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ムルソーの明哲な生の在り方とそれ故に生じる矛盾を紐解いていく。
「太陽のせい」
動機や因果関係さえ相応の物が求められる社会において臆面無くそう言ってみせたムルソー。慢性的な不条理や矛盾の中にいるであろう自分に一石投じてくれました。
マジいい本。
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不条理といえば、の作品。論理性ばかり重んじられる社会、一方で非論理性も広がっていく現代(特に犯罪分野で)を予見しているみたい。
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不条理って「わけわからんもの」のことかと思ってた。
この本はそうじゃなかったから思わず辞書で不条理の定義を調べてしまった。
理解できるとか出来ないとかっていうより、合うか合わないかなんだろうな。
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謎。の一言につきます。主人公の最後の気持というか世界観というか、どうにも理解できなかった。それでもそういう考え方もあるのだろうかと思ってしまう。
世界観としてはとても面白いのではないかと思いました。
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不 条 理 。 この一言に尽きる。主人公は男。ポンポンと進むのにそう感じさせない展開。素直な主人公は、けして賢いとは言えないけれど、最後がいい。
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薄くてすぐ読み終えれそう♪と軽い気持ちで手にしてヒドイ目にあった。不条理哲学?なにそれ。読書嫌いになりそうな苦痛な一冊だった。
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矛盾している事は本当は当たり前で、一概に決め付けられないし単純化も出来ない。人間は弱くて脆いから、嘘で塗り固められた世界でないときっとうまく生きていけないけれど、もし世界中がムルソーの様に生きられたなら…?テーマが良いのです。さっ名作ざくざく読みましょうっ
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やっぱり書き出しが印象的な本ってのは記憶に残りやすいよね。異邦人はベスト3に食い込んでくるね。ママンって・・・
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とにかく「不条理」。私も含む既に自分は大人でいるつもりの実は未熟な子供達よ、生意気言いたきゃこれ読んでから言いなさい。あなた達が明と信じ込んでいる太陽の光は常に私達に優しい訳ではなく突如暴力として降り注いでくるという事を知るといい。ママンが死んだ。世界の優しい無関心。
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すごいおもしろかった!
本に吸い込まれそうなくらいにハマりました。
そのときその場所が脳裏にリアルに思い浮かぶくらい描写がすごい。
カミュ(主人公のムルソー?orムルソーのモデルの男?)が抱く哲学にも共感を抱きました。
人生は決して絶望ではないけど、人はいずれ、他人か天災か何かに処刑されるものだと思いました。
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あまりにも有名すぎるカミュの処女小説。
短い中に不条理という哲学が溢れるほどに凝縮されている傑作。
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母の死の翌日に海水浴に行き、女と関係を結び、映画を見て、友人の女の出入りに関係して人を殺して、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑。
不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作らしい・・・。
何事にも達観しているような主人公。母の葬式のとき涙を流さなかったから、裁判の判決は死刑になった。と、自分で分かっておきながら、上告できるのに、しない主人公。人は誰でもいつかは死ぬ。あまりにも生への執着が無い主人公。
死刑判決の主人公が唯一まともで他の裁判所とか神父が不条理の化身ってことなのか?主人公と裁判官もしくは神父の話はかみ合っていなかったし。まぁ、文学だからしょうがない。
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彼の中では一貫性のある行為だとしても
周りからは異質として捉えられてしまう
理由の無い行為を説明するとしたら
『太陽のせい』としか言えない‥
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殺人の動機は「太陽のせい」。普通の人の感覚とはだいぶかけ離れてる主人公のムルソーだが、自分を偽ることをせず、あくまでも自分を貫く生き方がかっこいいと言えば、かっこいい。共感は全くできないけど。殺人事件が毎日報じられる現在、動機がよく分からなかったり、一時的な衝動に駆られて殺人を犯す人が多いと思う。今の世の中はムルソーだらけだ。(2004/10月読了)
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無常感が流れるが、なんか現代的でもあり興味深い作品。主人公が変に冷静でポツポツと自分を巡る話を語る。その冷めた言葉が妙に気を惹く。