっかりハマってしまってますし。
秋沢の方は、どうしようもないグズですが、それに余りある可愛らしさがあって(次巻では悪魔と化しますが)、それがこのストーリーを引き立てています。
母に捨てられたトラウマから楠田に、「楠田さんは俺のこと、絶対に絶対に裏切らない?」と聞くところが、とても健気です。
このセリフを覚えておいてから、次巻を読むと、余計に深く心に沁みますね。
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投稿者:くりんぐりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
木原先生の書く話は、カップルが最悪な状況で出会う⇒そこからいかに「LOVE]に持っていくかという話ばかりです。
前段と後段の落差が大きければ大きいほど、ドラマチックでカタルシスが大きくなり、それが熱狂的なファンを生む要因だと思いますが、出版された本の数もそれなりになりましたので、このところ、少々、ネタ切れ感がありました。
キャラクターの設定はどんどん極端になり(女装癖とか、初老のウケとか)、話の流でドラマを作るというより、極端な設定で強引にカタルシスを持たせようとしているように感じられ、ちょっとノレませんでした。
今回は、子役上がりの売れない役者と小規模アクセサリーメーカーの副社長という設定で、しかも、役者は「転載だが役にのめりこみすぎて、日常生活に支障をきたすレベルであり、生活力がない」という、どことなく北島マヤを連想させるような男。
副社長は常識人という設定で、最初、常識人である副社長は役者を毛嫌いします。
この設定は好みはあるとは思いますが、あまりにも現実離れしていて私はノレませんでした。設定が設定なだけに、ラブに到達するまで時間がかかるかかる(これは木原作品にはありがちですけどね)。話が面白ければ、そのものずばりなシーンはなくてもよいと考えますが、かなり強引にラブシーンが入ってきます。
で、なしくずしに受け入れるウケ。
編集部の方針なのかもしれませんが「無理やり入れました」感がアリアリで・・・・・・・。
「それでいいのか?」と思いましたけど、好きな人は好きなんでしょう。
「to be continued」とありましたけど、続きは購入しないと思います。
coldシリーズのスピンオフ!
2016/09/30 22:47
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
年下俳優の執着攻め×年上の副社長受けのお話。
攻めが演技は天才的だけど、それ以外は全く常識はずれです。
思い込みも激しいから、受けもナイフをつきつけられて脅されたりと、ハッキリ怖いのだけど、受けが上手にコントロールしているところにちょっと笑ってしまいますw
変な方に走ってしまうと危ない攻めだけど、基本純粋で可愛いところもあるから、受けも内心困ったことになったと思いながらも受け入れています。
木原先生だからこのままでは終らないのかもですね!
続刊読みます。
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あのCOLDシリーズのスピンオフということで楽しみにしていました。
楠田くん、まさかの展開です(笑)
そしてまだ続きます。でも、元祖COLDの二人みたいにはこじれないんじゃないかな……。
しかも、ステージは、楠田兄弟の立ち上げたアクセブランドのイメージポスターに、透と藤島さんの写真が使われたエピソードの後で、ちらりと元祖カップルも出てきます。それがなによりご馳走様、かつ、読み出したら止められず一気に読み切りました。
あの楠田が、な展開ではありますが、個性的なその相手役の役者がまたとても魅力的で早くも続きが気になります。
藤島さんと透の話は読むのも聴くのも体力が入りましたが、こちらはわりと軽くいけます。そして、どこかがドラマCD化してくれることを切に願ってます!
あれ。そういや、発売日まで数日あるのにメイトさんありましたね。ラッキーですが!
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新刊待っていました!
COLDシリーズの透が大好きなので楽しかったです。
大概 透もあかん、どうしようもない奴感があるんですが、今回の攻め様はもっと上を行っていて笑えました。
ダメ人間を描かせて、なんでこんなかっこよく見えてしまうんだww木原マジックカッコいいwwでした。
秋沢が、自分はとっても愛されてると思いこんでるさまが可愛くてかわいくて!!!!
疑えって方が無理だけど、一波乱バーン!と来るのが楽しみです。
楠田が早く秋沢を心から好きになってくれるといいな―。
もう十分好きだけどさ。
60歳のおじさんと蛍デートが絵面的にシュールでしたww
でも今作はCOLDシリーズ、と思うとスピンオフでも心が痛く無く読めてしまったので、ニューヨークに心切り裂かれるのが待ち遠しいです。
楽しかったです。出版してくれてありがとうございました!
来月が楽しみです♡
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この作家さんらしいキャラの
作家さんらしい作品でありました。
ある意味新鮮味はない。
だけど、王道なのでいつものように
我儘キャラとそれに服従してしまうキャラに
イラッとしてみたりするわけで。
今回は何でそんなことするのか意味わからん、とも
思いましたが
それがBLというものなんでしょうと取りあえず
目をつむることにした。
それでも面白く読めたのは
こういうキャラを私が嫌いじゃないってことなんでしょう。
イライラするけど目が離せない。
そんなわけでこの後続きの本を読みます。
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赤沢くんがかなり個性的で、透が、あの透が常識のある立派な社会人に見えてくる不思議。楠田くんは相変わらずとても良い人で、彼にはぜひとも幸せになってもらいたいものです、どんな形であったとしても。しかしさすが木原作品、ラブがある場面(1割)でも、そうじゃない場面(9割)でもページをめくる手が止まらないほど面白い。いつものテイストに比べると若干マイルドに感じたので、ニューヨーク編が楽しみではあるがものすごくこわい。
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COLDシリーズのスピンオフ。楠田編はちらちらと雑誌で読んでいました…
こうして一冊になると、けっこうラブラブな話になっていて、いいところで終わっているような。続きは怯えながら覚悟して読まなくちゃいけないですね。
最初はラブがひとかけらも見えてこないお仕事もののような展開なんですが、その語り口の面白さ、描写の上手さであっという間に引き込まれてしまいます。
華やかな芸能界やアクセサリー業界が舞台になっているのも、興味津々になるところです。
楠田は登場人物の中ではとても常識人なキャラなので、ぜひふつうに幸せになって欲しいと願っていたんですけどね~
変な芸能人にロックオンされてしまうのです!
本編のあの透も相当だと思ってたけど、さらに上をいくエキセントリックな男が、秋沢です。
役が「憑依」したビフォーアフターの秋沢の描写は鬼気迫るものがあって、とにかくすごいです。
天才肌と呼ばれる人の一部には、こういった熱意や執着が突出していることが無きにしも非ずですけど、そうとは言え秋沢に関しては度がすぎています。
子供っぽいというか、感情のコントロールができないというか、空気が読めていません。
そんな秋沢に対して、その才能は認め魅了されつつも、人格に対しては心の中でツッコミまくる楠田。そして、エキセントリックな秋沢の行動に怯え、どうにかして彼をコントロールしようと策を講じます。
それが「俺のこと、絶対に絶対に裏切らない?」の言葉と重なって、以後ますます怖くなって心臓がドキドキしてしまいます…
その場をしのごうと誤魔化しただけが、気がついたら恋人同士みたいなことになるなんて、泥沼にズブズブって怖いです。
確かに、楠田はそもそも潜在的に秋沢に魅かれていたのだとも受け取れるし、身体から入る恋愛関係もあるし。
現在のところ、二人はラブラブです。指輪の件では不覚にも秋沢にキュンとなってしまいました。…でも、その後のHがやっぱりね…というかんじでしたw
一途に楠田を慕って、執着している姿は嘘じゃないから許せます。
Hシーンは楠田に萌えまくります。まさかのエロス!
妄想が脳内で炸裂しました。
でも、これからの展開を思うとどうなんでしょうね…心配です。
楠田が幸せであって欲しいんです!
透と藤島も少し登場していたけど、ちゃんと幸せそうで安堵できました。
次回書き下ろしもいっぱいあるようなので、どんな展開で読者をまた圧倒させてくれるのか、非常に楽しみです!
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麻生さんの漫画ではまってしまったcoldシリーズのスピンオフ。続くのがわかっていたので、2作目が出てからまとめて読みました。
本作の方が大概痛かったので今回も大変な内容なのかとビクビクドキドキしつつ読んだのですが、まぁ今回も登場人物の個性がすごかったですね……。
登場人物の中でも楠田君は普通に好青年なイメージだったのですが、まさかこんな個性的な子に捕まっちゃうとは…まぁ半分自分で招いたのですが。
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COLDシリーズですごく好感を持っていたキャラクター・楠田の相手に
まさかこんなとんでもないキャラを持ってくるとは・・・。
読んでる最中何度も「秋沢このやろ~!」「殴りたい・・・」と叫びました。
続きも購入予定ですが、あらすじ見ただけで「秋沢このやろ~!」と
叫びました。
木原さんもうかんべんしてください・・・。
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待ちに待ったCOLDシリーズスピンオフです。
コミック発売からの流れで復習しとこうと思って、COLDシリーズ
3作品を読み直し、しっかりCDも聴いてスタンバイOK。
この1冊だけで読むと悶えたらいけないので、揃うのを待ってから、いざ!!
凄くいい人な立ち位置だった楠田さん。
常識人で本当にとってもいい人。
そんないい人が出会ったのは、やっぱりとんでもない非常識男でした。
安定の木原デフォで、ぐいぐい読ませてくれます。
もうね、兎に角この攻が腹立つんですよ。
感情の振り幅が異常で、楠田じゃなくてもビビります。
落ち着かせる為とはいえ、好きでもないのに好きな風を
装うというのも、木原作品にはありがち展開ではあるんですが、
これまた不思議で、読み終わる頃にはなんだか攻がとっても
いじらく思えてしまうマジック……。
あ、あれ?
私この攻にイラついてなかったっけ……?
気づけばなんだか楠田の方が不誠実な気が……という、
この不思議な感覚。
比較的穏やかな感じで次巻へ、という流れにぞわりとした嫌な
寒気がしてるんですが、何となく次を読むのが怖い。
うまくいってる分、攻がもし裏切られたと感じたときには、
本当に楠田くん刺されるだけですまないんじゃ……とか。
このままハッピーエンドだとか、万が一にもあり得ない、
絶対なにかとんでもない展開が……とそわそわしながら
次を読みたいと思います。
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またしても強烈な攻めキャラに木原さんの文章の面白さが相まってコメディじゃないのにクスクス笑いながら読みました。図体だけ大きくて中身は子供で常識の欠片もないとんでもない男なのにだんだんいじらしく可愛く見えてくるのが木原マジック!そんな彼に振り回される楠田は至って常識的な普通な男なのに読者同様だんだん絆されて煩がりながらも秋沢を憎からず思っている様子…ん?今回痛くないぞ?つか木原さんにしては甘い?ような気もするけれどまだ前半戦。きっとこのまま穏やかに愛を育む訳ないんだろうな…嵐の前の静けさ的な?ニューヨーク編怖いけど期待して読みたいと思います。
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なんか、納得いかないって感じの楠田に対して一途に想う秋沢が鬱陶しいような愛しいような気持ちで読んでしまった。
まだすれ違いの二人がこの後どうなるのか進展見守るしかない。木原先生だから心していなければ・・・・