紙の本
まさか!あの人が!?
2015/12/25 23:40
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
陸の孤島のような「こよみ村」に越してきた奈央。
村長である父の政敵、転校先の同級生、元の学校の親友、村のイケメン世話役さん、クセのある人たちばっかり。
奈央ちゃんが凄くしっかりしてて頼もしい。
のほほんとした村かと思ったら意外な人物の憎悪満載の話だったりして。
紙の本
明るく軽く楽しめる、テンポのよい話。
2015/08/19 08:55
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
重要なことが「予言暦」によって決まる村の村長に主人公の父親が出馬し、落選確実と思われていたのに”予言通り”当選する。主人公も父親とともにその村に暮らすことになり、そこでいくつかの事件が起きる…という話。
読みやすいタッチで、ストーリー展開もわりとよい。ただ、予言が当たるという設定自体はいただけない。個人的な好みの問題もあるが、それ以前に予言通りに選挙が運んだりするというのは古臭い因習めいた雰囲気が漂っていて閉鎖的だと思う。もっともこの作者の魅力はちょっと不思議なことが起こる世界を描くところにあるので、そういったことに目くじらを立てるのも無粋だろう。細かい部分は気にせず、生き生きした登場人物や物語の明るい雰囲気を楽しんだ。
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幻想シリーズの、堀川アサコさんの文庫書き下ろし…。
ホラーファンタジーの堀川さんらしぃ作品でしたが…、
代表作の幻想シリーズと比べると、ちと大人しめかな?
幻想シリーズでは、現世と黄泉の国の境目に存在する、
映画館や郵便局といった公共施設を舞台に、文字通り、
プチ・ホラーやファンタジーをメインフレームとした、
幻想的な世界観を持つ奇妙な雰囲気のお話でしたが…、
本作品では、あくまでも、
不思議な言い伝え(予言暦)のある現世のお話であり、
骨格となるエピソードのカギを「催眠術」とした点で、
ホラーファンタジーの面白みが、減じてしまったかな?
キャラクターや設定も悪くはなぃので、
もっと「予言暦」を前面に押し出した、
もしくは、もっと「予言暦」と絡み合ったお話ならば、
期待通りの面白さを、存分に得ることができたかも…。
評価は、期待度高めの分だけ、ちと辛めです…(_ _;)
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村長になった父親とともに「こよみ村」に移り住んだ中学二年生女子の青春ファンタジー&ちょこっとミステリ。多分にジュブナイル的でちょっと物足りません。この人は現代モノより歴史モノの方が好みです。
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堀川さん書き下ろしの作品。
予言歴や催眠術といった非現実的な話と、陸の孤島であるこよみ村の開発促進派・反対派の対立といったとても現実的な話が程よく混ざっていて堀川さん独特の世界でした。
ラストに向けて予言歴の話がもう少し出てくるかと思ったのですが結局ほとんど登場せず、催眠術に偏った話だったのが少し残念です。事件後のこよみ村のことも気になりますがこれは続編がある予定なのかなと期待してしばらく待っていようと思います。
最後が「これぞ青春!」という爽やかな終わり方で読後感がとても良かったです。
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【『幻想郵便局』の著者が贈る怖くて癒される青春ファンタジー】村長になった父とともにこよみ村に移り住んだ中学二年生の奈央は様様な不思議な体験をする。村には「予言暦」という秘密があった。
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再読2回目。
ファンタジーでありサスペンスであり、ホラーの要素もちらほらり。途中、ちょっとリアルで怖くなって読むのやめようかと思った…。だけど散りばめられた謎が気になって、最後まで読み進めてしまいましたね。謎がすべて解き明かされるわけではなかったところか、この作品のジャンルをひとつに決めさせない感じがして、それが魅力やと思った。
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堀川アサコさん、大好き。
いろんなものの境界の曖昧さがいい。
境界の曖昧さにつながるが
舞台裏が明かされながらも、
謎が残されるのもいい。
なんというか、
生き物の骨太さを感じる。
今回は中学生が主人公だが、
大人が主人公のものの方が
もっと好き。
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NHK FM 青春アドベンチャー「予言村の転校生(全10回)」の原作
http://www.nhk.or.jp/audio/html_se/se2014022.html
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そこそこ面白かった、という印象。
キャラクターがあまりしっくりこなかったことに加えて、短い期間の話であるのに、連続している感じが薄かった、断片的という感じだった。
舞台設定などは良い設定だなと。
150208
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なんとなく物足りない気がしたのは、言葉回し?っていうか文章??が普段の堀川先生ぽくなかったからかな~~幻想シリーズ寄りの雰囲気です。でもホラー?ミステリ?要素も弱め。最後の最後にいつものどんでん返しあるけど、パンチ少なかったかな~~
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父が故郷で祖父を引き継ぎ村長になるという。
そしてそれは村に伝わる『予言歴』で決まっていることだという。
ひょんなことから娘の奈央も村に転校することになり、村での奇怪な事件に遭遇する。
村に隠された秘密とは?
2016.3.19
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http://takotakora.at.webry.info/201602/article_2.html
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この方の作品、あらすじには興味惹かれることが多くて、読んではみるんですけど、合わないなってことがたまにあるんですよね。これも残念ながら合わないほうだったかな。「予言暦」が、もっと不思議さに絡んでくるかと思ってたけど、それほどでもなかったし・・・。堀川さんらしいノリの話ですけど、今回はそのノリにもついていけなかった感じです。
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父・育雄が故郷の村長に当選し、中学二年生の奈央はこよみ村に移り住む。村には秘密の書「予言暦」があるという。元アイドルの溝江アンナとその息子・麒麟、“村八分”松浦、父の政敵・十文字など個性的な村民と共に奈央は様々な不思議な体験をする。村の四季を背景に、ほんのり怖いけれど癒される青春ファンタジー。