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折れない心を作るために、自分らしく生きるための「心の6原則」を紹介。さらに自分に対して、友人に対して、家族に対してのモヤモヤの原因と、その対処法を説く。
全体的に大きな字で見やすく、大事な部分は太字で書いてあるので整理されていて読みやすい。印象的だったものを一部抜粋。
“自分に自信を持てなくなった時は「今はこれでいい」と思うこと”。(p54)
落ち込んでいる時はどうしても自分の嫌だと思う部分に目がいきがち。でも現状満足していることもある。まずその良いと思える部分を認めてあげて、ゆっくり立て直すのもいいという解釈をした。
視野を長期的に、広く持つということを思い出させてもらった。
題名の通り、対象は中・高校生。大人が読むと単純に感じる部分も多いかと思うけれど、頭でっかちになっている大人も大小悩みを抱えているもの。ここで書かれているシンプルな言葉がストンと心に響く場合もあると思う。
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横の比較(他人)より縦の比較(自分の成長)というくだりが良かった。
怒っている人は困っている人。
他人には他人のペースがある。
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それぞれのネガティブな気持ちには理由がある。
この考え方はかなり役に立つものだと思う。
嫉妬は、自分が相手のことを大切に思っていて、自分と相手の距離を大切にしていたいということを自分に知らせてくれている。(これは本文中じゃなくて、自分が考えたことですが)
とか、
あと、自分がネガティブな気持ちを抱えていることは、じぶんに何かを教えてくれているってことで、だから、自分は、それによって、危機を感じたり、何かを恐れたり、どこかを傷つけられたり、自分の欲求が疼いたり、そういういろんなことが実際に起きているかもしれないんだと。
だから、その原因というか、どうしてそうなるのかなってところを、じっくりと観察してみて、じゃあ、その危機がある、何かをしないといけないと、伝えてきている気持ちに対して、どう対処してあげるか、
留学に行きたくて、だけど行けなくて、行っている人に嫉妬する場合には、でも実際自分は留学にその時点では行かなくて、その代わりに他のことをしたり、どうしても行けないような事情があったのだ、だから、それは、その時に自分の欲求を満たしてあげれなくてしかるべきだったんだ、とか、そういうふうに、見方を変えてみたり、まぁ、実際に恋人に嫉妬を感じるなら、自分は他の人に取られるのを恐れているんだなって、そういうふうに観て、じゃあ、どうするか。ただそれで騒ぐだけでは逆効果だし、ただそのまま押さえ込んでいても結局ツライだろう。だから、その恐れに対して、自分は実際に何かをする必要があるのか?パートナーに、自分の本音を打ち明けた後で、どんなふうに考えているのかを率直に聞いてみてもいいかもしれないし、ただ、パートナーは大丈夫っぽくて、自分はすっごく好き(その人をキープしたい)なんだな、と思えば、そこで、その恐れによって嫉妬の気持ちを感じるのを止めてもいいと、そういうふうにもできるわけだなと。
もう一つ、怒ったり問題を起こしている人は、困っている人。だから、その人が怒ったり、問題を起こしている場合には、何を困っているのかな?実際には?と、考えてみて、それを話すのが大切って話。
逆に自分が実際に困っている人になったら、それに対して間接的に行動を起こさないで、率直に、「実はこんなことを困っているんだよ。もしかしたら、他の女の子のこと好きになるんじゃないかって、心配で困っているんだよ!」って、そういうふうに、困っていることを伝えることができると、相手も、「あぁ、なんかよく分かんないけど、腹立ててたみたいだったけど、そうだったのね」って、気がついたり、「別にそんなもん、しょーがねーじゃん、バイト上のつながりだしー」とか思ってたのが、「そんな風に心配してたんだ。コイツ可愛いな」ってなったり、そういうふうに、率直に自分の気持ちを受け入れてもらいやすくなるというメリットがあるんだなって。
これを読んだ後に、Non violent Communicationを勉強したら、なるほどメカニズムがよくわかりました。おすすめです。英語が分かる方は、YoutuBeで英語字幕の講演会動画を観てみてください。
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若い頃には戻りたくない、と言っても信じてもらえないことが多い。何が嫌って、学校が嫌。家はもっと嫌。笑 許せるのは大学ぐらいで、後は自動車教習所も含めて全部嫌。優しい友人にも恵まれたし、素晴らしい先生との出会いもあったけれど、戻りたいかと聞かれたら、全く戻りたくない。自分が学生の頃にスマホやらSNSやらTwitterやらLINEがなくて本当に良かったと思う。スマホなんか持ってたら私多分勉強しないし、煽られるだけ煽られたような気がする。自分の中の水島広子ブームの一貫で読んだ本ですが、大人が読んでもためになりました。とても平易な表現で大切なことを分かり易く伝えられる人。
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漫画風のイラストなのでつい手に取ってしまった。
自分も他人も人の子。それぞれ事情がある。
感情的な部分を冷静にとらえることは(特に思春期なら)難しいけれど、ストレスへの対処法を知っておくことは有益。
自分は自分を大切にする。読む前も後もそう思っています。
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読始:2015/7/21
これは10代のうちに読みたかったなぁ〜。
「怒っている人は困っている人」
これは色んな場面に適用できるなぁ。
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10代のうちに読んでおきたかった1冊。友達や親との関係で感じる悩みやストレスへの対処法を具体的に教えてくれます。10代向けの本にありがちなウザイ精神論もなく、簡潔で分かりやすい文章。著者は「対人関係療法」の第一人者とのことで、内容に説得力があります。今読んどくと社会に出てから役に立つよ!
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小学校高学年から
絵はやや漫画的、わかりやすいが、ルビは少な目。
ソフトカバーしおりなし。
以下、目次より引用
第1章 自分らしく生きるための「心の原則」
第2章 自分についてのモヤモヤ
第3章 友だち関係のモヤモヤ
第4章 大人や社会とのモヤモヤ
第5章 いろいろな問題をかかえている人へ
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子供のように単純ではなく、大人のようには割り切れない思春期には、モヤモヤすることがたくさんあるのではないだろうか。嫌な感情とうまくいくつきあい、他人や自分に対するモヤモヤをなくし、自分らしく生きられるようになるためのヒントがたくさん。大人にも役立つ内容が、10代に向けて分かりやすく書かれている。中高生にはぜひ読んでほしい。
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私は今17歳なのですが、今の自分の悩みや不安について多く書かれていて為になりました。年の近い人にぜひ読んでもらいたい一冊です。
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10~20才のうちに、心が折れている人はいませんか?その心を折れないように、この本を紹介します。あなたがこの先、心が折れそうになった時、この本があなたの味方をしてくれます!
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娘に将来良いアドバイスや接し方ができるように勉強中。この内容は、自分の心のあり方としても勉強になった。
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記載していることのようになかなか思えないから心が折れそうになるんだよなぁ....と正直なところ思ってしまった。ただ、知らないのと知っているけどなかなかそう思えないのとでは大きく違うというのもなんとなくわかるので、どこか心の片隅に置いておけたらとは思った。
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10代の子を持つ親として、子が悩んだときに薦められる本はないかと思い、この本を読んでみました。読者が男女どちらであっても受け止めやすくかかれており、内容は実践的だと思いました。
さらには、10代に限らず誰が読んでもそれぞれに役立つものと思います。
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こういう本をあまり読んだことのない大人にもいいと思った。太字のところがあるので、そこだけ読んでもいいし。
「たとえ他人から見てそう見えないとしても、自分が置かれた状況の中でできることはやっていて、できないことにはなんらかの理由がある」